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第77回ヴェネチア国際映画祭_銀獅子賞(監督賞)受賞!『スパイの妻』 ※監督・キャストよりコメント到着

第77回ヴェネチア国際映画祭 銀獅子賞(監督賞)受賞!
第68回サン・セバスチャン国際映画祭 パールズ部門正式出品

名匠 黒沢清 × 主演 蒼井優

タイトル

速報!!第77回ヴェネチア国際映画祭
「銀獅子賞」(監督賞)受賞!!
キャスト・監督から喜びのコメントが到着

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10月16日(金)より新宿ピカデリー他にて全国公開する、蒼井優の主演最新作であり、黒沢清監督が、メガホンをとった映画『スパイの妻』が、9月12日(現地時間)よりイタリアで開催されている第77回ヴェネチア国際映画祭で、銀獅子賞(監督賞)を受賞!
出演の蒼井優、高橋一生、黒沢清監督から喜びのコメントが到着した。

ヴェネチア国際映画祭は、カンヌ・ベルリンと並ぶ世界三大映画祭のひとつであり、世界最古と呼ばれる歴史深い映画祭。そのメインであるコンペティション部門に、唯一の日本映画として選出された本作。9/9(水)22:00(現地時間)のワールドプレミアは早々に完売となり、世界の黒沢ファンが駆けつけ、監督・キャスト不在にもかかわらず、上映後はあたたかな拍手の音が響いたという。上映後の評価も上々で、「近年の黒沢作品の最高傑作!」(Indiewire)、「純粋に楽しむことができ、国際的にも受け入れられるエンタテインメント」(Variety)、「黒沢監督はこの作品で、新たな野心的出発を遂げる」(Screendaily)といったメディアの言葉が並んだ。

18年のジャック・オーディアール(『ゴールデン・リバー』)、19年のロイ・アンダーソン(『ホモ・サピエンスの涙』)に続いて、ヴェネチア国際映画祭の最優秀監督賞にあたる銀獅子賞の受賞は、日本映画としては2003年の北野武監督『座頭市』以来、17年ぶりの快挙。
溝口健二監督が『雨月物語』(53)『山椒大夫』(54)で2度、黒澤明監督が『七人の侍』(54)、熊井啓監督が『千利休 本覺坊遺文』で受賞、と日本では5人目の受賞者となった。
審査員のひとりクリスティアン・ペッツォルト監督(『未来を乗り換えた男』)は「大好きな作品です。オペラ的なリズムと画作りで政治ドラマを描く。このような作品には久しく出会っていませんでした。30~40年代の伝統的な世界を現代のスタイルで表現しています」と本作を絶賛した。

黒沢清監督 コメント
スタッフと俳優の力が最高のかたちで組み合わさった結果だと思っています。映画の可能性は無限なのだと、この歳になって実感しました。

蒼井優 コメント
黒沢監督、銀獅子賞受賞おめでとうございます。
ケイト・ブランシェットさんから監督のお名前が呼ばれた瞬間、現場の片隅で、モニターを静かに並んで見つめられていた、監督と奥様の後ろ姿を思い出しました。
たくさんの映画仲間から連絡が入り、みんなとても興奮し、感動し、喜んでいます。黒沢監督、本当におめでとうございます。これからも監督の映画を楽しみにしています。

高橋一生 コメント
ヴェネツィア国際映画祭監督賞受賞、心からお祝い申し上げます。
この作品が世界で評価されることを嬉しく思います。
黒沢監督のもと、あの空間、あのスタッフ、
キャストと共に作品を作り上げていく時間は、最高の体験でした。
これからも素晴らしい作品を楽しみにしております。
おめでとうございます。

先日9月9日13:00(現地時間)には蒼井優、高橋一生、黒沢清監督が揃ってオンラインで記者会見に登壇。記者からの質問に、熱を込めて本作への想いを語っていた。

スパイの妻_本ビジュアル

<ストーリー>
1940年。満州で偶然、恐ろしい国家機密を知ってしまった優作は、正義のため、事の顛末を世に知らしめようとする。聡子は反逆者と疑われる夫を信じ、スパイの妻と罵られようとも、その身が破滅することも厭わず、ただ愛する夫とともに生きることを心に誓う。太平洋戦争開戦間近の日本で、夫婦の運命は時代の荒波に飲まれていく……。

蒼井優
高橋一生
坂東龍汰 恒松祐里 みのすけ 玄理
東出昌大 笹野高史
監督:黒沢清
脚本:濱口竜介 野原位 黒沢清 音楽:長岡亮介
制作著作:NHK, NHKエンタープライズ, Incline, C&Iエンタテインメント
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
配給:ビターズ・エンド
配給協力:『スパイの妻』プロモーションパートナーズ
2020/日本/115分/1:1.85
HP:https://wos.bitters.co.jp/

10月16日(金) 新宿ピカデリー他全国ロードショー!

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