映画『TANG タング』のジャパンプレミアが、7月14日、東京国際フォーラムにて行われ、主演の二宮和也をはじめ、共演の満島ひかり、市川実日子、小手伸也、奈緒、京本大我(SixTONES)、山内健司・濱家隆一(かまいたち)、景井ひな、武田鉄矢の豪華キャスト陣と、三木孝浩監督登壇した。
本作は、イギリスの小説で日本国内でもシリーズ累計発行部数38万部を超えるベストセラーの「ロボット・イン・ザ・ガーデン」を原作に三木孝監督の手で実写映画化。ゲーム三昧で妻に捨てられたダメ男・春日井健と記憶をなくした迷子のロボット・タングが大冒険を繰り広げ、その旅路での出会いを通して、健とタングが成長し、絆を育んでいく様子を描く、感動の冒険ファンタジー。2年ぶりの主演映画となる二宮が健を演じ、健の妻で弁護士の絵美を満島ひかり、健とタングの行動を監視しているミステリアスな男・加藤飛鳥に小手伸也、中国在住のロボット歴史学者・大槻凛を奈緒、ロボットやAIに詳しい会社員・林原信二をSixTONESの京本大我、健の姉・桜子に市川実日子、ロボット工学の第一人者・馬場昌彦博士を武田鉄矢が務めるほか、山内健司・濱家隆一(かまいたち)、景井ひなら豪華キャストが顔を揃えた。
会場では予告上映後、タングの声に導かれ、キャストたちが登場!
二宮は「みんなで集まって1つの作品を一緒に観ていただくことに幸せを感じます。僕自身もこんなにたくさんの人の前に立つのは本当に久しぶりなので、なんかなつかしさすら感じております」と会場を見渡し感慨深げ。
「とにかく、タングが可愛い!」と声を揃える登壇者たち。撮影から1年半ほど経つとのことだが、タングとの共演に二宮は「僕も結構動きが規制されることが多かったのですが、予想以上に動いてくれて生き生きした表情が取れたと思いました。楽しかったです」と満足気。
満島は二宮との共演に「ずっとお喋りしていて、楽しかったです」と笑顔で撮影を振り返り、「これまでは何かを背負うような、心が苦しくなるような作品が多かったんですが、こういうファンタジー(な作品)で出会うとは思ってなくて」と話し、「私も昔、歌って踊るようなことをしていたんですが、(二宮と満島の)二人が画面に映ると意外とアイドル力がありました!二人の夫婦がめちゃくちゃ可愛いです」とニッコリ。
その言葉に二宮も「ホントだよね。アイドル感のある夫婦でしたね」と同調し「まさかこのジャンルで共演するとは思わなかったのでビックリしています。僕らから言わせると、これは歌ってない“ミュージカル”です!」と自信満々。
その二人を「可愛い二人だなと思ってましたよ」と市川。奈緒は「きっと未来で使うであろう器具を使うシーンが楽しかった」と振り返りつつ、「中国語とアクションもあったけれど、中国語は思ったより大変じゃなくて、そのあとの日本語のセリフの方が大変でした(笑)」と明かした。
京本はSixTONESメンバーとの映画出演はあるものの、単独での本格映画出演は本作が初。「タングは愛くるしくて可愛くて、タングとのシーンは嬉しかったです」と笑みを浮かべ、超がつくほどのナルシスト役を演じるにあたり、「皆さんが凄くリアリティーなお芝居をされる中、僕はちょっと2次元チックで。毎日鏡を見たり、お風呂に入っているときも林原になり切ってポーズを考えていました」と真摯に役と向き合った様子。三木監督も京本を「ナルシストになっても、決して下品にならない。お家柄なんでしょうかね。品の良さが滲み出ている感じでした」と称えた。
京本を優しく見守る先輩の二宮。「そんなに知らないけど・・・(笑)。役作りしないんだ。素のままなんだと思った(笑)」とジョークを飛ばし、京本を慌てさせるも、二宮にいじられて「嬉しいです」と喜ぶ京本。「僕の所属するSixTONESのことを聞いてくださったり、いっぱい話しかけてくださいました」と二宮の優しさに感謝していた。
武田は「この映画は“二宮版ピノキオ”」と表し、「二宮さんの演技に感動しました。とてもナチュラルに演じられて、さすがです!」と感動しきり。
イベントでは、映画の内容にちなみ「人生の宝物って何ですか?」と質問にフリップに書いて答える企画も。二宮は「仕事」と答え、「この仕事です。他の仕事だったらたぶん長続きしなかっただろうし。この仕事だと、“この年にこの仕事をしました”というように自然にアーカイブになってくれる。若い頃から働いていたので、おじいちゃんやおばあちゃんや両親にも健康に過ごしている姿を見せることができた」と説明した。
満島は「トモダチ」、市川は「甥っ子」、武田は「明日があること」とし、京本は「青山先生のサイン色紙」と書いてコナンファンを大アピールしていた。
最後に二宮が「映画って、皆さんのより処になる時もあれば、疎ましくなる時もあると思います。僕はそれでもいいと思っていて、僕らの仕事は変わらずいいものを作り続けて、それを世の中に出していくこと。この映画が皆さんの生活に寄り添う形になってくれたら嬉しいです」とメッセージを送った。
「あい
映画『TANG タング』
【キャスト】二宮和也
満島ひかり/市川実日子
小手伸也 奈緒 京本大我(SixTONES)
山内健司・濱家隆一(かまいたち) 景井ひな/武田鉄矢
【スタッフ】原作『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(デボラ・インストール 作 松原葉子 訳 小学館文庫)
監督:三木孝浩
脚本:金子ありさ
音楽:服部隆之
製作:映画「TANG」製作委員会
制作プロダクション:ツインズジャパン
配給:ワーナー・ブラザース映画
【コピーライト】
Based on “A ROBOT IN THE GARDEN” by Deborah Install Copyright © 2015 by Deborah Install Licensed by Deborah Install c/o Andrew Nurnberg Associates, London through Tuttle-Mori Agency, Inc. ,Tokyo
©2022映画「 TANG 」製作委員会
【映画公式サイト】https://wwws.warnerbros.co.jp/tang-movie/
《原作について》
人間とロボットによるハートウォーミングな物語が絶賛されている小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」(デボラ・インストール作 松原葉子 訳 小学館文庫) 。2016年ベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれ、「とにかくタングがかわいい!」と世界中の読者を虜にし、日本国内ではシリーズ累計発行部数28万部を超える、海外の作家のデビュー作としては異例のベストセラーである。映画『TANG タング』は、「ロボット・イン・ザ・ガーデン」を日本版にアレンジを加えての実写化。また、昨年、2020年より劇団四季の16年ぶりの一般オリジナルミュージカルとして舞台化。雑誌「ミュージカル」が発表した「2020年ミュージカル・ベストテン」では作品部門第1位に選出され、高い評価を得ている。
8月11日(木・祝) 全国ロードショー!