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『夜を走る』佐向大が監督を務めたショートムービーが公開! <東京国立博物館と三越伊勢丹のコラボレーションギフト>

東京国立博物館と三越伊勢丹の
コラボギフトをモチーフとしたショートムービーが公開
脚本・監督は『夜を走る』の佐向大

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映画『夜を走る』の佐向大が脚本・監督を務めた、東京国立博物館と三越伊勢丹のコラボーレーションギフトをフィーチャーしたショートムービーが完成した。

2016年から販売が開始された東京国立博物館と三越伊勢丹のコラボレーションギフト。お中元、お歳暮にぴったりと評判となり、毎年新しい商品が登場することからコラボを楽しみにしているリピーターも急増中とのこと。折しも今年2022年、日本最古の博物館である東京国立博物館は創立150周年。本ショートムービーはメモリアルイヤーを記念し、このコラボギフトをフィーチャーして製作された。

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モチーフとなるのは、江戸時代の浮世絵を代表する菱川師宣「見返り美人図」。東京国立博物館の展示室内でのドラマ・映画の撮影は150年の歴史の中でも異例のことで、「見返り美人図」の前で演技を行った貴重な作品となる。

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主人公は、その日、定年退任日を迎えた博物館の衛士(館内の警備などにあたる人)。夜、家に帰ってふと開いた古いアルバムをきっかけに、思いもよらぬ記憶の旅が幕を開ける。彼の60年余りの人生が幻想的に綴られる、美しい短編に仕上がった。

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主人公の衛士・羽田健一を演じるのは、一世を風靡した「おしん」(83)でドラマ初出演ながら注目され、役所広司と共演したダイワハウス工業のCMなどでも好評を博した並樹史朗。人生の黄昏に差し掛かった男性の哀歓を、一切セリフ無しで見事に表現している。健一の若き日の妻を演じるのは、『夜を走る』橋本理沙役での演技が大きな話題を呼んでいる、若手実力派最注目女優・玉井らん。1980年代のリアルなファッションを華麗に着こなす。そのほか、撮影の渡邊寿岳、編集の脇本一美など『夜を走る』のスタッフが再集結。『夜を走る』のダークでシニカルな世界観からは想像もつかない、情緒あふれる瑞々しいドラマに仕上がっており、佐向大監督の演出の幅広さが光る。
また音楽を担当したのは、テレビ東京ドラマ「猫」やTBSドラマ「遺品整理人 谷崎藍子」の劇伴を担当してきたDflat。古典的サイレント映画を彷彿とさせる本作の世界を鮮やかに彩る。

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佐向大が監督・脚本を務めた映画『夜を走る』は全国順次ロングラン公開中。東京では7/15(金)からアップリンク吉祥寺にて公開がはじまる。

◆【ショートムービー本編】

●CREDIT
出演:並樹史朗、武藤令子、宮原弘樹、玉井らん、駿之介、沼田あきら
プロデューサー:古賀奏一郎
キャスティング:北田由利子
撮影:渡邊寿岳 照明:佐藤 茂
編集:脇本一美 スタイリスト:工藤 唯 ヘアメイク:橋本申二 スチール:大蔵俊介
助監督:江良 圭・玉澤恭平
製作:凸版印刷株式会社
協力:東京国立博物館・株式会社三越伊勢丹
制作プロダクション:SS工房
音楽:D flat
脚本・監督:佐向 大

▶「東京国立博物館 東京国立近代美術館コラボレーションギフト」公式サイト
https://mitsukoshi.mistore.jp/sogogift/tokyomuseum/index.html