映画『峠 最後のサムライ』
新公開日決定のお知らせ
新型コロナウイルスに関連する諸影響を鑑み公開延期を発表していた映画『峠 最後のサムライ』の新公開日が2021年6月18日(金)に決定した。
歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が、幕末の風雲児と呼ばれた、越後長岡藩家老・河井継之助を描いた国民的ベストセラー『峠』を初の映像化。
監督・脚本は、黒澤明監督の助監督として数々の名作に携わり、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した初監督作品『雨あがる』以来、人間の美しい在り方を描いてきた日本映画界の名匠・小泉堯史。主演の“知られざる英雄”河井継之助を演じるのは、日本映画界を代表する俳優・役所広司だ。
新公開日の決定を受けて本作の主演・役所広司さんよりコメントが届いた。
役所広司コメント
新型コロナウィルス感染拡大の影響で公開予定が二転三転しましたが、この度公開が決定しました。
サムライという人間を後世に伝える為、生涯サムライであることを止めようとしなかった男、
その生き方を美しいと思うか?愚かと思うか?現代の若者にもぜひ観て欲しいです。
【STORY】
敵軍50,000人に、たった690人で挑んだ“最後のサムライ”
慶応3年(1867年)、大政奉還。260年余りに及んだ徳川幕府は終焉を迎え、諸藩は東軍と西軍に二分していく。
慶応4年、鳥羽・伏見の戦いを皮切りに戊辰戦争が勃発した。越後の小藩、長岡藩の家老・河井継之助は、東軍・西軍いずれにも属さない、武装中立を目指す。戦うことが当たり前となっていた武士の時代、民の暮らしを守るために、戦争を避けようとしたのだ。
だが、和平を願って臨んだ談判は決裂。継之助は徳川譜代の大名として義を貫き、西軍と砲火を交えるという決断を下す。
妻を愛し、国を想い、戦の無い世を願った継之助の、最後の戦いが始まった……。
出演:役所広司
松たか子 香川京子 田中泯 永山絢斗 / 芳根京子 坂東龍汰 榎木孝明 渡辺大 AKIRA / 東出昌大 佐々木蔵之介 井川比佐志 山本學 吉岡秀隆 / 仲代達矢
監督・脚本:小泉堯史
音楽:加古隆
原作:司馬遼太郎「峠」(新潮文庫刊)
配給:松竹、アスミック・エース
公式HP:http://touge-movie.com
(c)2020『峠 最後のサムライ』製作委員会
2021年6月18日(金)全国公開!