主演・清原果耶×桃井かおり×監督・藤井道人
VRショートムービー「宇宙でいちばんやさしい時間」
初めてのVR撮影は“ホラー”!?
醍醐虎汰朗とMEGUMIが初VR撮影での驚きエピソードを披露
〈9月16日(水)特別披露上映会イベント〉
小説すばるで新人賞を受賞するなど、多くの読者を魅了する作家・野中ともその大人気小説「宇宙でいちばんあかるい屋根」(光文社文庫刊)待望の映画化。迷える少女の不思議な出会いと成長をフィルムに収めたのは、第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した『新聞記者』の監督・藤井道人。主人公、14歳の少女・大石つばめを演じるのは、2021年春NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」 のヒロインに抜擢され、今最も注目を浴びる若手実力派女優・清原果耶。本作が映画初主演!藤井道人監督とは『デイアンドナイト』に続くタッグとなる。つばめの前に現れた老婆・星ばあ役には、数々の映画賞に輝き、『SAYURI』でハリウッド映画初出演以降世界で活躍する実力派・桃井かおり。つばめが恋するお隣の大学生役に、NHK連続テレビ小説「スカーレット」に出演するなど活躍の場を広げる伊藤健太郎。つばめの父役には日本を代表する俳優・吉岡秀隆、つばめの義母役には人気実力を兼ね備える女優・坂井真紀。そして水野美紀、山中 崇、醍醐虎汰朗など注目のキャストが集結した。
主題歌は、透明感のある歌声とその詞世界でファンの心を掴む、シンガーソングライターCoccoの書下ろし楽曲「今とあの頃の僕ら」。本作主演の清原果耶が、伸びやかな歌声でヒロインの心の旅を爽やかに歌い上げた。星ばあが教えてくれたあかるい屋根の秘密。懐かしくて愛おしい、大切な心を探す奇跡と愛の物語。
9月16日、東京・新宿バルト9にて、醍醐虎汰朗、MEGUMI、藤井道人監督が登壇したVRショートムービー「宇宙でいちばんやさしい時間」特別上映付き舞台挨拶イベントを実施した。
VR特別上映を観客と一緒に鑑賞していた醍醐虎汰朗、MEGUMI、藤井道人監督が客席から登場。
まず醍醐は「今日は大変な状況下の中多くの人にお集まりいただきすごく嬉しいです。今日はよろしくお願いします!」とMEGUMIは「監督もそうだと思いますが、私たちも初めて尽くしの撮影でした。そんな作品を体感していただきましてとても嬉しいです。今日はよろしくお願いします」と藤井監督は「今日は短い時間ですがよろしくお願いします」と挨拶をした。
初VR撮影は“ホラー”!?
VR作品に初挑戦した藤井監督は「映画監督としてもまだ一人前ではないのにまた違うジャンルを、と思いましたね。自分の中でも新しいことにチャレンジすることで取り入れられることがあるんじゃないかと思って、色々な人に支えてもらいながら楽しくやれました」と話し、醍醐は「星ばあの顔にカメラがついていて、それが初めて見た時ホラーチックで(笑)結構怖かったです!あとは、普段はカメラを見ないで演技をするので、カメラを見なくちゃいけないというのは初めての経験でした」と、MEGUMIは「カメラを見る違和感と、カメラに髪の毛が生えているみたいな(笑)でも、お芝居を俳優部としては最初から最後までワンシーンワンカットで出来るというのは緊張感があるんですけどすごく楽しかったですね」と話すと、醍醐とMEGUMIが本当の親子のようでしたMCに振られ「マコトは絶妙にムカつくんですよね(笑)私も息子がいるのですぐオカンスイッチが入ってしまって(笑)」と話した。
実際にVRゴーグルをつけて本作を観た醍醐は「本当にすごいですよ!屋根のシーンとかVRで見ると空を飛んでるみたいで。話しているシーンも実際にしゃべりかけられてるみたいな感覚でした」と話し、MEGUMIは「本当にそこにいる感覚で。エンディングのクラゲが出るシーンは本当にクラゲがぶつかるんじゃないかと思うくらいの感じでしたね。まさしく物語を“体感”しているという感じでした」と話した。藤井監督は初のVR撮影の発見を聞かれると、「観客が見たいところを見れちゃうので、細部までこだわる必要があって。カットがあるフィクション性というよりも体験してもらうように撮っていて、ワンシーンずつお芝居を成立させるために演出をしっかりしないとな、と思っていました」と話し、またMEGUMIは「私はお芝居をする以外にも車いすを押す役割もあったので。撮影部の目線でやれたのは面白い経験でしたね」と話した。醍醐は「だんだん星ばあの顔がカメラになっているってのは違和感がなくなってきて、それに長尺の芝居だったので本当にその世界に入ってしまっているかのように思いながらお芝居できました」と話した。
星ばあの娘でマコトの母はMEGUMIしかいなかった
MEGUMIをキャスティングした理由について藤井監督は「この企画が通った瞬間にMEGUMIさんだ!と思って。桃井さんのDNAを継いでいて且つ醍醐くんの母って考えたらMEGUMIさんしかいないなと思って、お願いさせていただきました」
また親子役を演じた醍醐とMEGUMIはお互いの印象について醍醐は「ものすごく優しいです!同じシーンのところでも、僕がやりやすいようにやってくれているんだなあと思っていました」と、MEGUMIは「醍醐君はすごく気合の入っている方だなあと思います。最後のシーンとかは特に何度も何度も監督と話し込みながら作っていたのを見ていたのでお芝居にひたむきな方だなあと感激しました」と話している。
この作品は人と人とを真正面から描いた温かい作品
最後に醍醐は「本日は短い時間でしたがありがとうございました。本編もこのVRの作品もどちらも優しい心温まるいい作品だと思うで、日常でなにかに行き詰まったりしたときとかしんどい時とかに観ていただけたら嬉しいなと思います」と、MEGUMIは「大変な時代ではありますが、エンターテイメントは心のよりどころだなと特に最近痛感しております。この作品は人と人を真正面から描いた温かい作品になるので、そういうところを感じていただきながら、みなさんの生活に1ミリでも良い影響が与えられたらいいなと思います」と藤井監督は「映画の受け取り方は人それぞれあると思いますが、なにか心に残っていただけるシーンとかセリフとかがあってくれたら作った甲斐があると思います。この作品がさらに色々な人に届けばいいなと思います。今日はありがとうございました」と挨拶をし、大盛況のままイベントは幕を閉じた。
VRショートムービー「宇宙でいちばんやさしい時間」情報
auスマートパスプレミアム会員限定で9月18日(金)より配信スタート
醍醐虎汰朗 MEGUMI
嶋田久作 上原実矩 富山えり子 山中 崇
吉岡秀隆
脚本・監督:藤井道人
音楽:大間々昂 VRディレクター:渡邊徹 映像アドバイザー:上野千蔵
プロデューサー:金 山、前田浩子 ラインプロデューサー:森 太郎
アソシエイト・プロデューサー:筒井史子
製作:KDDI 制作プロダクション:アルケミー・プロダクションズ (C)KDDI
■「宇宙でいちばんやさしい時間」公式URL
http://kddi-l.jp/g2G
■視聴対象ユーザー:auスマートパスプレミアム会員
※au以外の方もご利用頂けます。
※視聴デバイスは【スマホ及びスマホ装着型のVRゴーグル】となります。
VRゴーグルがない場合でも、スマホのみでご覧いただける仕様となっております。
■auスマートパスプレミアムとは
「auスマートパスプレミアム」は、月額499円/初回30日無料で、動画、音楽のエンタメコンテンツをはじめ、修理代金サポート、セキュリティアプリ等の使い放題といったサービスを提供中。臨場感たっぷりに楽しめるVRコンテンツや「au 5G Special Event」でのトークとライブのマルチアングル動画など、5G体験コンテンツを最新機種から発売中の機種まで、様々な機種にて体験いただけます。なお、2019年12月18日より、auに限らずスマートフォン・タブレットをお持ちのすべてのお客さまが利用可能。
最新の特典内容など詳細は、こちら https://pass.auone.jp/main を参照ください。
映画『『宇宙でいちばんあかるい屋根』
<STORY>
お隣の大学生・亨(伊藤健太郎)に恋する14歳の少女・つばめ(清原果耶)。優しく支えてくれる父 (吉岡秀隆) と、明るく包み込んでくれる育ての母(坂井真紀)。もうすぐ2人の間に赤ちゃんが生まれるのだ。幸せそうな両親の姿はつばめの心をチクチクと刺していた。しかも、学校は元カレの笹川(醍醐虎汰朗)との悪い噂でもちきりで、なんだか居心地が悪い。つばめは書道教室の屋上でひとり過ごす時間が好きだった。ところがある夜、唯一の憩いの場に闖入者が―。空を見上げたつばめの目に飛び込んできたのは、星空を舞う老婆の姿!?派手な装いの老婆・星ばあ(桃井かおり)はキックボードを乗り回しながら、「年くったらなんだってできるようになるんだ―」とはしゃいでいる。最初は自由気ままな星ばあが苦手だったのに、つばめはいつしか悩みを打ち明けるようになっていた。
清原果耶
伊藤健太郎 水野美紀 山中 崇 醍醐虎汰朗 坂井真紀 吉岡秀隆
桃井かおり
脚本・監督:藤井道人
原作: 野中ともそ「宇宙でいちばんあかるい屋根」(光文社文庫刊)
配給: KADOKAWA
© 2020『宇宙でいちばんあかるい屋根』製作委員会
公式サイト:https://uchu-ichi.jp/
9月4日(金)より絶賛公開中