映画『アリー/ スター誕生』のジャパンプレミアが、12月11日、東京・六本木ヒルズアリーナにて行われ、監督と主演を務めたブラッドリー・クーパーが来日し、本作のスぺシャルサポーターを務めるローラとともに登壇した。
本作は、歌手になることを夢を見ていたアリーと、彼女の才能を見出しスターダムに押し上げていく世界的シンガー・ジャクソンとの出会いと恋を描く。アリー役をレディー・ガガ、ジャクソン役をブラッドリーが演じた。
約5年ぶりに来日したブラッドリーは「日本にまた来ることができてとても嬉しい。レディー・ガガのファンも日本が一番素晴らしいと聞いているよ。残念ながら彼女は今回来れなかってけれど、きっと近いうちに会えると思うよ」と満面の笑みを浮かべ来日を喜んだ。
続けて、「この作品で皆さんが夢を見ることや夢を追うこと、夢を叶えるきっかけになればと嬉しい」と伝える。そして、ドレス一枚で寒空に震えるローラに気づくと、自身のコートを脱ぎ彼女の肩にそっとかけた。ローラは「優しい!」「ジェントルマン!」と大感激。
今回、夢を叶えるためにロサンゼルスを拠点に挑戦している姿が、アリーと重なるということで、本作のスペシャルサポーターを務めることとなったローラ。先に映画を鑑賞し、「たくさんの女性が共感すると思うの。私も“ローラ泣き”したの」と、観た人が皆“ガガ泣き”するという話に合わせて感想を述べる。「ティッシュを忘れちゃったから、トイレットペーパーを持ってきたの(笑)。バッチリメイクをしていたから泣きたくなかったんだけど、ボロボロ泣いちゃった!」と感動した様子。劇中でブラッドリーが歌やギターを披露していることにも触れ、「ものすごく上手だった。うん、来年は歌手になるんじゃないかなって思った」と、称えていた。
ブラッドリーは、その言葉に照れながらも「ガガがいつでも僕をジャクソンとして見てくれて居心地良い空間を作ってくれていたんだ。彼女が勇気をくれたからこそ僕も歌えたんだ」と感謝する。「様々な事を達成している彼女が、ステージで歌ったことがないような演技をしなければならないんだけど、彼女がステージに上がることが怖い・・・毎回そう見えたんだ。素晴らしい演技だった。全ての力を出して、自分のもろさもオープンにしてくれたからこそ、リアルに感じてもらえると思う」と称賛した。
また、来日が叶わなかったガガからサプライズメッセージ映像が流れると、会場のファンは大喜び。「この映画は私にとって本当に特別。素晴らしい監督、俳優でミュージシャンでもあるブラッドリーに出会え、アリーを見た人から愛を感じます」と話し、さらに「そんな作品だからこそ、日本のファンの方と過ごしたい。抽選でラスベガス公演のリハーサルにご招待します!」とのスペシャルなプレゼントが発表されると、会場から大歓声が沸き起こり熱狂の渦に。
最後は、ローラからブラッドリーへ縁起物の熊手をプレゼント。大きな熊手に興味深々のブラッドリー熊手に手をかけ見入っていた。
なお、ジャパンプレミアのオープニングにはレッドカーペットセレモニーが行われ、岡本至恩、叶恭子、叶美香、けみお、すみれ、関根麻里、デーブ・スペクター、京子スペクター、パンツェッタ・ジローラモ、水沢アリーらも参加し、華を添えた。
【ストーリー】
父とふたりで暮らすアリーのたった一つの夢――それは歌手になること。昼はウェイトレスとして働き、夜は小さなバーで歌う日々。自分に自信がなく、夢を諦めかけていた彼女は、ある日1人の男性と出会う。それは、世界的シンガーのジャクソンだった。「アリー、あの歌を聴かせてくれ。」――歌にほれ込んだジャクソンに導かれるように、瞬く間にスターダムを駆け上っていくアリー。2 人は激しく恋に落ちるが、脚光を浴び続けるアリーとは反対に、既に全盛期を過ぎたジャクソンは歌う力を失っていってしまい…。ラストステージ――ジャクソンの愛が、アリーの覚悟が、そして2人のうたが、見るものすべての心を震わす圧巻の感動エンターテインメント。
監督&製作:ブラッドリー・クーパー
出演:レディー・ガガ、ブラッドリー・クーパー
全米公開:2018 年10 月5 日
配給:ワーナー・ブラザース映画
オフィシャルサイト:http://starisborn.jp #スター誕生 #ガガ泣き
© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
12月21日(金) 全国ロードショー