映画『トランスフォーマー/ビースト覚醒』の初日舞台挨拶 が、東京・TOHO シネマズ 日比谷にて行われ、日本語吹替版声優を務めた中島健人(Sexy Zone)、仲里依紗、藤森慎吾、玄田哲章とバンブルビーが登壇した。
2007 年、マイケル・ベイ監督、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮によって、第1 作目が製作され、記録的大ヒットした『トランスフォーマー』シリーズ。シリーズ最新作にして、新シリーズの幕開けとなる本作は、1994年の地球を舞台に、オプティマスプライム率いるトランスフォーマーたちが、最強・最悪の敵「ユニクロン」を相手に、意図せず巻き込まれた人間のノアやエレーナたち、地球を救う新たな希望“ビースト”たちと共に戦っていく様を描く。
オリジナルキャラクターで主人公ノア役をSexy Zone の中島健人、美術館で働く考古学埋蔵品の研究者 エレーナ役に仲里依紗、シリーズで初登場となる新トランスフォーマー・ミラージュ役をオリエンタルラジオの藤森慎吾、アニメシ リーズと実写版全7作品のオプティマスプライム役を 40 年務め上げる“レジェンド声優”玄田哲章など、日本語吹替版にも豪華声優が顔を揃えた。
中島は「公開の日を迎えられたこと、そして皆さんと僕らのピースとか覚醒できたこと、心から嬉しく思っております」と満面の笑みを浮かべ、本作に参加したことについて、「3歳のころから大ファンの作品が、ハリウッド化しただけでも嬉しいんですけど、しかもそこに声でちゃんと出演できるという・・・だから僕はこれを仕事だと思っていなくて、ただただ夢を叶えた時間、夢を叶えてくれた作品でもあり、チームでもあります。本当に感無量で、とてつもなく嬉しいです」と、万感の思いを吐露。
イベントでは、本作にちなみ「トランスフォーム(変形)できるとしたら何になりたい?」と問われ、中島は「いくつかありますけどね・・・」と悩みつつ、「マイクです」と答え、「いろんな美しい声が聞きたいから」と説明し、セクシーな眼差しを送った。
また、中島とは約6年ぶりの再会となった藤森は。藤森が「さっきも裏で“武勇伝”や“PERFECT HUMAN”をやってくれたんですよ」と言うと、すかさず中島が「崇め奉れ!」と返し、この日も息がピッタリの二人だった。
仲は「石油王とか、プライベートジェットとか、セレブに関係するものにトランスフォームしたいです!」とニッコリ。
藤森は「相方」とオリエンタルラジオの相方・中田敦彦のことを挙げ、「あの人が何を考えているかわからなくてね(笑)」と言って会場の笑いを誘い、「いつも“あっちゃん、カッコいい!”とか言うほうなので、一度言われる側になりたいと思って」と笑っていた。
ここで、サプライズゲストとして、バンブルビーが登場! 「すげー!すげー!」と声をあげ、突然の登場に驚きを隠せない3人。そして、さらにオプティマス・プライムの声を担当する玄田哲章が登場すると、大興奮。40年オプティマスの声を担っている玄田は、「長いようで短いような・・・。やっぱり一番の思い出ってのはやっぱりこれが実写になったことですかね」としみじみ。「中島さん、仲さん、そして藤森さん、映画公開おめでとうございます」と公開を祝う。
中島は「僕、家にオプティマスがいるんです。毎日声をかけてトランスフォームしてます。僕を友達って言ってくれたんですよ」と興奮しながら玄田に話かけると、玄田は「実は息子の名前が“健人”っていうんです」と明かすと、大喜びの中島。
さらに、三人に向かって「皆さんの声を聴いて、他(の人)には考えられません。全然違和感がなく、面白いし、ワクワクするし、ジーンとくるし、本当に素晴らしいです」と大絶賛! その言葉に中島は「光栄でしかないです。40年のオプティマスに褒められるなんて・・・」と恐縮しきりだった。
最後に玄田は「新しい『トランスフォーマー』が覚醒します。これからトランスフォーマーの世界がどんどんどんどん広がっていくという証でございます。展開を楽しみに!」と声をかけ、藤森は「夏休みにぴったりな最高の映画だと思いますし、ノアとミラージュの友情もね。またやれそうだよね。次回作も含めてお楽しみに」と。
仲は「夏にぴったりなエンターテインメントです。ぜひ家族や大切な方と映画館でトランスフォームしてください」とにっこり。
中島は「本当にたくさんの夢が叶いました。原作のころから主題歌が好きでしたし、今回Sexy_Zoneとしても主題歌をやらさせていただいて、声の出演をさせていただいて。そしてこんなにも多くの方に観に来ていただけて、僕は本当に夢がかなったなと改めて思っております。おこがましいですが、『トランスフォーマー』のファン代表になったつもりで、この“ビースト覚醒”に全力で挑まさせていただきました。今後この作品が続くこと、この作品が多くの方に届くことを心から願っております」と熱いメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。
【作品概要】
舞台はオプティマスプライム率いるトランスフォーマー達が地球に来て間もない「1994年」。今作で初登場となるゴリラの姿をしたトランスフォーマーのオプティマスプライマルは何百年もの間、地球に身を潜めていたが、「ついに奴らに見つかった」と巨大な影が空を覆う。あらゆる星を丸呑みにして食べ尽くす、規格外サイズの最強・最悪の敵「ユニクロン」が地球を次の標的に動き出していたのだ。
危機に立ち向かうべく、プライムは仲間を集結させるが、ポルシェから変形するトランスフォーマーのミラージュに車中に閉じ込められ、意図せず戦いに巻き込まれた青年ノア(アンソニー・ラモス)に対し、オプティマスプライムは地球や人間に不信感を持っている様子。未だ信頼関係を築けない両者の前に、ハヤブサの姿をしたビースト型トランスフォーマーのエアレイザーが現れ、共闘を促す。ユニクロン襲来で地球消滅が迫る中、ついにファン待望のハヤブサ、チーター、サイなどの動物から変形するビースト型トランスフォーマー達が躍動した姿を見せ、いよいよ最終決戦の火蓋が切って落とされる。果たして、惑星サイズの強大な敵に人類とオートボットはどのように立ち向かうのか。何度でも繰り返し観たくなる変形シーン、山道での迫力満点のトランスフォーム・カーアクション、空中で回転しながら周囲を一斉射撃するアニメさながらのバンブルビーのアクション、そして遂に勢ぞろいしたプライムたちとビーストが、迫りくる敵に一緒に立ち向かうシリーズ史上最大!胸熱の決戦に期待が高まる!
『トランスフォーマー/ビースト覚醒』
■監督:スティーブン・ケイプル・Jr. 『クリード 炎の宿敵』(18)
■製作:ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ『トランスフォーマー』シリーズ、スティーブン・スピルバーグ『ジュラシック・パーク』、マイケル・ベイ『トランスフォーマー』シリーズ
■出演:アンソニー・ラモス 『イン・ザ・ハイツ』(21)、ドミニク・フィッシュバック 『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』(21)
■吹替キャスト:中島健人(ノア役)、仲里依紗(エレーナ役)、玄田哲章(オプティマスプライム訳)、子安武人(オプティマスプライマル役)
■公開日:2023年8月4日(金)より全国公開
■配給:東和ピクチャーズ
■コピーライト:©2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO.©2023 HASBRO
8月4日(金)、全国トランスフォーム開始!