映画『うちの執事が言うことには』の公開記念舞台挨拶が、5月18日、東京・丸の内TOEIにて行われ、主演の永瀬廉(King & Prince)をはじめ、共演の清原翔、神宮寺勇太(King & Prince)、優希美青、神尾楓珠と、久万真路監督が登壇した。
累計発行部数110万部を超える高里椎奈の人気ミステリー小説「うちの執事が言うことには」を実写映画化した本作は、名門・烏丸家第27代当主の花穎と、執事・衣更月蒼馬が、烏丸家に降りかかる陰謀と難事件に立ち向かう姿を描き出す。烏丸花穎役を永瀬、衣更月蒼馬役を清原、ミステリアスな大学生の起業家・赤目刻弥役を神宮寺が演じる。
クランクインからちょうど1年経ち、ついに映画が公開された本作。永瀬は「今見ると顔が若いなと・・・(笑)。自分のアルバムを見ているようで不思議な感じです」と撮影当時を懐かしみつつ、「あまり経験のないなかで、主演させていただき、共演者の皆さんやスタッフの方々に助けていただきました」と感謝。「(映画の宣伝)取材を1日20社、全部で100社くらい受けたことも初めて。でも、あっという間で楽しかったです」と充実感を滲ませた。
そんな永瀬を、清原は「永瀬廉は人を巻き込む力を持っている。主役が廉で良かったです」と絶賛。神宮寺も「初主演とは思えないほど堂々としていた。廉が楽屋や現場にいるだけで、華やかな雰囲気になるんです」と褒めたたえると、「照れますね・・・」と笑顔を見せながらも「もっと言って!」と、まんざらでもない様子。
本作に出演したことで、清原は「台本を読んで、どこまで(演技で)広げられるか興味がありました。ミステリーあり、バディものでもある本作ですが、周りの付き合い方を考えさせられる作品だなと。新しい発見ができました」とコメント。
初の映画出演を果たした神宮寺は「これまでも一生懸命やってきましたが、(映画は)大きなスクリーンで映し出されるのでごまかしが効かないなと。より鮮明に繊細にやらなければいけないと思いました」と話し、新たに気持ちを引き締めて臨んだようだ。
優希は男子ばかりの現場で不安もあったようだが、「皆さんの輪に入れてもらえて楽しかったです」とニッコリ。神尾は撮影以後に永瀬と食事に行ったことに言及し、「なぜか、廉に誘われて二人でご飯に行ったんです。撮影が終わったばかりで相当疲れていただろうし、でも誘ってくれて凄く嬉しかった」と喜ぶと、永瀬は「実は、撮影の前に楓珠とフットサルで遊んだことがあったんですが、それを忘れていて撮影の時に『はじめまして』って言っちゃたんです。そのお詫びもあって・・・」と告白。永瀬の律儀な一面が明かされる場面も。
また、「うちの執事の見どころは」と題し、登壇者が事前に書いた見どころのイラストを披露することに。烏丸家の使用人でハウスキーパー代理の雪倉峻役の神尾は、「眉毛」を描き、「妹(雪倉美優役の優希)との共通点なんです(笑)。ぜひ観て!」と理由を明かし、清原は永瀬が花穎の中学生時代を演じたイラストを披露。
神宮寺は顔を5つ。その理由を「全部、神宮寺です。泣いている顔、ふくれっ面など、全部よく見てもらいたい!」とアピール。最後に永瀬がイラストを披露すると、「犬2匹?」「これ何やってるの?」と登壇者から総ツッコミを受ける羽目に。自身と神宮寺がハグをするシーンを挙げたが、その画伯っぷりに会場も大爆笑。
さらに、劇中でペロを演じた犬のカイルも登場。「1年で一番成長したのはペロだね。もう抱っこできないな」とその成長ぶりに目を細め、思わず近寄っていく永瀬。
最後は登壇者たちが客席を通って退場。会場は割れんばかりの声援が響きわたり、大盛況のまま終了となった。
【STORY】
日本が誇る名門・烏丸家の第27代当主となった花穎(永瀬 廉)は、18歳にして既に飛び級で大学を卒業する程の頭脳明晰、しかも色彩に関して特別な能力を備えている。突然の引退を宣言した先代当主の父・真一郎は行方がわからず、急ぎ留学先から戻ってきてみると、そこにいたのは幼少時代から全幅の信頼を寄せる老執事・鳳ではなく、新しい執事だという仏頂面の見知らぬ青年・衣更月蒼馬(清原 翔)だった。父・真一郎が遺した突然の発令により、不本意ながらも衣更月と主従関係を結ぶ羽目になった花穎。まだ自覚が足りない若き当主・花穎と、仏頂面で新米執事・衣更月との関係には、ビミョーな空気が流れる。そんな中花穎は、招待された芽雛川(めひながわ)家次男のバースデーパーティーで、ある事件に巻き込まれる。親しげに近づいてくる大学生にして起業家の赤目刻弥(神宮寺勇太)とは何者なのか?さらに、次々に起こる不可解な出来事・・・烏丸家に上流階級の陰謀が降りかかる。花穎と衣更月は、烏丸家を守り抜くことができるのかー。
永瀬 廉(King & Prince) 清原 翔 神宮寺勇太(King & Prince)
優希美青 神尾楓珠 前原 滉 田辺桃子 矢柴俊博 村上 淳
原 日出子 吹越 満 奥田瑛二
原 作:高里椎奈「うちの執事が言うことには」(角川文庫刊)
監督:久万真路
脚本:青島 武
主題歌:King & Prince 「君に ありがとう」 (Johnnys’ Universe)
配給:東映
©2019「うちの執事が言うことには」製作委員会
公式サイト:http://uchinoshitsuji.com
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