ホウ・シャオシェン監督
『冬冬の夏休み』『恋恋風塵』
代官山 蔦屋書店 スペシャル・コラボ決定!
ホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督による青春シリーズ不朽の名作『冬冬の夏休み』(1984年)、『恋恋風塵』(1987年)がデジタル・リマスター版として5/21(土)より公開する。本作の公開を記念し、5/14(土)~5/27(金)の期間中、代官山蔦屋書店とのスペシャル・コラボが決定した。
この度、台湾の至宝ホウ・シャオシェン監督による青春シリーズの傑作『冬冬の夏休み』『恋恋風塵』が30年の時を越え、デジタル・リマスター版として上映される。子供から大人への成長を追う<青春4部作>において、少年期を担う『冬冬の夏休み』は、祖父の住む田舎でひと夏を過ごす幼い兄妹トントンとティンティンを通じて、自然の美しさや子供たちの友情を描く牧歌的な作品。『恋恋風塵』は、幼い頃から兄妹のように育った少年ワンと少女ホンの淡く純粋な恋と別れを描く。特に『冬冬の夏休み』は台湾の倉庫で発見された状態の悪いネガプリントを日本の高い技術力で修復。世界に先駆けてデジタル・リマスター版の上映が実現した。
本作の舞台でもある「台湾」といえば、週末旅行にもピッタリな足の伸ばしやすさ、異国情緒溢れる街並みやグルメが人気の観光大国。目的ごとに、余すことなくその魅力を楽しむためにも、ガイドブックや関連書籍には目を通しておきたいもの。そんな台湾ファン、旅行好き、ホウ・シャオシェンマニアにオススメな【『冬冬の夏休み』+台湾本】コーナーが、代官山 蔦屋書店にて展開決定!
5/14(土)~5/27(金)までの期間中、2F映像コーナーでは『冬冬の夏休み』関連の台湾映画DVDと、海外旅行で最も利用されているガイドブック『地球の歩き方』編集部推薦の台湾関連書籍を多数ご紹介。台湾エンタメに歴史、食紀行…読めばきっと旅に出たくなること間違いなし、お気に入りの1冊を見つけたあとは、美しい映像を体感しに劇場へ足を運んでみて。
コーナー設置期間 5/14(土)~5/27(金)
代官山 蔦屋書店:渋谷区猿楽町17-5 2階映像コーナー
http://real.tsite.jp/daikanyama/floor/shop/tsutaya-books/
映画『冬冬の夏休み』『恋恋風塵』は5/21、ユーロスペースにて2週間限定公開後、全国順次ロードショー。
『冬冬の夏休み』
【STORY】
小学校を卒業したトントンは、母が病気で入院したため、妹のティンティンとともに夏休みを田舎の祖父の家で過ごすことになる。祖父はとても厳格だったが、トントンは田舎の子供たちとすぐに仲良くなり、毎日思う存分遊んで過ごす。一方、妹ティンティンはなかなか仲間に加えてもらえず、兄たちにいたずらしたりの日々。やがて台北から父が迎えにくる……。
監督:ホウ・シャオシェン
脚本:ジュー・ティエンウェン、ホウ・シャオシェン
原作:ジュー・ティエンウェン
出演:ワン・チークァン、リー・ジュジェン、グー・ジュン、メイ・ファン、ヤン・ドゥチャン
台湾映画/1984年/台湾語/萬賽路影業公司製作/イーストマンカラー/98分
原題:冬冬的假期
©A MARBLE ROAD PRODUCTION, 1984 Taiwan
http://tontonrenren.jp/
『恋恋風塵』
【STORY】
鉱山の村で幼いころから兄妹のように育った少年アワンと少女アフン。台北に出た二人は、夏の里帰りを楽しみにしながら、愛すると感じるよりも深く心で結ばれている。やがてアワンのところに兵役の知らせが届く。アフンはアワンに毎日手紙を書き続けることを約束し、自分の宛名を書いた1000通の封筒を託す……。
監督:ホウ・シャオシェン
脚本:ウー・ニエンジェン、ジュー・ティエンウェン
出演:ワン・ジンウェン、シン・シューフェン、リー・ティエンルー、リン・ヤン、メイ・ファン
台湾映画/1987年/台湾語/中央電影公司(台北)製作/イーストマンカラー/110分
原題:戀戀風塵
©CENTRAL MOTION PICTURE CORPORATION 1987
http://tontonrenren.jp/
5月21日(土)より、渋谷ユーロスペースにて2週間限定公開