前作『テッド』でテッドの日本語吹替えを担当し、そのハマり役っぷりが大きな話題を呼び『テッド2』でも続投が決定した有吉弘行(ありよし ひろいき)。見た目の可愛さに反して過激で毒のある言動を繰り返すテッドと、巧みな話術で不動の人気を誇る有吉のキャラクターがあまりにも似ていたため、スタッフの満場一致でテッド役に選ばれた有吉が、最新作で再びテッドの声を演じる事となり、8月4日、都内スタジオにて日本語吹替え公開アフレコイベントを実施した。
さらに、熱烈なテッドファンであり、先日テッド直々の指名により「テッドもふもふファンクラブ代表」に就任した小嶋陽菜(AKB48)が、有吉の続投を祝して駆けつけた。
『テッド2』日本語吹替え公開アフレコイベントレポート
出席者: 有吉弘行(日本語吹替え版:テッド役)、小嶋陽菜(テッドもふもふファンクラブ代表)
真夏にも関わらずモフモフで暑苦しい“コスプレテッド等身大ぬいぐるみたち”が見守る中、猛暑記録で有名な熊谷市をも超えるほど暑苦しい会場で行われた日本語吹替え公開アフレコイベント。
テッドの日本語吹替えを前作『テッド』から続投する事が決定した有吉弘行は、前作が予想外に大ヒットした事について「単館でくそみたいにつぶれてく映画かと思った。女の子たちが可愛い可愛いって言ってましたもんね。勝ち馬に乗った気分」と驚きを覗かせながら、今回改めてテッド役をオファーされたことについて「吹替えってみんな観てるの?俺は絶対字幕派なので。みんな字幕を観ると思うので気は楽ですよ。」と毒舌で返し、冒頭から会場を沸かせた。
今回、アフレコを再現するにあたって、よりテッドの気持ちに近づけるように、劇中同様赤いエプロンの着用を促されると微妙な顔を浮かべながらも、実際アフレコがはじまると真剣な表情でテッドになりきっていた有吉。今回のアフレコの感想を問われると「前よりは慣れたけど、やっぱりバラエティとは違いますね。監督がネチネチ言うので大変ストレスでした」と振り返り、苦労をにじませていた。
さらにこの日は、有吉さんの続投決定を直接祝いたい!として、テッド直々の指名でオフィシャルファンクラブの代表に就任した小嶋陽菜も登場!
テッド愛を全身で表現すべく、テッドの嫁であるタミ・リンをイメージしたワンピース&エプロン姿で会場に登場した小嶋は、愛情たっぷりの花束ならぬクマ束を有吉に手渡し、「続投おめでとうございます!」と、お祝いのメッセージ。クマ束を受け取った有吉は「異常に重い。気持ちが悪いけどありがとうございます。」と苦笑いで返していた。
「テッドが写真集を見て、ファンクラブの代表に選んでくれたんですよ!」と喜ぶ小嶋に対して、有吉は「ああ、あのエロいやつね。よく一緒に仕事してるので気は楽ですよ。」とコメントし、さらに、「いつもはもうちょっとむくんでるけど今日は綺麗ですね!」と褒め言葉(?)を贈る場面も。そんな有吉に対し、小嶋は「気合入れてきました!前作もちゃんと吹替えで観ましたよ!」とテッド愛をアピールしていました。
先ほど行われた有吉のアフレコについて、小嶋が「感動しました!本当にテッドがいるみたい!」と感想を述べると、有吉は「取って付けたような事言うな!」と突っ込みますが、小嶋は突っ込みは気にせず終始楽しげな様子。さらにAKB48内に他のテッドファンがいるかと問われると、「みんな楽屋でよくテッドの話をしてますし、バッグに入れて持ち歩いている子もいます!」と、グループ内でもテッドが愛されている事を明かした。
終始厳しい突っ込みとゆるいコメントのやりとりを繰り広げた有吉と小嶋だったが、最後には「『テッド2』は前作よりもテッドがとっても可愛い!コスプレ姿にもキュンとします」(小嶋)、「映画がヒットすればするほど僕の所にお金が入ってくる。楽しい映画になっているのでぜひご覧ください」(有吉)としっかり映画をPR。
史上稀に見る暑苦しい公開アフレコイベントを熱いコメントで締めくくった。
『テッド2』
監督:セス・マクファーレン
脚本:セス・マクファーレン、アレック・サルキン
出演者:マーク・ウォールバーグ、アマンダ・セイフライド 他
配給:東宝東和
コピーライト表記:(C)Universal Pictures
8月28日(金)より全国ロードショー