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星野源の未解決は? “とあるダンス”に苦戦! 小栗旬はこの日の衣装!? 映画『罪の声』初日舞台挨拶

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映画『罪の声』の初日舞台挨拶が、10月30日、東京・TOHOシネマズ 六本木にて行われ、キャストの小栗旬と星野源、松重豊、市川実日子と、土井裕泰監督が登壇した。

塩田武士の人気小説「罪の声」を実写映画化。本作はフィクションでありながら、日本中を巻き込み震撼させ、未解決のまま時効となった大事件をモチーフに、綿密な取材と着想が織り混ぜられ、事件の真相と犯人像に迫るリアリティに溢れたストーリー。

未解決事件の真相と謎の犯人グループを追う主人公の新聞記者・阿久津英士を小栗旬。そして、幼少時の自分の“声”が事件に使われていたことを知ってしまう、もう一人の主人公・曽根俊也には、星野源。映画初共演となる2人が、事件に翻弄されながらも、その奥に眠る真実に向かって力強く進む男たちを演じる。監督は『いま、会いにゆきます』『麒麟の翼』『ビリギャル』などを手掛けた土井裕泰、脚本は「逃げるは恥だが役に立つ」「重版出来!」などで土井監督とタッグを組み、「アンナチュラル」や「MIU404」も手掛けた野木亜紀子が担当する。

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本作の脚本について、小栗が「伝えたいメッセージが何も抜け落ちず、2時間20分の中にしっかり収めたのは野木さんの手腕」と称えると、星野は「今年は(野木の脚本作品に)3本出演しています」と、本作とドラマ「MIU404」、現在撮影中の「逃げるは恥だが役に立つ」スペシャル版にも出演していることを伝え、「本作の原作はとてもシリアスなので、どうやってに野木さんワールドになるのかと思っていました。原作ではたくさん伝える要素がある中で、ここをチョイスしてくるのかと。野木さんすごいなと思いました」とコメント。

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モデルとなった事件のニュースを見ていたという松重は、「この物語を読んで鳥肌が立った。年齢層を超えて訴えることがある。特に若い方々がどう捉えるか興味があります」と作品への思いを口にする。また、小栗との共演シーンが多く「小栗くんや古舘(寛治)くんとか男ばっかりで、全然楽しくなかった・・・」とぼやいて会場の笑いを誘いつつ「でもね、小栗くんがカフェスペースを提供してくれたんですよ。それが憩いの場所でしたね。ほんとに男ばかりの現場だったよね」とエピソードを披露し、仲の良さをうかがわせると、小栗は「松重さんとは共演も多く、やっぱり安心してお仕事をさせていただける先輩です」と松重に信頼を寄せていた様子。

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一方、夫婦役に扮した市川と星野。星野が「動物園に行くシーンは楽しかったな。でも正直、あんまり覚えてない・・・」と告白すると、市川が「待ち時間に動物園で歩きながら一緒に歌を歌ったよね。ユーミンの歌!」とフォロー。それでも星野は「あ、そういえば『MIU404』の監督の塚原さんが見学に来たときに、市川さんが走ってジャンプして抱きついたことは印象的でした。好きな人には素直だなって思いました」と話す。

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本作の題材となった未解決事件にちなみ、「いま解決したいことは?」と尋ねられると、星野は「今撮影中の作品で、“とあるダンス”を踊らなくてはいけないんですけど、全然覚えてなくて・・・」と打ち明ける。監督から「前と一緒のダンスなの?」と聞かれると「前と一緒なんですけど、前よりちょっと増えているんです。もう 寝ずに練習しないと」と意気込んでいた。

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一方、松重は「若いころに下宿で服とラジカセを泥棒に盗まれたんですが、いまだにつかまっていないんですよ」と、リアルな未解決事件を吐露。「僕の指紋はたくさん取っていきましたけどね」と続けると、小栗はこの日着用した衣装について言及。「なんでこんなジャケットを着てきちゃったんだろうと思って。(笑)もう暑さで倒れそうです」と苦笑い。市川は、娘役の子役に星野が人見知りしていたことを不思議に思っていたようで、それについて星野は「いつも思うのが、子役の子に『なんとかちゃんー!』みたいに行ける人もいるけれど、仕事相手なのに舐めた感じがして。だから普通に大人として『どうも』くらいの感じだったのかな」と説明。しかし、小栗とはすぐに打ち解けたそうで「旬くんを見たとたんに目がハートになってたね」と笑っていた。

映画『罪の声』
出演:小栗旬 星野源 ほか
原作:塩田武士『罪の声』(講談社文庫)
監督:土井裕康
脚本:野木亜紀子
配給:東宝
© 映画「罪の声」製作委員会
公式サイト:https://tsuminokoe.jp/

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