Open Close

三浦春馬演じた五代友厚を深堀り!! 映画『天外者』日本の未来を切り開いた“五代友厚”の物語

時代を超え、志は未来に生き続ける―

三浦春馬主演
『天外者』(てんがらもん)

2020年12月11日(金)劇場公開決定!

日本の未来を切り開いた“五代友厚”の物語を初の映画化

╲危機の時代だからこそ、夢見れる国を作りたい!╱
五代の「志」と「天外者(凄まじい才能の持ち主)」な部分を紹介!

五代友厚特集素材①

混沌と不安の時代に問う、壮大な歴史青春群像劇が誕生!
激動の幕末から明治初期、日本の未来のために駆け抜けた男がいたー五代友厚(ともあつ)
武士の魂と商人の才を持つこの男、薩摩藩士から明治政府役人を経て実業家となり、今日に続く商都大阪の基礎を作り上げた。
東の渋沢栄一、西の五代友厚とも評される功績を挙げながらも、長らく歴史に埋もれていた。近年、多くの人の研究により、その真価が再認識される。「実もいらぬ、名もいらぬ、ただ未来へ・・・」とひたすら大いなる目標に向かったその志と熱い思いが、時代を超えて今、解き放たれるー。

五代友厚という、人物の一生を描いた本作。近代日本経済の基礎を構築し、また現代日本の繁栄に非常に大きくかかわった人物であるにも関わらず、歴史の中でも大きく取り上げられてはいない。NHK連続テレビ小説「あさが来た」(2015~2016)では、ディーン・フジオカさんが五代友厚を好演し、“五代様”が一つの社会現象になったが、彼自身について詳しく知る人は少ないのではないだろうか。ここで、五代友厚という人物がどういう人だったのか、紐解いていく。

知られざる偉人「五代友厚」とは?
近代日本経済の基礎を構築し稀代の≪天外者(てんがらもん)=凄まじい才能の持ち主≫と呼ばれた五代友厚。土佐の坂本龍馬、岩崎弥太郎、長州の伊藤博文ら同年代の若者たちと学び、遊び、夢を語りあい、さらには高杉晋作、勝海舟、大久保利通、西郷隆盛、大隈重信、トーマス・グラバーといった日本を語る上で欠くことが出来ない偉人・傑物たちとも交わり、友として彼らを支えた。武士の身でありながらも上海に渡って蒸気船を購入し、海外貿易による商業立国を説き、イギリスへ留学生を送り出し、自らもヨーロッパを視察する。まさに五代は、「誰もが夢を見ることが出来る国」を作るべく、世界中の知見を手に入れ、また大久保利通らを支え殖産興業・富国強兵などに邁進させたのだ。明治政府が誕生すると政府役人となるが、大阪を「東洋のマンチェスター」に発展させるため実業家に転身。明治11年には大阪に商法会議所を作り、貨幣造幣局の設立、電信・鉄道・紡績・鉱山など多くの事業を精力的に手がけ、現在の大阪証券取引所・大阪商工会議所・大阪市立大学など膨大な数の組織や企業の設立に尽力した。
明治11年には大阪に商法会議所を作った際には、自ら会頭に就いた五代。同時に株式取引所も創設させ、大阪財界を復興させる。同年東京では、渋沢栄一が東京商工会議所を創設し、「西の五代、東の渋沢」と呼ばれるようになった。渋沢よりも4年早い明治2年には民間に転じていた五代は、時代の一歩先を見据えて新しい時代を作ろうとしていたのだろう。彼の「誰もが夢を持てる国作り」の志を垣間見ることが出来る。

五代友厚特集素材②

“今”にも生きる「志」、だからこそ“今”観るべき映画
つまり、現代日本の繁栄は、五代と渋沢によって実現したといっても過言ではない。今自然災害や新型コロナウイルスなどの危機に瀕している現代で、今こそ危機の時代に夢を見ることが出来る国を作ろうとした五代に、学ぶべきところはたくさんあるのではないだろう
か。彼の「志」は今の現代人の心の中にも生きているはずう。今の時代だからこそ、五代友厚の生きた時代と彼の人間像を描いた本作を観て、激動の時代を駆け抜けた薩摩の男を感じでほしい。まさに「天外者(凄まじい才能の持ち主)」を体感することが出来るだろう。またここで多くは語れないが、映画のラストシーン、三浦春馬さんの魂こもった演技には胸を打たれること間違いなし!

<作品紹介>
圧倒的な熱量で生き抜いた五代友厚を演じるのは主演・三浦春馬。大胆な発想と行動力、そして冷静且、緻密さと優しさを持つ、このミステリアスでさえある人物像をかつて見たことのない迫力と重厚な演技で体現した。取り囲む盟友の坂本龍馬を三浦翔平。豪傑なエネルギーで演じ、新しい龍馬像を切り開いた。龍馬と共に現れ後に三菱財閥を築く岩崎弥太郎を、愛嬌たっぷりの西川貴教。意表を突くキャスティングが、その斬新さと俳優陣の息のあった演技で魅せた。そして初代内閣総理大臣となる伊藤博文の若かりし頃を、フレッシュな森永悠希。更に五代友厚の両親として、生瀬勝久と筒井真理子が脇を固め、薩摩の上級武家の品位と葛藤を表す。
一方、五代友厚の繊細さや優しさを引き出したのが、遊女はる役の森川葵。自由な未来を夢見る。はかなくも強いその姿は、現代を生きる女性の象徴でもある。また五代友厚の志のよき理解者が、蓮佛美沙子演じる妻・豊子。取り巻く女性達もまた、時代の渦の中で五代友厚に重ねた己の人生を全うする。豪華キャストに日本の歴史を鮮やかに彩る偉人・傑物達を絶妙に配役、かつ“扇の要=五代友厚”に、三浦春馬を据えることで、“予測不能なドラマの連続で今も眩しく輝き続ける”五代友厚の熱過ぎる人生を、近代日本の夜明けと共に、瑞々しく壮大な青春群像劇として描き、満を持して世に贈り出す。

ポスタービジュアル

<ストーリー>
江戸末期、ペリー来航に震撼した日本の片隅で、新しい時代の到来を敏感に察知した若き二人の青年武士が全速力で駆け抜ける―。五代才助(後の友厚、三浦春馬)と坂本龍馬(三浦翔平)。二人はなぜか、大勢の侍に命を狙われている。日本の未来を遠くまで見据える二人の人生が、この瞬間、重なり始める。攘夷か、開国かー。五代は激しい内輪揉めには目もくれず、世界に目を向けていた。そんな折、遊女のはる(森川葵)と出会い「自由な夢を見たい」という想いに駆られ、誰もが夢見ることのできる国をつくるため坂本龍馬、岩崎弥太郎(西川貴教)、伊藤博文(森永悠希)らと志を共にするのであった―。

『天外者』
【出演】 三浦春馬  三浦翔平 西川貴教 森永悠希 森川葵 /蓮佛美沙子 生瀬勝久 ほか
【スタッフ】 監督:田中光敏 脚本:小松江里子
【コピーライト】Ⓒ2020 「五代友厚」製作委員会
【配給】ギグリーボックス
【上映時間】109分
●公式HP: https://tengaramon-movie.com/
●公式Twitter: https://twitter.com/tengaramon_1211
●公式Instagram: https://www.instagram.com/tengaramon_movie

2020年12月11日(金)より TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー!