富司純子 × シム・ウンギョン W主演‼
写真界の巨匠 上田義彦 映画初監督作
第42回モスクワ国際映画祭 アウト・オブ・コンペティション部門 正式出品
『椿の庭』
紫綬褒章、旭日小綬章受賞の日本を代表する女優富司純子と第43回日本アカデ ミー賞で最優秀主演女優賞を受賞した、今活躍が目覚ましいシム・ウンギョンがW主演を務める、サントリー、資生堂、TOYOTAなど数多くの広告写真を手掛ける写真界の巨匠・上田義彦初監督作『椿の庭』が2021年4月より、シネスイッチ銀座他全国順次公開する。
このたび、ポスタービジュアルと、全出演者が解禁された。
本作は、椿が咲き誇る一軒の家に住む絹子(富司純子)と絹子の娘の忘れ形見である渚(シム・ウンギョン)、そして そこを訪れる人々の一年間を描いた物語。庭に咲く色とりどりの草花に季節を感じながら日々を慈しみ生きる家族。それぞれに想いを秘め絹子の家を訪れる訪問者たち。登場人物たちの所作、佇まいなど、毎日を丁寧に生きる人々の姿を通して、観る者の心を潤す。
演じるのは紫綬褒章、旭日小綬章受賞の日本を代表する女優 富司純子と、3月の第43回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞した、今活躍が目覚ましいシム・ウンギョン。そして鈴木京香、チャン・チェン、田辺誠一、清水綋治ら豪華俳優陣が脇を固め、本作でしかなし得ない顔触れが揃った。
メガホンを取ったのは写真界の巨匠 上田義彦。構想15年、脚本・撮影・編集も務めた渾身の一作となった。
★ポスタービジュアル解禁!!
この度解禁されたポスタービジュアルは2種類。メインとなるポスタービジュアルには、家族アルバムの1ページを 飾るような、縁側にしずやかに正座する絹子(富司)と、寄り添う孫娘の渚(シム)の一枚写真に目を奪われる。顔を向けるふたりの表情は穏やかで、漂う雰囲気からも清らかに澄みわたる時間と空間の美しさが感じ取られる。さらにもう1枚には、こちらも寄り添うように咲く椿の花が2輪。両方の写真が、本作の世界観作り出している。
さらに、上田義彦監督の「椿の庭のこと」と題した短文には、監督自身の過去の記憶から本作の構想が芽生えた瞬間を言葉として記している。「あの日、僕が住んでいた家の近くの道をいつものように歩いていたら、見覚えの無い空き地に足が止まった。まわりを見渡しはっとした。 あの家が無い」。突然目の前からなくなった家、その家やそこに住んでいた、会ったこともない人々に思いを巡らす日々の中、どんな物語が監督の中で広がったのだろうかと想像が膨 らむ文章となっている。
このポスターを手掛けたのは、サントリーウーロン茶の広告、和菓子屋 虎屋のロゴ・パッケージデザインなどを長年に渡り手掛ける、日本を代表するアートディレクターの葛西薫。これまでに何度もタッグを組み、上田監督の写真を知り尽くした葛西による、文字のひと組みにまで清麗さが漂うしとやかで優美なビジュアルが完成した。
★出演者解禁!
すでに発表されている出演者のほか、本作を彩るのは内田淳子、北浦愛、三浦透子、宇野祥平、松澤匠、不破万作。
フレッシュから熟練の役者まで、多彩な顔ぶれが椿の庭のある家に訪れるそれぞれの事情のある人々を演じている。
《ストーリー》
かつて夫と語り合い、子供たちを育てた家に、今は孫娘の渚と住む絹子。夫の四十九日を終えたばかりの春の朝、世話していた金魚が死に、椿の花でその体を包み込み土に還した。命あるものはやがて朽ちる。家や庭で起こる些細な出来事、過去の記憶に想いを馳せ慈しむ日々の中、ある日絹子へ一本の電話がかかってくる――。
富司純子 シム・ウンギョン田辺誠一 清水綋治
内田淳子 北浦 愛 三浦透子 宇野祥平 松澤 匠 不破万作チャン・チェン(特別出演)
鈴木京香
監督・脚本・撮影:上田義彦
音楽:中川俊郎
製作:ギークピクチュアズ/yoshihiko ueda films/ユマニテ/朝日新聞社
配給:ビターズ・エンド
制作プロダクション:ギークサイト
2020年/日本/128分/5.1ch/アメリカンビスタ/カラー
©2020“A Garden of the Camellias” film partners
公式サイト:http://bitters.co.jp/tsubaki/
2021年4月、シネスイッチ銀座他順次公開