デジタルで蘇る鳴海昌平~遊戯シリーズの軌跡~追悼 仙元誠三・松田優作生誕70年没30年
SFアニメーションの金字塔・銀河鉄道999 劇場上映決定!!!
松田優作主演「遊戯シリーズ」全3本とSFアニメーションの金字塔「銀河鉄道999」のデジタル上映が下記の要領にて決定した。
丸の内TOEIにて上映の「遊戯シリーズ」は没後30年が経過しても尚多くの作品に影響を与える松田優作主演作品の人気シリーズ。デジタル版として初の劇場上映となる。
劇場では生誕70周年記念松田優作グッズの取り扱いも決定。通販のみで販売していた記念切手やroargunsコラボTシャツも数量限定でお買い求めいただける。
渋谷TOEIにて上映の「銀河鉄道999」は2009年に劇場公開30周年を記念して製作されたHDリマスター版。劇場での上映は11年ぶりとなる。
◆丸の内TOEI (中央区銀座3-2-17)
「最も危険な遊戯」(1978年)
「殺人遊戯」(1978年)
「処刑遊戯」(1979年)
◆渋谷TOEI (渋谷区渋谷1-24-12)
「銀河鉄道999」(1979年)
◆上映期間
7月17日(金)~8月6日(木)
※詳細なタイムテーブルは劇場ホームページに順次掲載いたします。
◆入場料金
一般1,100円
高校生以下、障がい者手帳をお持ちの方1,000円
■『最も危険な遊戯』
巨大な財界メカニズムの策略・陰謀の渦の中を“殺しのエキスパート”と呼ばれる一匹狼はどう動く?孤独な挑戦を試みるひとりの男をハードに描く東映セントラルフィルム第一回作品。新しいヒーロー松田優作を主演に迎えて俊英・村川透がメガホンを担当する。
財界トップの大物たちが相次いで誘拐されるというショッキングなオープニングに始まるストーリーは最新防空警戒システム導入の受注をめぐって日本の二大企業が対決。そこから大都会を舞台に凄まじい抗争が展開。
その冷血きわまる闘いに一匹狼・鳴海昌平が巻き込まれ、底知れぬ財界・警察の組織の恐ろしさを身をもって味わいながら、なお果敢にひとりぼっちの戦いを挑む。
企画:黒澤満 監督:村川透 撮影:仙元誠三 助監督:崔洋一
出演:松田優作
田坂圭子、荒木一郎、名和宏、石橋蓮司、内田裕也、柴田恭兵
■『殺人遊戯』
大型拳銃マグナム44をひっさげた長身の殺し屋が帰ってきた。
ナウなフィーリングすっとぼけたユーモア、シャープなアクションと三拍子揃った“遊戯シリーズ”第2弾。ストーリーは鳴海昌平が5年振りに東京へ戻ってくるところからスタート。再び殺し屋稼業を続けるために動き出した鳴海は銀座を拠点とする大組織と愚連隊の抗争に目をつける。狙撃と報復を繰り返す二派の戦争を逆手に取る鳴海。危険を愛する一匹狼の動きを追ってラストに迫るマグナムのクライマックス。全篇、息もつかぬアクションと主人公の強烈なキャラクターの魅力が存分に展開する。
企画:黒澤満 監督:村川透 撮影:仙元誠三 助監督:崔洋一
出演:松田優作
中島ゆたか、佐藤蛾次郎、竹田かおり、佐藤慶
■『処刑遊戯』
瞬きひとつさせない…奴は狼の影!80年代の射手・優作が挑む“遊戯シリーズ”第3弾。
正体不明の秘密組織により拉致され凄まじいリンチを受けた鳴海はその相手から“殺し”を依頼される。そのリンチは鳴海の殺し屋としての力量を試すものだった。
やがて第1の殺人依頼、第2の殺人依頼を引き受けて動き出した鳴海がぶつかる不気味で巨大な壁…。それは殺しの依頼主でもある日本の秘密公安組織だ。見えざる敵に逆潜入して戦いを挑む鳴海。その大アクションがラストで爆発する。
企画:黒澤満 監督:村川透 撮影:仙元誠三 脚本:丸山昇一
出演:松田優作
りりィ、森下愛子、佐藤慶、片桐竜次
■『銀河鉄道999』
松本零士の同名ヒット作を原作に、TVアニメ化に続いて1979年に製作・公開された、アニメブームの中心ともいえる劇場用長編アニメーション。
母を殺した機械伯爵に復讐するため、そして永遠の命を手に入れるため、少年星野鉄郎は母に生き写しの謎の美女メーテルの協力を得て、遙か彼方のアンドロメダへと旅立つ。その先々に立ち寄る惑星で体験するさまざまな人間模様と出会いと別れ。やがて少年から大人へと成長していく姿を描くSFファンタジーアニメーションの傑作。
監督:りんたろう
原作 :松本零士
出演 :野沢雅子、池田昌子、井上真樹夫、田島令子
画像コピーライト:
『遊戯シリーズ』©東映
『銀河鉄道999』©松本零士・東映アニメーション
7月17日(金)~8月6日(木)上映