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安田顕、夫婦円満の秘訣は「おこづかい」。榮倉は、お祝いに駆けつけた本物ワニに『ツマフリ』くんと命名! 映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』公開記念舞台挨拶

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映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』の公開記念舞台挨拶が、6月9日、東京・角川シネマ新宿にて行われ、W主演の榮倉奈々、安田顕、共演の大谷亮平、野々すみ花と、李闘士男監督が登壇した。

本作は、2010年、「Yahoo!知恵袋」に「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」という質問が投稿され、コミックエッセイ化を経て、実写映画化。飲“死んだふり”をして夫の帰りを待つ妻と、それを冷静に対処する夫の、ちょっと変わっているが最高に愛おしい、結婚3年目を迎えた夫婦のラブストーリー。劇中で15パターンの“死んだふり”を披露する妻・ちえ役を榮倉、超フツーの冷静夫・じゅん役を安田が扮する。

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前日の8日に公開を迎え、感無量のキャスト陣。榮倉は「たくさん安田さんと宣伝プロボーションさせていただき、やっと安田さんと距離が近づいてきたかなと思ったら・・・もう終わりなんですね」と、ちょっぴり寂しそう。「5年前に共演させていただき、今回またご一緒できて、周期的にオリンピックくらいで安田さんと会えているんですが」と続けると、安田も「その周期だと、次に会う頃は50代と30代半ばか…。どうなるんでしょうね」と語る。
榮倉が「その頃にはまた関係性はゼロに戻っているんでしょうね」とあっけらかん。「またやり直さないといけないとなると悲しいような、楽しいような感じなんですけど」とコメントし、会場の笑いを誘うと、安田は、「次はどんな役がいいですかね。刑事と犯人、医者と患者、検事と事務官…とか?」と、思いを馳せる。

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榮倉が「安田さんと共演して、本当に楽しかったです」と振り返ると、安田も「僕も楽しかったですよ」と間髪入れず応える。榮倉が「本当ですか? 安田さんて本当に周りの人に凄く気を使われる方なんです。何を考えているかよくわからない」と、安田の返事に疑問をのぞかせると、「本当に楽しかったの!(TEAM)NACSといるよりあなたといるほうが楽しい!」と告白し、会場は大爆笑。

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イベントでは、本作のキャッチコピー「死んだふりが夫婦を救う」にちなんで、それぞれが「◯◯が夫婦を救う」を考え、フリップで発表した。李監督は、「難苦が夫婦を救う」と書き、自身の両親の金婚式でのエピソードを挙げて説明。じゅんの後輩・佐野役の大谷は、「飲食が夫婦を救う」と答え、「お互いの生活リズムがあるので無理に合わせず、ごはんやお酒を飲む時間だけ一緒にすればいいんじゃないかな」とコメント。佐野の妻・由美子役の野々は、2月に結婚したばかり。「『ありがとうございました』が夫婦を救う」と「(今)ひしひしと感じながら暮らしています。主人がお皿を洗ってくれたときとかに言っています」と幸せいっぱいの笑顔を見せた。

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安田は「おこづかいが夫婦を救う」と答え、「私は財布にお金があればあるだけ使っちゃうんです。管理してもらって、おこづかい制にしてもらっている方がわたしはいいなと思う 」との回答し、自身がおこづかい制であることを明かす。榮倉は「会話が夫婦を救う」。「日々の会話を積み重ねていればいいのかなと。分かり合うこと、伝え合うことが大事なんじゃないかなと思います」とコミュニケーションの重要性を伝えた。

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また、本作の原作者であるkkajunsky夫妻からのサプライズ手紙が届けられ、MCが読み上げられると、そのユーモアたっぷりの文章に、榮倉は「お二人とも文章がとても上手で、ちょっと感性が似ているんですかね。嬉しいです。お会いしたかったです」と感激しきり。安田も「すごく愛にあふれている文章ですね。いろいろな愛の形があっていいと思うし、文章を聞きながら(死んだふりは)奥様のコミュニケーションの取り方だったんだなと思いました」とほっこりとしていた。

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イベントの終盤には、劇中で妻がワニの人形に喰われて死んだふりをすることから、静岡・熱川バナナワニ園からやってきた本物のワニ(3歳)が登場。まだ名前がないということで、榮倉が名付け親になることに。登壇者たちが興味深々にワニが入ったケースを覗き込む中、榮倉が「じゃ、今日から『ツマフリ』くんで!」と命名した。

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劇中スチール2

『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』
〈STORY〉
予測不能「ぶっとび妻」×超フツー「冷静夫」 結婚3年目、凸凹夫婦のちょっと変わった日常を描く、新しい愛のカタチ
サラリーマンのじゅんが仕事を終えて帰宅すると、玄関で妻のちえが口から血を流して倒れていた!動転するじゅんだが、「ククク……」と笑うちえの傍らにはケチャップ。ちえは死んだふりをしていたのだ。それからというもの、家に帰るとちえは必ず死んだふりをするようになった。ある時はワニに喰われ、ある時は銃で撃たれ、またある時は頭を矢で射抜かれ…次第にエスカレートしてゆく“死んだふり”。最初は呆れるだけのじゅんだったが、何を聞いても「月が綺麗ですね」と笑うだけのちえにだんだん不安を覚え始める。寂しいだけなのか、何かのSOSのサインなのか―。ちえの謎の行動には、“秘密”があった。

榮倉奈々 安田顕 大谷亮平 野々すみ花
原作:「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」(作:K.Kajunsky 漫画:ichida/PHP研究所刊)
監督:李闘士男『神様はバリにいる』
脚本:坪田文「コウノドリ」
主題歌:チャットモンチー「I Laugh You」(キューンミュージック)
配給:KADOKAWA
(C)2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会
映画公式サイト:http://tsumafuri.jp  #妻ふり ‏

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