劇場版『トリリオンゲーム』公開直前イベントが、2月10日、東京・西武新宿ペペ前広場にて行われ、主演の目黒蓮(Snow Man)と共演の佐野勇斗が登壇した。
小学館「ビッグコミックスペリオール」連載中の人気漫画(原作:稲垣理一郎・作画:池上遼一)を2023年夏にドラマ化し大きな話題となった「トリリオンゲーム」。本作は、天性の人たらしで念のためにワガママを突き通す”世界を覆すハッタリ男”通称:ハル(演:目黒蓮)と、気弱で心優しい“凄腕エンジニアの通称:ガク(演:佐野勇斗)の正反対の二人がタッグを組み、ゼロから起業し、予測不能な作戦で成功を重ね、資金も会社も大きくなった二人のロードマップの続きを描く。
ドラマから引き続き、原作・稲垣理一郎監修のもと、村尾嘉昭監督がメガホンを取った劇場版は完全オリジナルストーリー。ハルとガクは新事業「日本初のカジノリゾート」開発に挑み、世界の大富豪たちが集う中、これまで以上に難解な強敵に立ち向い、1兆ドル(トリリオンダラー)稼いでこの世のすべてを手に入れるべく奮闘する。
会場のバルコニーに二人が登場すると、悲鳴にも似た歓声が響き渡り、目黒と佐野は寒空の下集まったファン約1,800人を前に笑顔で応え、寒さを吹き飛ばすかのような熱気に包まれた。
イベントでは互いのキャラクターンの見どころを紹介。佐野は「(ハルは)顔がカッコ良くて、足が長―い!」と叫ぶ。「ドラマでもアクションはありましたが、今回の映画ではさらに派手なアクションが見どころです。武道をやったことのある僕が目黒くんに『武道やってました?』と聞いたくらい上手!」と絶賛。
一方で、目黒は「佐野くん演じるガクは、アドリブの天才!」と大きな声で伝える。「ガクはハルに振り回されるんですが、そのあとの余韻のアドリブが僕は大好き! きっと計算をして入れていたと思う」とアピール。佐野が「でも、目黒君から『迷惑だからやめて(笑)』と言われたんだよね」と笑うと、目黒は「それは嘘。佐野くんの演じるからこそのガクだなと思う」と返し、互いを称えあった。
また、「映画館の大音量で聞いてほしいセリフは?」と尋ねられると、佐野は「『あの島かぁ・・・』です」と答え、目黒が噴き出す。目黒は「俺らのわがままは世界一だ!」という名セリフを叫び、会場を沸かせた。
そんな“わがまま”になぞらえ、「いま叶えたいわがままは?」という質問に、佐野は「ずっと言っていますけど、早く目黒くんの家に行かしてくれ!」と熱望。目黒は「この『トリリオンゲーム』を1人でも多くの人に観てほしいです。心から思っています」と力を込める。
さらに、原作者の稲垣理一郎先生(原作)と池上遼一先生(作画)からも応援メッセージが到着し、「目黒くんは魔法使いのようなイケメン」「僕が描くハルを越えてしまった印書うすらありました」「ガクは誇張されるほどの普通の人だけど、それを佐野くんが叶えてくれた」「時代の真ん中にいるお二人が映画全体に輝きを与えているのだと思います。そんな時代に愛される映画を観ることができて心から感謝しています」という言葉が送らた。
そんな温かいメッセージに、目黒「このお二方がいなければ、僕たちも作品に出会えなかったですし、ドラマから映画まで撮影することができて感謝したいです」感動の面持ち。佐野も「お二人は撮影現場にも来てくださったり、心から応援して楽しんでくださいました。僕たちも安心して撮影できましたし、みんなの思いがずっと続けばいいなと思いました」としみじみと語っていた。
最後に、目黒が「公開まであと4日です。僕たちもドキドキわくわくしています。『トリリオンゲーム』と言う作品に、僕も勇気をもらった1人なので、皆さんの心の中に残る作品になって一歩を踏み出す勇気をもってもらえる作品なっていると思います」と伝え、イベントを終了した。
劇場版『トリリオンゲーム』
<ストーリー>
世界最大企業の時価総額=1兆(トリリオン)ドル。1兆ドル稼いでこの世のすべてを手に入れる――。
天性の人たらしで信念を貫くためにワガママを突き通す“世界を覆すハッタリ男”のハルと、気弱で心優しい“凄腕エンジニア”のガク。予測不能な作戦で成り上がってきた二人が、「1兆ドルを稼ぐ」ために再び動き出す。
2016年にIR整備推進法案、通称「カジノ法案」が成立。一夜にして莫大な利益を生む夢とロマンを秘めた新事業に目を付けたハルは未だ誰も成しえていない「日本初のカジノリゾート」開発に挑む。野望のための次なるターゲットは【世界一のカジノ王】!しかし、裏では、二人の友情を引き裂く巨大な陰謀がうごめいていた。世界の大富豪たちが集い、一夜にして大金が動く、ロマンと欲望が入り混じる魅惑のカジノリゾートを舞台に、これまで以上に難解な強敵に立ち向かい、いまだかつてない危険と隣り合わせの世界に飛び込む、ハルとガクの運命は…?
●出演者:
目黒 蓮 佐野勇斗
今田美桜 福本莉子 ・ 鈴木浩介 竹財輝之助 あかせあかり 原 嘉孝 津田健次郎 / シシド・カフカ 田辺誠一
石橋 凌 / 吉川晃司 國村 隼
●原作: 稲垣理一郎/作画:池上遼一 『トリリオンゲーム』(小学館 ビッグコミックスペリオール 連載)
●監督: 村尾嘉昭(TBSドラマ「トリリオンゲーム」、「アンナチュラル」演出、Netflixドラマ「忍びの家」原案&演出、映画は初監督)
●脚本: 羽原大介
●音楽: 木村秀彬
●主題歌: Snow Man 「SBY」 (MENT RECORDING)
●製作幹事: TBSテレビ
●制作プロダクション: TBSスパークル
●公開: 2025年2月14日(金)バレンタインデー公開!
●配給: 東宝
●Ⓒ2025劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会 Ⓒ稲垣理一郎・池上遼一/小学館
●撮影時期:2024年2月~3月
公式サイト:trilliongame-movie.jp
公式X(旧Twitter):@trillion_tbs
公式Instagram:@trillion_tbs
公式TikTok:@trillion_tbs
2025年2月14日(金)1兆ドルをかけた“トリリオンゲーム”が始まる—‼