映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』の完成披露試写会が、4月7日、東京・新宿バルト9にて行われ、主人公・らいおんくんを演じた松田元太（Travis Japan）をはじめ、水上恒司（ぞうくん役）、髙石あかり（ぺがさすちゃん役）、藤森慎吾（さるくん）、蒼井翔太（かばちゃん役）、小澤亜季（うさぎちゃん役）、水瀬いのり（ねこちゃん役）、東山奈央（きりんちゃん役）、大野りりあな（ペロ役）の豪華声優キャスト陣と、竹清仁監督、脚本の池田テツヒロが登壇。そして、たべっ子どうぶつたち10人も集合し、映画の完成を祝った。
1978年に発売し47年経つ今でも、日本はもとより世界20カ国以上で販売され、愛され続ける国民的おかし「たべっ子どうぶつ」が、ついに「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」として映画化。本作は、おかしと人間が仲よく暮らすスイーツランドを舞台に、モフモフカワイイだけで戦闘力ゼロの“たべっ子どうぶつ”たちが、大切な仲間を救うべく、1000%不可能なミッションに挑む姿を描き出す。
観客を前に、松田は「大丈夫です！楽しんでいただけたら嬉しいです。“たべっ子どうぶつ”のまさかの映画化です。全人類にたのしんでいただきたい！」と力強く声をかけた。
監督は「3年かかって、ようやく出来て皆さんに観ていただけて凄く嬉しいです。皆さんがいろんなアイディアを盛り込んでくれて、最初に想像していた以上の楽しい映画になりました」と満足気。
完成作品を観た松田は「素直に面白かったし、もう笑っちゃうし、どうぶつたちがめっちゃ可愛い！ この人の声聞いたことある、あの人も！って、キャストが豪華、豪華、豪華！ 感動もあるし、全部の良さがぎゅぎゅぎゅーっと詰まっていて、どうぶつたちのモフモフとともに癒される作品だなと。あらためて大好きです！」と興奮を隠せない。
おすすめシーンを尋ねられると、ネタバレに注意しながらも「結末は、まさかんおまさかですし、それぞれのキャラクターの可愛らしさや優しさ、強さとかいろんなもものが詰まっていて･･･あ～、もう言っちゃいそう！」と身を悶えさせ、藤森から「やめましょう！もう言いそうなので(笑)」と発言を止められる一幕も。
藤森は「やっぱり結末を言いたくなっちゃうんですよね」と苦笑いしつつ、「キャラクターたちの可愛らしさは間違いなく楽しんでいただける部分ですが、ただ可愛いだけじゃなくて、ストーリーがもの凄くちゃんとしていて、壮大な映画を観終わったあとの満足感に浸れるくらいです。100％不可能なミッションをみんなで協力して達成する。本当に『ミッション・イン・ポッシブル』1本を観終わったぐらいの満足感ある、そんな素晴らしい映画でした」と太鼓判を押した。
水上は「僕が収録した最初のシーンは、立木（文彦）さんと間宮（くるみ）さんのお2人だけの声が先に入っていたんですが、立木さん演じるワニくんの口の動きと立木さんの芝居が合っていないんです。声優素人の人間から言わせると、“これがプロなんだな！”と思いました。これでもOKを出してもらえる。認めさせる説得力があるって凄いなと」と熱弁。すると、現代っ子そのもののうさぎちゃんを演じた小澤が「あの鼻歌のシーンは、私も一気に引き込まれました。大好きです。いい刺激を大先輩を受けました」と、レジェントを称えた。
髙石は「映像美が凄い。モフモフ感にこだわって作られていらっしゃるなと。あと、私は劇中で歌を歌っているので、音楽も注目していただけたら嬉しいです」とアピールも。
脚本を手掛けた池田は「皆さんがこんなにワクワクしてくださって、予想以上の反応で嬉しいですね」とニッコリ。「（今は）本当に言えないことだらけですが、アニメなのにカメオ出演が凄いです。あんな人があんなのを･･･というところもあるので楽しんでください」とさらに期待を持たせる。
蒼井は、好きなキャラクターについて「ぞうくんの包容力のあるお声を聞いて、安心感というか、かばちゃんはレディ側の包容力を出そうという気持ちになったので、ぞうくんｂにも助けられましたし、ぺがさすちゃんの歌も素晴らしい。そして、何よりらいおんくんのプリンプリンと動くお腹だったり、松田さんが演じているお声がらいおんくんにピッタリで本当に好き」とべた褒め。「あと、キービジュアルで、らいおんくんの頭になにかちょっと付いているんですが、そこにも注目してほしいです」と、細かな注目ポイントも明かし、自身が演じたかばちゃんは「とてもムードメーカーで、仲間のためをしっかり心配できる、とてもいい子なので活躍に期待していただけたら」とおすすめしていた。
水瀬は「藤森さんのさるくんが、藤森さん過ぎる！ オリジナルこそ宝」と絶賛し、藤森を照れさせ、東山は「謎につつまれた、ペロちゃん」と言い、「ペロちゃんの登場で、可愛さのギアが１つあがります」と吐露。
そんなペロちゃんについて、大野は「ペロは凄く可愛くて、元気モリモリでちょっとイタズラっ子なところもあるけど、前向きでたべっ子どうぶつのみんなと一緒にペロ自身も成長していくので、そんな姿を温かく見守ってもらえるといいなと思いまし」と、しっかりとしたトークに、大人キャストたちは脱帽。松田は「（トークの仕方を）あとで教えて！」と大野に声をかけ、「勉強になります･･･」とタジタジ。
また、作品にちなみ、「何（だけで）世界を救う？」と問われると、松田は「素敵なアイドルがたくさんいますが、Travis Japanだけで世界を救いたい」と答え、藤森は「5ヶ月の娘に向けて、パパが世界を救う」と。髙石は「ご飯」と言い、水上は「揚げ物にとんかつソース」、水瀬は「おまんじゅう」と食べ物が続き、蒼井は「コーギーのおしり」と回答する中、大野は「ダンスだけで世界を救う」と。「ダンスにはいろんなジャンルがあって、みんな自由にどんなひとでも楽しめるもの。どんなに辛いことがあっても、ダンスをすれば（辛いことを）忘れられて、みんな笑顔でいられるんじゃないかなと思うので」と説明すると、またもや登壇者たちを驚かせていた。
幼いころから食べていた“たべっ子どうぶつ”と実際のキャラを比べてみて、松田は「ずっと静止画系のものだったと思っていたのが、それがマジか！と思った。動いて声が入っているどうぶつたちに命が宿った姿を見て、より好きになりました。絶対に嫌いな人はいないと思うし、“たべっ子どうぶつ”のファンになるんだろうと思いました」と感想を述べていた。
最後に松田が「スタッフさんも含め、たくさんの方の思い、愛を詰め込んだ作品になっています。たくさんの声優さんの素敵な声と素敵な映像と何もかもが詰まっています。キッズも大人も優しい心になれると思います。皆さんに楽しんでいただいて、これからの日々の活力になったらいいなと思っています」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。
◆ABOUT THE MOVIE
武器なし、策なし、意気地なし！どうする？どうなる!? 仲間を助けて世界を救え！
おかしと人間が仲よく暮らすスイーツランドでは、歌って踊るスーパーアイドル「たべっ子どうぶつ」が大人気。しかし、この世の全てのおかしを排除し世界征服を狙う最凶の“わたあめ軍団”によって、ぺがさすちゃんが捕らわれてしまった！大切な仲間のため、モフモフカワイイだけで戦闘力ゼロのたべっ子どうぶつたちは、1000%不可能な“ぺがさすちゃん救出ミッション”に立ち上がる。絶体絶命の彼らが見つけた、大逆転の秘策とはーー！？
【声の出演】
らいおんくん：松田元太 ぞうくん：水上恒司 ぺがさすちゃん：髙石あかり ※“高”は、はしごだかが正式表記
さるくん：藤森慎吾 かばちゃん：蒼井翔太 うさぎちゃん：小澤亜李 ねこちゃん：水瀬いのり きりんちゃん：東山奈央
わにくん：立木文彦 ひよこちゃん：間宮くるみ ペロ：大野りりあな ゴッチャン：関智一 マッカロン教授：大塚明夫 キングゴットン：大塚芳忠
主題歌「Would You Like One?」Travis Japan (Capitol Records / ユニバーサルミュージック)
原作：ギンビス
監督：竹清仁 脚本：池田テツヒロ 企画・プロデュース：須藤孝太郎
クリエイティブプロデューサー：小荒井梨湖 音楽：羽柴吟
音楽制作：TBSテレビ 音響制作：グロービジョン 音響監督：横田知加子
アニメーションプロデューサー：宇井正人 CGスーパーバイザー：堺井洋介
アートディレクター：亀井清明 ラインプロデューサー：髙橋弘樹
宣伝プロデュース：KICCORIT
アニメーション制作：MARZA ANIMATION PLANET INC.
製作幹事：TBSテレビ
配給：クロックワークス TBSテレビ
©ギンビス ©劇場版 「たべっ子どうぶつ」製作委員会
作品タイトル：『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』
［公式HP］https://tabekko-movie.com
［公式X］@tabekko_movie（https://x.com/tabekko_movie）
［公式Instagram］@tabekko_movie（https://www.instagram.com/tabekko_movie）
［公式TikTok］@tabekko_movie（https://www.tiktok.com/@tabekko_movie）
［公式ハッシュタグ］#映画たべっ子どうぶつ
5月1日(木)全国公開
