映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』の完成披露試写会が、1月13日、東京・・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、主演を務める長瀬智也をはじめ、神木隆之介、尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名、監督の宮藤官九郎が登場。舞台挨拶の前には、レッドカーペットが敷かれた会場でのファングリーティング、大階段セレモニーも行われた。
本作は、地獄の鬼と不慮の事故で地獄に堕ちた高校生が繰り広げる、誰も観たことのない世界初の爆笑地獄コメディ! 宮藤官九郎が監督・脚本を務め、地獄農業高校の軽音楽部顧問でロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる“赤鬼”キラーKを長瀬、キラーKから地獄のしくみを教わり、鬼特訓を受けながら現世への転生を目指す高校生・大助を神木が演じる。
7年ぶりの映画主演となる長瀬は、「こんな作品、観たことがありません。これから先も観ることはないでしょう。胸を張って言えます!僕はこの作品が大好きです!観ていて非常に気持ちがいい青春コメディロック。3回くらい観たらストーリーがわかるかも(笑)。何も考えずに楽しめる作品です!」と自信満々。
神木は、「ついに、みなさんに観ていただける日が来て幸せ。ハチャメチャだけど、とても心が温かくなるステキな作品です」と笑顔をみせ、地獄図(ヘルズ)ドラム担当・COZYを演じた桐谷も「そこそこの悩みは吹っ飛ばしてくれます! 最近ちょっと元気ないっていう友達がいたらぜひ誘ってあげてください」と作品をアピール。
本作は、宮藤監督の完全オリジナル作品。地獄を題材にしたことについて、「子供のころからみんな『悪いことをしたら地獄に落ちるぞ』と言われて育ってきた。“地獄”を描いた本では、地獄の説明が詳細にされているのに“極楽”を描いた部分はほんの数ページ。みんな意外と地獄の方が好きなんじゃないかなって思って。そして長瀬さんが鬼だったらカッコいいなと思ったんです」と明かした監督。
オファーを受けた長瀬は、「以前に監督と、こういう作品をやりたいって話をしたこともあったんです。今回の地獄の鬼役という話をいただいたときは、ぜひやらせていただきたいと。『これ、僕じゃなかったらヤキモチ焼いていました』言うくらい愛したキャラクターです」と役への熱い思いを語った。
完成作品を見て、神木は「自分も出ているはずなのに、大介が自分だと思えないくらい客観的に観れて、笑いが絶えなかったです。途中で今何をやっているのかわからなくなったり、凍ったり、燃やされたりして色々な拷問を受けたけれど楽しかった。地獄に揉まれました(笑)」と振り返った。清野は、「すっごく面白かったです!その一言に尽きます!」と満面の笑みを浮かべ、森川は、「私は現世の時代だけでしたが、地獄の撮影の雰囲気があまりに違いすぎて・・・、ジェットコースターのような映画で楽しかったです」。尾野は、「私自身は本当にくだらないことばかりしかしていませんが、完成して観ると意外とかっこよく仕上がっていて感動しました」と作品の出来栄えに満足げ。
地獄と天国どちらに行きたいか?と問われると、すっかり地獄の魅力に取り憑かれた様子のキャストたちは「地獄」と答えた。桐谷は「天国」と答えたが、劇中歌の「天国」の歌詞から「“あなたがいれば そこは天国、あなたがいない そこは地獄”という一文があります。映画を楽しんでくれるみんながいれば、地獄も天国も関係ないなって」と話し、会場から大きな拍手が送られた。
トーク中に、長瀬が突然「空の声が…」と歌い始め、桐谷が即「聞きたくて~君の声を…」と続けて熱唱する場面も。また、ボイスパーカッションを始めて桐谷に目配せ。ラップを強いられた桐谷は「長瀬、マジ俺泣かせ。監督、マジこの状況残酷・・・」と軽快にフリースタイルラップを披露。最後は「隆之介、マジ助けて~トゥーヤングトゥーダイ!これで終わりダイ!」と決めて会場は大喝采!「(長瀬は)ホンマにこの人鬼だよ!アカンやん(笑)」と桐谷の嘆き節に笑いが起こった。
『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』
監督・脚本:宮藤官九郎
出演:長瀬智也 神木隆之介/尾野真千子 森川葵/桐谷健太 清野菜名 古舘寛治 皆川猿時/古田新太
製作:アスミック・エース 東宝 ジェイ・ストーム パルコ アミューズ 大人計画 KDDI GYAO
制作プロダクション:アスミック・エース
配給:東宝=アスミック・エース
コピーライト:(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. / KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
公式サイト:http://tooyoungtodie.jp/
2月6日、全国ロードショー!