映画『内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル』が公開初日を迎えた9月11日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて舞台挨拶が行われ、さまぁ~ずの三村マサカズ、大竹一樹と内村光良、久保田悠来、藤原令子が登壇した。さらに、共演の渡辺奈緒子、子役の三谷翔太がサプライズゲストとして登場し、会場を盛り上げた。
“ウッチャンナンチャン”の内村光良と“さまぁ~ず”の三村マサカズ、大竹一樹らが出演する大人気バラエティ番組「内村さまぁ~ず」を映画化。劇団を兼ねた探偵事務所“エンジェル社”を舞台に、さまざまな依頼人の悩みを解決していく様を描く本作。アドリブ満載、普通ならNGでカットされるシーンもそのまま使われてしまうという、ゆる~いテイスト。お笑い芸人が総勢56名出演するという前代未聞のバラエティドラマが出来上がった。
内村が「みなさん、本日はありがとうございます。本編は85分しかありませんのでトイレの心配はないと思います。観終わったあと何も残りません!」と挨拶し会場を沸かすと、三村は「(会場が)でかいね」と劇場の大きさに驚きつつ、「こんな大スクリーンで観られるのも今日だけかもね。すぐに小さい方にまわされるかもしれませんよ」とコメントし、さらに会場の笑いを誘った。
見どころを聞かれた三村は、「アクションシーンがあるけれど、僕の場合はほとんど吹替え。足なんて上がらないもん。でも、走るところは頑張った」と苦笑い、「吹いちゃったりして、NGかな?と思うところが使われていて、そういうところも見どころですね」と語った。すると、久保田がすかさず「僕は(アクションで)吹替えしませんでしたけれどね(笑)。あと、ラストシーンがいいので、観ていただいた方には気持ちよく帰っていただけると思います」とスマートにPR。
本作には多くの芸人が出演していることも見どころの一つ。「この人を見つけたらすごい!という人はいますか?」との質問に、「小島よしおですかね?」と三村。「わかります?小島よしお。『そんなのとんでもねえじゃねえかこの野郎!』の人・・・」と言って、小島のギャグを真似するも微妙に違い・・・。思わず内村から「バカ野郎!お前、映画なめてんのか!」と怒鳴られる場面も。
自由すぎるトークが続くと、ここで、劇中で三村と疑似家族を演じた子役・広太の三谷翔太、母親役の渡辺奈緒子がサプライズで登場。三村と渡辺のキスシーンに触れ、三村は「すごく緊張しちゃって棒立ちでした」と、恥ずかしそうに明かすと、渡辺は「何かペタってして、脂っぽくて・・・」と暴露し、会場も大爆笑。
しかし、三谷が共演者にむけて書いてきた手紙を読みあげると、三村も自然と父親顔になり、映画の1シーンを思い起こすような雰囲気に会場が包み込まれた。
大盛り上りの舞台挨拶となったが、「マスコミさんを前にこんなに一生懸命やっても、明日のニュースは国分くんの結婚の話でいっぱいだから・・・」と嘆く三村。すると宣伝スタッフから、大竹の第二子誕生のネタ振りをされ、「え?オレ?家ピリピリしてんだからさぁ」とぼやきながらも、「虎を英語読みにして、『泰雅(たいが)』にしました」と発表し、会場からもお祝いの拍手が。これだけではネタが足りないと思ったのか、三村と大竹が「内村さんも離婚危機とか言ったほうがいいんじゃない?」「ウッチャンナンチャンも解散してるんですよね?」と言いたい放題。内村は「怒られるわ!」と二人の悪ノリにタジタジだった。
最後は三村が「最初は戸惑うかもしれませんが、ちゃんとしたストーリーになっています。感動する場所は自由です。観た後に何も残らないかもしれませんが、ぜひ楽しんで帰ってください」とアピールし、舞台挨拶を締めくくった。
『内村さまぁ〜ず THE MOVIE エンジェル』
出演:三村マサカズ 内村光良 大竹一樹 藤原令子 久保田悠来 京本政樹(特別出演)笑福亭鶴瓶
配給:東宝映像事業部
©2015「内村さまぁ〜ず THE MOVIE エンジェル」製作委員会
公式サイト:http://uchisama-movie.com/
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