映画『トリガール!』頑張りガール集合イベントが、8月2日、東京・新橋のスペースFS汐留にて行われ、主演の土屋太鳳と共演の間宮祥太朗と、滋賀県彦根市のマスコット・ひこにゃんが登壇した。
本作は、中村航の同名小説を映画化。大学の人力飛行サークルを舞台に、琵琶湖で行われる年に1度のコンテストに全てを懸ける若者たちの姿を描く青春エンターテイメント。主人公の人力飛行サークルに入部し女子大生・鳥山ゆきなを土屋、ゆきなと犬猿の仲でありながらコンビを組む・坂場大志を間宮が演じる。
仲良く二人乗りの自転車にまたがって登場した土屋と間宮。二人は劇中では着用していない人力飛行サークル「T.B.T」のTシャツとつなぎ姿、さらにリケジョ(理系女子)とリケダン(理系男子)を装ってメガネをかけて現れると、「可愛い~」という声が飛び交い早くも大熱狂!
この日のイベントは、劇中で目標に向かって一生懸命取り組むサークルの仲間たちの姿が描かれていることにちなみ、部活動を頑張っている150人の女子高生が“頑張りガール”として招待された。
撮影のエピソードを話し始め、土屋が間宮のことを「祥太朗が・・・」と呼ぶと、その瞬間に会場から「キャー!!」と悲鳴にも似た歓声があがり、間宮と土屋は「え?何?なにが“キャー”なの?」と困惑状態。名前を呼び捨てにしていたことが理由だと分かると、間宮は「坂場とゆきなの関係性なら、名前で呼び合ったほうがいいかなと思って、『俺も太鳳って呼ぶから祥太朗って呼んで』と言ったんです」と告白。土屋も「最初、『間宮さん』てお呼びしたんです。でも、そう言っていただいて・・・最初は『ショ、ショータロー』って感じでちょっと硬かったんですが、ちゃんと『祥太朗』と呼ばせていただくようになって、壮絶なアドリブにも挑むことができました」とニッコリ。間宮の提案を受け入れ撮影もスムーズに進んだようだ。
ロードバイク走行のシーンはかなりハードで危険がともなっていたようだが、運動神経の良い二人は素晴らしいフットワークを劇中でも見せてくれる。しかし急な坂道やカーブも多く、間宮は「太鳳が、すごいスピードでついてくるもんだから、転んだらどうするんだよ!国民的女優!と思ってました」と、撮影エピソードを明かす場面も。
さらに撮影の苦労について聞かれると、土屋は「コックピットは狭い空間で、とても暑かったけど、心も熱くなれました」と笑顔で振り返る。間宮は「やっぱりダンスのシーンですね。ホントに踊るのが苦手で」と苦笑い。
また、イベントでは土屋と間宮が女子高生たちの悩みに答える質問コーナーを実施。高校時代、土屋は創作ダンス部、間宮は野球部に所属しそれぞれ部活生活を経験済み。ちなみに、ひこにゃんは剣道部だったそう。
「挫折したり落ち込んだりしたらどうしたらいいか?」という質問には、土屋は「私はとことん落ち込みます。そして、なぜ落ち込むのかを日記に書くと、ちゃんと原因がわかってきて、次からはこうしようと思うことができます。とことん悩んで悔しいと思っていいんじゃないかな」とアドバイス。間宮は「僕は落ち込むことはないので、いつも平常心を保ってパフォーマンスをするという感じですね」と答えた。
また、「大事なときに失敗しないようにするには?」と聞かれると、「イメージトレーニングを重ねて、本番では“無”を目指して頑張ります」と土屋。間宮は「『本番で不安になるのは準備が足りないから』と言った人がいました。準備をしっかりしていくことがいいんじゃないかと思います」と真摯に答え、学生にエールを送っていた。
『トリガール!』
【ストーリー】
流されて流されて、なんとなく生きてきた、鳥山ゆきな。一浪して入った理系大学では入学早々、理系のノリにカルチャーショック! そんな時、一目惚れした高橋圭先輩に「いいカラダしてるね♡」と殺し文句で誘われるまま、フラフラとサークルに入部。そのサークルこそ、毎年、二人乗り人力飛行機で“鳥人間コンテスト”を目指す人力飛行サークル〈TBT〉だった!憧れの圭先輩と二人っきりで大空にはばたくはずが…ヤンキーかぶれのくせに、メンタル最弱の坂場先輩とコンビを組むことに。こうしてゆきなの、恋よりもドキドキする最高の夏が始まる――!
■出演:土屋太鳳、間宮祥太朗、高杉真宙、池田エライザ、ナダル、矢本悠馬ほか
■監督:英勉(『ハンサム★スーツ』『高校デビュー』『ヒロイン失格』ほか)
■原作:中村航(「100回泣くこと」「デビクロくんの恋と魔法」ほか)
■配給・宣伝:ショウゲート
■制作プロダクション:ダブ
■公式HP:http://torigirl-movie.com
(C)2017「トリガール!」製作委員会
9月1日(金)TOHOシネマズ 新宿、他 全国ロードショー!