『八日目の蝉』『紙の月』角田光代原作
主演・初音映莉子×高良健吾
『海を感じる時』 安藤尋監督&『人のセックスを笑うな』本調有香がタッグを組む話題作!
映画「月と雷」
ふつうの人間関係を築けない大人たちがその意味を探し続ける切なく孤独な旅-。
初音×高良×草刈が魅せる予告編解禁
直木賞作家・角田光代の同名小説「月と雷」を、初音映莉子×高良健吾が主演で映画化され、2017年10月7日(土)より、テアトル新宿ほか全国公開する。
「対岸の彼女」「八日目の蝉」「紙の月」など、現代女性の ≪人生の選択≫を描いた小説の数々が多くの女性から絶大な支持を受けてい る直木賞作家・角田光代。本作『月と雷』では、≪人と出会うこと、そして人を受け 入れることで、人生が予想もしない方向に転がっていく様≫を 描き、 「親と子」、「家族」、「生活」の意味を根源から問いかける角田光代文学の真骨頂と評されている!
この名作を、『海を感じる時』の安藤尋監督が、『人のセックスを 笑うな』の本調有香と『blue』以来のタッグを組み、繊細かつ力強くスクリーンに蘇らせる。“家族愛”を知らない主人公・泰子役には、『終戦のエンペ ラー』で華々しくハリウッドデビューし、その後も数々の映画、舞台で活躍する実力派女優・初音映莉子。人懐っこくてなんだか憎めない青年・智を『横道世之介』『きみはいい子』などで日本を代表する俳優の地位を確立した高良健吾。さらに世話をしてくれる男性を見つけては、男から男へと各地を流転する智の母・直子を、『Shall weダン ス?』『終の信託』の草刈民代が、自由奔放のようでいて深 い孤独を漂わせる女性として熱演し、新境地を見せている。
この度、本作の予告編が完成し映像・初解禁された!
過去を忘れ、普通に生きようとする 泰子
突然、泰子の前に現れた直子の息子 智
かつて共に暮らした父の愛人直子
20年後、再会した3人…。
置き去りにされた時間が、私の中で動き出す。
泰子(初音映莉子)は、家と職場を往復する代わり映えのない日々を送り、可もなく不可もない婚約者と結婚の準備を進めていた。
そんな時に現れたのは、無邪気な笑顔を浮かべた男・智(高良健吾)。智はかつて父が愛人として連れてきた女・直子(草刈民代)の連子である。短い期間だがともに暮らした彼が、大人になって泰子の前に現れ、泰子の中で少しづつ何かが変化していく…。
3人の個性あるキャラクターを、初音映莉×高良健吾×草刈民代が見事に体現! 演技のみならず、衣装やメイクに至るまで、出演者が自らイメージ、監督とディスカッションをして作り上げた本作!
「普通とは何か…?」。幸せの形を探し求める不器用な大人たちの、人間味ある本作品の魅力が感じられる予告編が完成した!!
<STORY>
あてもないけど、生きていく…。
“普通”の人間関係を築けない大人たちがその意味を探し続ける切なく孤独な旅-。
「あたしはこれから普通の家庭を築き、まっとうな生活を 重ねていく―。」
結婚を控え、そう考えていた泰子の前に 現れた、かつて半年間だけ一緒に暮らした父の愛人の息子、智。20年前、愛人・直子と智が転がり込んでき たことで、泰子の家族は壊れたはずだった。根無し草 のまま大人になった智は、ふたたび泰子の人生を無邪 気にかき回し始める。「邪魔しないであたしの人生」、 そう普通の幸せを願っているはずなのに……。
泰子は智とともに自分の母親、異父妹、そして智の母・ 直子を訪ねて行くことで、“普通の幸せ”を求めていたはずの自分の人生が、少しずつ変わっていくのに気づき始める。
これは、一つどころに定住しない根無し草のような女・直子とその息子の智(サトル)、そして、その母子と過去に一緒に住んだ男の娘・泰子(ヤスコ)の物語である。
『月と雷』
初音映莉子 高良健吾
藤井武美 黒田大輔 市川由衣 / 村上 淳 木場勝己
草刈民代
原作 角田光代(中公文庫)
監督 安藤 尋
脚本 本調有香 音楽 大友良英
製作 東映ビデオ 博報堂DYミュージック&ピクチャーズ エー・チーム
日本出版販売 パラダイス・カフェ
制作プロダクション アグン・インク
配給 スールキートス
(C) 2012 角田光代/中央公論新社 (C) 2017 「月と雷」製作委員会
公式サイト:http://tsukitokaminari.com/
公式Twitter:@tsukitokaminari
公式Facebook:https://www.facebook.com/tsukitokaminari/
10月7日(土)、テアトル新宿ほか全国ロードショー