★小島藤子(NHK 朝ドラ「ひよっこ」)初主演★
80年代後半の伝説のテレビ番組「イカ天」出身の桐生コウジが監督・脚本・出演!
過去にとらわれる男と夢を追いかける女のオフビート音楽コメディー!!
ビジュアル・特報映像・場面写真 解禁
2017 年NHK 朝ドラ「ひよっこ」の寮長役で注目を集めた小島藤子が初主演を務める映画『馬の骨』のビジュアル&特報映像が完成!
本作は、平成元年に「イカ天」と呼ばれた伝説のテレビ番組「三宅裕司のいかすバンド天国」に出演した過去の栄光を忘れられずに鬱屈した日々を送る中年男性・熊田と「イカ天」を知らない平成生まれのアイドル歌手・ユカとの、奇妙な交流を描くオブビート音楽コメディー。
小島はそのアイドル歌手の「ユカ」を演じ、劇中で4 人組アイドルグループ「ツキノワ★ベアーズ」のメンバーとして、現役アイドルである志田友美(夢みるアドレセンス)、茜屋日海夏(i☆Ris)、河上英里子と共に歌や踊りにも挑戦!また、初めてのギター弾き語りも披露し、透明感のある歌声を響かせている。
過去に囚われた中年男性・熊田を演じ、本作の監督・脚本を務めたのは、『アウトレイジ 最終章』など数々の映画に出演している桐生コウジ。タイトルにもなっている「馬の骨」という、実際に「イカ天」に出演したバンドで作詞、作曲、ボーカル、そしてリーダーを務めており、本作は自身の体験をもとにしながらも、フィクションを加え、全く別のストーリーとして描いている。
脇を固めるのはベンガル、しのへけい子、大浦龍宇一らベテラン勢。また、「イカ天」と所縁の深い、萩原健太(音楽評論家)と石川浩司(元たま)も本人役として特別出演し、往年のファンには嬉しい共演が実現しました!ライブシーンは、惜しまれながら2017年末に37 年の歴史に幕を下ろすことになった老舗ライブハウス「新宿JAM」で撮影。劇中でも「新宿JAM」として実名で登場し、名物店長の石塚明彦氏も出演して盛り上げている。
★特報映像★
この度公開された特報映像は、本作の主題曲であり、「馬の骨」がイカ天に出演した際に演奏した曲でもある「六根清浄」とともに始まる。
シェアハウスの縁側で住人たちが集まり、「イカ天って知らない?昔そういう音楽番組があったんだって」と話す垣内(深澤大河)の横で気まずそうに佇む熊田(桐生コウジ)。「何ていうバンドですか?」と尋ねるユカ(小島藤子)。ベンガル、大浦龍宇一ら登場人物たちが「馬の骨」という言葉を繰り返し、コミカルなトーンで進んでいく。ライブシーンでは歌いながら暴れる熊田と楽しそうに踊るユカ。「イカ天」と所縁の深い、萩原健太(音楽評論家)と石川浩司(元たま)の姿も見られる。観客から空き缶を投げつけられ頭にぶつかる熊田、会社名を聞かれ「馬の骨」と答える姿もコミカルさを際立たせ笑いを誘う。
★イカ天とは
1980 年代後半の第二次バンドブームの火付け役となった伝説の音楽オーディション番組、TBS「三宅裕司のいかすバンド天国(通称:イカ天)」。1989 年2 月11 日に始まり、1990 年12 月29日に多くのバンドを輩出して幕を閉じた。番組は当時爆発的な人気を呼び、1989 年の新語・流行語大賞の流行語部門・大衆賞を受賞するまでに至った。主なイカ天出身バンドにBEGIN、JITTERIN’JINN、たま、カブキロックス、人間椅子、FLYING KIDS、マルコシアス・バンプ、NORMA JEAN などがいる。
★「馬の骨」とは
1983 年頃、RC サクセションのコピーバンドとして発足。
桐生コウジが独学で作詞作曲を開始、「仏教」「不潔」「汚点」などのシュールなオリジナル曲でライブハウスを回る。観客には全くウケないが、メディアにはウケ、サザンオールスターズやシャネルズを輩出したヤマハのバンドコンテスト「EastWest’86」東京代表として中野サンプラザの本選出場後、1989 年、TBS「三宅裕司のいかすバンド天国」に出場、墓石や卒塔婆を配した美術セットや、墓前で拝む老婆をメンバーとして登場させる演出が審査員の内藤陳、ラッシャー木村、中島啓江らにウケ、審査員特別賞を受賞。番組出演後にメンバー全員の就職に伴い自然消滅、桐生コウジは俳優に転身した。
《あらすじ》
工事作業員の熊田(桐生コウジ)は元イカ天バンド「馬の骨」のボーカリスト。作業現場で遠藤(大和田健介)とトラブルを起こし解雇される。社員寮から追い出された熊田は、家賃1万5千円の格安シェアハウスに転がり込む。シェアハウスには、垣内(深澤大河)、宝部(ベンガル)など曰くありげな面々に加えて、アイドルのユカ(小島藤子)も住んでいた。住人たちから「職業は?」と問われた熊田は、つい「音楽関係」と口走ってしまう。アイドルを卒業し密かにシンガーソングライターを志していたユカは、熊田に猛アプローチするが──やがて、熊田の正体が発覚し……。夢を途中で投げ出し、その後30 年近く後悔ばかり抱いて暮らしてきた中年男が、一途に夢を追い続ける若者との出会いによって、自分も青春の後悔にケリをつけようと再起を図る。
小島藤子 深澤⼤河/
しのへけい子 信太昌之 黒田大輔 ⼤浦龍宇一 髙橋洋 粟田麗 ⼤⽥健介/
志田友美(夢みるアドレセンス) 茜屋日海夏(i☆Ris) 河上英⾥子 萩原健太(音楽評論家) 石川浩司(元「たま」)
ベンガル 桐生コウジ
脚本・監督:桐生コウジ/
脚本:坂ノ下博樹・杉原憲明/
撮影:佐々木靖之/音楽:岡田拓郎
製作・配給:株式会社オフィス桐⽣
Ⓒ 2018 オフィス桐⽣
2018 年初夏、テアトル新宿ほか全国順次公開