映画『リトル・マーメイド』プレミア吹替声優お披露目イベントが、5月1日、東京・EX THEATER ROPPONGIにて行われ、豊原江理佳 (アリエル役) ほかプレミアム吹替版声優 6 名が登壇。
2023年に創立100周年を迎えるディズニー。1991年に公開(USは1989年に公開)され、後に『アラジン』『美女と野獣』の誕生へ続くきっかけとなった名作アニメーション『リトル・マーメイド』がついに実写映画化!まだ見ぬ人間の世界に憧れていた海の王女・アリエルが、掟を破って人間の世界に近づき、王子エリックと運命の出会いを果たす。人間の世界に飛び出したいという思いを抑えきれなくなったアリエルは、海の魔女アースラと恐ろしい取引を交わし、3 日間だけ人間の姿になれる代わりに、世界で最も美しい声をアースラに差し出すことになる・・・という物語。
自分を信じ、心の感じるままに新しい世界へ飛び出すアリエル役をミュージカルやドラマで活躍中の女優・豊原江理佳に決定したことが先日発表されたが、この日のイベントでは、冒頭で豊原が約30人編成のオーケストラによる生演奏にのせ、作品を象徴する楽曲「パート・オブ・ユア・ワールド」の生歌唱を披露。会場は一気に『リトル・マーメイド』の世界観にいざなわれた。
その後、アリエルの仲間たちが登場!セバスチャン役の木村昴、アースラ役の浦嶋りんこ、エリック役の海宝直人、フランダー役の野地祐翔、スカットル役の高乃麗、トリトン役の大塚明夫がステージに登場すると、会場のボルテージはさらに上がった。
大のディズニーファンを豪語する木村は「今日、やっとみんなに自慢できる!」と意気揚々。本作では名曲の「♪アンダー・ザ・シー」を歌っているが、「自分なりに新しい解釈で、皆さんが良く知っている曲とは少し違うような新鮮さが届けられたらと思ってトライしました。海の世界の素晴らしさを感じると思います」と自信をのぞかせる。
「浦嶋は「念願のアースラ役が回ってきました!嬉しかったです」と目を輝かせ、「アースラの魅力は稀にみる強欲さです!」とキッパリ。
木村に負けないくらいディズニーの大ファンだという海宝は「これまでもミュージカルでディズニー作品に携わらせていただいて、僕はディズニーに育ててもらったと言うくらい縁があるので、こうして参加できて本当に嬉しいです」と今回の出演を喜ぶ。今作では3曲ある新曲のうちの1曲を披露しているが、「画を見ながら歌うのは初めてでした。アリエルと愛を育む繊細な歌をダイナミックに歌えるように頑張りました」と語った。
野地は「お母さんから“フランダー(役)に選ばれたよ”と聞いた時はとても嬉しかったです。フランダーと僕は臆病で心配性で強がっているところが似てるなと思いながらお芝居をしました。今、アリエルの歌声を聞いて、とても透き通っている声だなと思いました。フランダーはアリエルのことが好きですが、僕もアリエルの歌声が大好きです」と豊原を見てニッコリ。思わず木村が「完璧です」とうなるほどの大人顔負けの上手な挨拶に会場からは温かい拍手が送られた。
高乃は「私も早く周りの人に言いたかった。やっとこれで解禁になりました。あとは、(本作が)どう出来上がったのか、もうワクワクが止まりません!」と本作のお披露目を楽しみにしている様子。
大塚は「僕はずいぶん長いことこの仕事をやってまいりましたが、ディズニーさんでこれだけの作品に出させていただくのは初めて。今日は非常に緊張しております」と、コメントした。
初ライブで生歌唱した豊原は「凄く緊張していましたが、ここにいる皆さんに届け!という思いで歌いました」と歌い切った達成感に満足気。
最後に「本当に愛らしくて応援したくなるようなキャラクターがたくさん出てきます。一人ひとりのキャラクターの心情を繊細に描いています。そして何よりアラン・メンケンの音楽の喜びにあふれた作品になっています。ぜひ劇場で観てください」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。
映画『リトル・マーメイド』
原題:The Little Mermaid
監督:ロブ・マーシャル
音楽:アラン・メンケン&リン=マニュエル・ミランダ
出演:ハリー・ベイリー メリッサ・マッカーシー ジョナ・ハウアー=キング ハビエル・バルデム
コピーライト表記:© 2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
6月9日(金)全国劇場にて公開