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井上真央、菅田将暉にスターオーラ感じる!「菅田くんの後ろに虹が!」 三宅健の幸せは「一京」!? 映画『サンセット・サンライズ』完成披露試写会

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映画『サンセット・サンライズ』の完成披露試写会が12月9日、東京・丸の内ピカデリーにて行われ、主演の菅田将暉をはじめ、共演の井上真央、三宅健、山本浩司、好井まさおと、岸善幸監督が舞台挨拶に登壇した。

楡周平の同名小説を原作に、映画『正欲』の岸善幸監督と脚本の宮藤官九郎がタッグを組んだ本作は、都会から移住した釣り好きサラリーマン西尾晋作と、宮城県・南三陸で生きる住民との交流や人々のカ強さや温かさを描く移住エンターテイメント。その背景にあるコロナ禍の日本、過疎化に悩む地方、震災などの社会問題と向き合うヒューマン・コメディとなっている。
主人公・西尾晋作を『あ>、荒野』以来7年ぶりに岸監督とタッグを組んだ管田将暉が演じ、晋作の大家・関野百香を井上真央、百香の父・関野章男を中村雅俊、百香の幸せを祈る町の人々に竹原ピストル、三宅健ほか豪華キャストが顔を揃えた。

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菅田は、先日“さかなクン”に会ったことを明かし、「この前、釣りの映画をやったんですよと宣伝したら、『何か釣りましたか?』と聞かれたので「オウゴンムラソイを釣りました」と答えたんです。そうしたら一瞬間が空いて『ギョギョッ!菅田さんそれは凄いです!』って説明が始まっちゃって(笑)」とさかなクンが興奮した姿を伝え、「釣り好きな人も十分楽しめる映画になっています」と胸を張った。

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井上が「モテモテな役を演じました(笑)」とはにかみながら、「当たり前のように釣った魚を捌くんです。岸監督は長回しで撮るので、捌きならセリフを合わせるのが本当に大変でした」と苦労を語ると、菅田も「凄く練習したので(魚を捌く姿を)ぜひ観てほしいですね」とおススメ。井上は「芸能界一、“なめろう”を作るのが早い女優です」とニッコリ。周りも「なめろう女優だ!」と言って笑っていた。

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水産加工場に勤務する高森武(タケ)を演じる三宅は「僕は、気が短くて晋作につっかかるような役ですね」と普段の自身とは違う性格のキャラクターに挑戦。撮影時に市役所の椅子を蹴って壊してしまったエピソードを明かすと、監督はそのアクシデントに「いただき!って感じでしたね」とニヤリ。実際に映像でも使われているとのことだ。

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劇中では「モモちゃんの幸せを祈る会」が発足されている。三宅も「暑苦しいくらいの友情ができた」とコメントしていたが、宇田濱役場の総務企画課に勤める平畑耕作を演じた好井は「お風呂もみんな一緒だったんです。そのときに三宅さんが何も隠さないんですよ! それで暑苦しいくらいの友情が生まれましたね」とロケ先での裏話を吐露。現場でもいい関係が気づけていたようだった。

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また、撮影時の一番大変だったことや印象に残っていることを尋ねられると、「菅田くんが全員に(映画の)Tシャツを作ってくれたんです。それが凄くカッコ良くて。僕がMを着てもちょっと大きいくらいだったんですが、どんどんなくなっていって。最後のころに小日向さんが来てXLしか残ってなくて。小日向さんが来たら少女がワンピースを着ているみたいだった(笑)」と回顧し、会場を沸かせた。

自身のツアー時にもTシャツを着ていったという三宅。このTシャツは共演の竹原もお気に入りだったそうで、「僕のコンサートの時も着ていましたよ」と。「みんなお気に入りです!」と笑顔を見せ、菅田を喜ばせていた。

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山城石油・社長の山城進一郎を演じる山本浩司は「好井くんと久しぶりにアドリブでコントをやったんです。凄く楽しかった」としながらも、見事にカットされてしまったそうで、監督は「初コメディだったので色々注文してしまった」と陳謝。菅田も「たのしさおうだったよね。でもいらなかったよね(笑)」と笑い飛ばす。

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井上は芋煮会のシーンに触れ、「あの時は、菅田さん以外がオールアップの時だったんです。あとワンカットというところで雨が降ってきてしまって。しばらく待っていたんですが、菅田さんが『もうすぐ止むんじゃないかな』って言ったら5分くらいしたら雨が止んで、菅田さんの後ろに虹が出ていたんです!」と興奮気味に語り、「頭の中に(菅田が歌う)『虹』が流れました」と続け、会場から大きな拍手が沸き起こった。

さらに、誰かの意見や視線を気にせず、『自分なりの幸せ』を、見つけ前に進んでいく主人公・晋作にちなみ、『自分なりの幸せ』と思うことをフリップに書いて回答することに。

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菅田は「無の時間』、井上は「青虫の成長を見守ること」、山本は「チップチューンを聴きながらドット絵を描いている時」、好井は「家族から雑に扱われるとき」、監督は「ラーメンの検索と実食」と思い思いに回答する中、三宅は「一京」と答えた。「これは数字の単位で、一千兆の10倍です。これだけのお金があったら」と言い、みんなを驚かせる。ただ、その心は「これだけあったらみんなに分け与えてみんなで幸せになれるなと」と。その理由に皆が感銘。三宅は「一京あれば!」と何度も言い、会場の笑いを誘っていた。

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映画『サンセット・サンライズ』
【ストーリー】
新型コロナウイルスのパンデミックで世界中がロックダウンに追い込まれた2020年。リモートワークを機に東京の大企業に勤める釣り好きの晋作(菅田将暉)は、4LDK・家賃6万円の神物件に一目惚れ。何より海が近くて大好きな釣りが楽しめる三陸の町で気楽な“お試し移住”をスタート。仕事の合間には海へ通って釣り三昧の日々を過ごすが、東京から来た〈よそ者〉の晋作に、町の人たちは気が気でない。一癖も二癖もある地元民の距離感ゼロの交流にとまどいながらも、持ち前のポジティブな性格と行動力でいつしか溶け込んでいく晋作だったが、その先にはまさかの人生が待っていた—!?

出演:
菅田将暉
井上真央
竹原ピストル 山本浩司 好井まさお 藤間爽子 茅島みずき
白川和子 ビートきよし 半海一晃 宮崎吐夢 少路勇介 松尾貴史
三宅健 池脇千鶴 小日向文世 / 中村雅俊
脚本:宮藤官九郎  監督:岸善幸『あゝ、荒野』
原作:楡周平『サンセット・サンライズ』(講談社文庫)
音楽:網守将平 歌唱:青葉市子
製作幹事:murmur 制作プロダクション:テレビマンユニオン
配給:ワーナー・ブラザース映画
Ⓒ楡周平/講談社 Ⓒ2024「サンセット・サンライズ」製作委員会
[公式HP]sunsetsunrise-movie.jp
[公式X /公式Instagram] @sunsunmovie2025
[公式ハッシュタグ] #映画サンセットサンライズ

2025年1月17日(金)全国公開