男気1番は志尊淳、佐藤寛太はモテ男1番！？「控えめに言って僕かな？(笑)」とキャラ爆発！映画『走れ！T校バスケット部』初日舞台挨拶

in CINEMA, Report(CINEMA) · 2018/11/04

Tags: 佐藤寛太, 佐野勇斗, 古澤健監督, 志尊淳, 戸塚純貴, 早見あかり, 西銘駿, 走れ！T校バスケット部, 鈴木勝大, 阿見201

映画『走れ！T校バスケット部』の初日舞台挨拶が、11月3日、東京・丸の内TOEIにて行われ、キャストの志尊淳、佐野勇斗、早見あかり、戸塚純貴、佐藤寛太、鈴木勝大、西銘駿、阿見201と、古澤健監督が登壇した。

実話に基づいた松崎洋の同名小説を実写映画化した本作は、弱小バスケットボールチームの成長を通して、高校生の悩みや葛藤、仲間との絆、家族の思いを描いた汗と涙の青春スポーツ映画。バスケの強豪高校でスタープレイヤーとして活躍するも、いじめをきっかけにバスケットボールを辞めていた田所陽一役を志尊、陽一が編入した多田野高校（通称T校）のバスケット部キャプテン・矢嶋俊介に佐野、同じくチームメイトに戸塚、佐藤、鈴木、西銘らが演じた。

舞台挨拶ではまず、「キャストの中で一番男気のあるのは誰か？」という話題に。キャストらの多くが指差したのは志尊。佐藤が「メシおごってくれるんですよ。大好き！」と志尊を選んだ理由を述べると、「俺は財布かっ！」とツッこむ志尊。西銘は、周りから志尊の男気エピソードを話すように促されるも「僕？」とキョトン。阿見に耳打ちされてようやく気づき、「もともと（台本には）僕がシュートを決めるシーンはなかったんですが、志尊くんが、（西銘演じる）コロにもいいところを作ってほしいと監督に言って下さって、自分もシュートを決めることができました」と感謝の気持ちを口にする。

古澤監督はタイトな撮影時間に触れ、「でも志尊くんがキャストやスタッフさんに『がんばりましょう！』と言って、集まってくれたエキストラの方々にも『頑張りましょう！僕たち頑張るんで！』と声をかけてくれていました」と振り返る。志尊は「無意識だった」と言うも「主役として、男気を自負している部分もあったのかも」と当時の気持ちを思い出していた。

そんな中、西銘は佐藤を選び「みんなでバスケの1on1で戦っていたとき、寛太くんだけボディが凄かった。まったく揺るがないんですよ」を称える。すかさず佐藤は満面の笑みを浮かべ、1歩前に出て「佐藤寛太です！名前だけでも覚えて帰ってください!!」と観客に猛アピール。

続けて「もし同じ学校に通っていたら、誰が一番モテていたか？」という質問に、マネージャー役の早見は「重なった個性がないから決められないですね」と困り顔。「だって、みんなイケメンだもん！心も見た目も！」と言い放つと、客席から大きな拍手が送られた。

すると、佐藤が「まあ、控えめに言って、僕かなってちょっと思った」と自ら手を上げる。「モテたくてバスケを始める役だったんですけど、普段モテてるから気持ち作るのが難しくて･･･」と、役がらそのものにお調子キャラでジョークを飛ばすも、古澤監督から「あのさ、寛太、脱ぐの好きだったよね。そういうのも含めてモテないというのが合ってると思って、当て書きしたんだよ(笑)」と諭されてしまう。

また、“雑草バスケチームが奇跡を起こす”というキャッチコピーに絡め、それぞれ“奇跡と感じたエピソード”を発表。志尊はNHK連続テレビ小説「半分、青い。」出演中に「僕が『アーモンドチョコレートみたいな瞳ですね』って言うシーンがオンエアされた日に、競馬でアーモンドアイという馬が1着になったんです」という奇跡を。続けて「あと『14番目の月』という劇中歌を歌わせてもらった日が、たまたま14番目の月の日だったんです！」と声高らかに発表するも、キャスト陣の反応はやや薄く･･･。

一方、佐野は「Instagramのフォロワーが3日で1000人減ったんです」と告白。「減っているな、あげなきゃと思って面白い顔をアップしたら、300人くらい減った。俺の顔を上げると減るけども、志尊君と一緒に撮ると増えるんです」と嘆き節。鈴木は、プライベートで目的なく群馬県へ行った時のことを話し、「喫茶店に入ってトーストを食べて、20分くらいして隣を見たら純貴だったんですよ！」と明かすと、戸塚も「モーニング食べてたら、かっちゃんがいた(笑)」と返し、みんなを驚かせる。「それは本当に奇跡だね」と一同が納得する奇跡エピソードだった。

最後は、サプライズでキャストからサイン入りのミニバスケットボールを客席に投げ込み、会場は大盛り上り。志尊は「去年撮影をして、みんなで宣伝活動させていただき、今日やっと幕を上げることができて、本当にうれしい気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せ、「それと同時に少し不安というか、怖い気持ちもあります。みんなで全力で体を張って、役者人生をかけて作った作品ですので一人でも多くの方に観ていただきたいです。ぜひT校バスケ部の部員として皆さんのお力添えをいただけたらと思います」と呼びかけ、舞台挨拶を締めくくった。