人をわかるってどういうことですか?心の奥底に沈めた想いを描き出す、心震える物語。
世界が絶賛!熱狂的人気を誇る伝説的コミックの実写映画化
主演・真木よう子×監督・今泉力哉初タッグ!
『アンダーカレント』
井浦新、リリー・フランキー、永山瑛太、
江口のりこ、中村久美、康すおん、内田理央
個性豊かな実力派の豪華共演者一斉解禁&コメント到着!
公開日は 2023 年 10 月 6 日(金)に決定!
2004 年の連載以来、「まるで 1 本の映画を観ているようだ」と漫画評論家の間や口コミで高く評価され、2010 年「漫画界のカンヌ映画祭」と呼ばれるフランス・アングレーム国際漫画祭ではオフィシャルセレクションに選出、2020 年にフランスメディアで発表された「2000 年以降の絶対に読むべき漫画 100 選」では堂々の 3 位に選出されるなど、フランスを中心とした海外でも熱狂的な人気を誇る伝説的漫画、豊田徹也の唯一の長編漫画『アンダーカレント』が遂に映画化!この度、2023年10月6日(金)に劇場公開が決定した!
映画化決定が発表されるやいなや SNS上では、原作ファンを中心に、映画化への興奮と期待の熱がじわじわと広がり、先日の主演・真木よう子の発表では、「まさにぴったり」「真木よう子×今泉監督の組み合わせを早く見たい」と熱狂的な支持の声が上がり、早くもその動向から目が離せない本作。主演・真木よう子×監督・今泉力哉、という初の強力タッグで贈る、人間関係が希薄になりがちな今の時代だからこそ贈りたい、おだやかな日常に漂う“心の奥底に沈めた想いを描き出す”心震える物語がここに誕生した。
家業を継ぎ、夫の悟と銭湯を切り盛りし順風満帆な日々を送るかなえ。しかし突然、悟が失踪する。彼の行方は一向に分からず、途方に暮れるかなえだったが、一時休業していた銭湯の営業を再開させる。そこに「働きたい」という謎の男・堀が現れ、ある手違いをきっかけに住み込みで働くことに。その日からかなえと堀の不思議な共同生活が始まる。友人から紹介された胡散臭い探偵・山崎とともに期間限定で悟を探しながら、穏やかな日常を取り戻しつつあったかなえ。しかしあることをきっかけに、堀、悟、そして実はかなえも閉ざしていた心の底流(アンダーカレント)が、徐々に浮かび上がってくるー。
この度、真木よう子演じる[かなえ]を取り巻く超個性的なキャラクターに魂を吹き込む実力派俳優が顔をそろえた総勢7名【井浦新、リリー・フランキー、永山瑛太、江口のりこ、中村久美、康すおん、内田理央】の追加キャストとコメントが到着した。
かなえが営む銭湯「月乃湯」に住み込みで働くことになる謎の男・堀 隆之には、『11・25 自決の日 三島由紀夫と若者たち』『かぞくのくに』(共に 12)で日本映画プロフェッショナル大賞主演男優賞、また『かぞくのくに』でブルーリボン賞助演男優賞も受賞し、今泉力哉監督とは『かそけきサンカヨウ』(21)以来2回目となる井浦新。
失踪したかなえの夫・悟の行方を期間限定で探すことになる探偵・山崎道夫には、『凶悪』(13)で日本アカデミー賞優秀助演男優賞、『そして父になる』(13)で 同賞最優秀助演男優賞を受賞し、カンヌ国際映画祭でパルム・ドールに輝いた『万引き家族』(18)では主演を務め、今泉力哉監督作品は『ちひろさん』(23)に続く出演となるリリー・フランキー。
突然失踪したかなえの夫・関口 悟には、『ディア・ドクター』(09)で日本アカデミー賞優秀助演男優賞、ブルーリボン賞助演男優賞を受賞し、『怪物』(23)の公開が控える永山瑛太。
かなえと悟の大学の同級生でかなえに探偵・山崎を紹介する・菅野よう子には、TV ドラマ「時効警察」シリーズ(06・07・19)で注目され、『事故物件 恐い間取り』(20)で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞し、今泉力哉監督作品では『愛がなんだ』(19)に続く出演となる江口のりこ。
月乃湯を手伝う気の良いおばちゃん・木島敏江には、今泉力哉監督作品に『his』(20)、『猫は逃げた』(22)と続いて出演する中村久美。
煙草屋の店主で月乃湯の常連・田島三郎には、40 歳で映画デビューし、各作品において繊細で独特な存在感を見せる康すおん。月乃湯の近所に、小学生の娘・みゆと暮らすシングルマザー藤川美奈には TV ドラマ「おっさんずラブ」(18)で日刊スポーツ・ドラマグランプリ助演女優賞を受賞した内田理央。
さらに、コメントも到着!井浦は「たくさんの大小様々な奇蹟が浮かんできたり漂ったりして、それを皆んなで丁寧にすくい集めていました」、リリー「人の心の底流に揺らぐ、透明で、つかみきれないもの。今泉監督の目線は、その映らないものを丁寧に手のひらですくいます」、永山「今まで彼女が演じてきた役が持つ、揺らぎや葛藤とは違う、本当の真木よう子の何かを目の前でひしひしと感じました」、江口「『愛がなんだ』以来、また今泉さんの映画に参加出来ることが、とても嬉しかったです」、中村「自分なりの屈託のないオバチャン像を創り上げました。皆さんに受け入れられたら嬉しいです」、康「人間って解らない、永遠に。深くて複雑で。物語にはそんな人間達が描かれていました。その一員となれた事、本当に嬉しかったです」、内田「脚本は見入るように読みましたが、それがどのように映像になっているのか…私もとても楽しみにしております。」と思い思いのコメントが寄せられた。
真木よう子に加え、日本を代表する豪華実力派俳優が大集結!繊細で静謐な人間ドラマを、みずみずしく、そしてリアルに映し出している本作への期待がさらに高まる。
【コメント】
■井浦 新(堀 隆之 役)
撮影は雨の日の多い暑い夏でした。ロケ地も銭湯や水辺、身体に纏わりつく湿度、常に水を感じていた撮影期間でした。この作品のキーになる水に寄り添われていたのは、映画の神さまからのギフトだったのかもしれません。原作の漫画がすでにシネマティックなので、今泉組でつくる映画は各部が高いハードルを超えていく必要がありました。たくさんの大小様々な奇蹟が浮かんできたり漂ったりして、それを皆んなで丁寧にすくい集めていました。
■リリー・フランキー(山崎道夫 役)
人の心の底流に揺らぐ、透明で、つかみきれないもの。今泉監督の目線は、その映らないものを丁寧に手のひらですくいます。
■永山瑛太(関口 悟 役)
今泉監督作品が好きだったので、自分が出演する事が決まった時は、あの、変わった風貌の監督と会えるのか!こわい監督なのか!?と身構えましたが、「今泉力哉」って感じのカッコいい人でしたから、どんな演出にも応えられるよう、思考停止のまま現場へ向かいました。
真木よう子さんとは何度も共演してますが、今まで彼女が演じてきた役が持つ、揺らぎや葛藤とは違う、本当の真木よう子の何かを目の前でひしひしと感じました。
ただ、私はよく分からない感情になりました。
かなえは何を感じていたか、分からなかったので、皆様が劇場で汲み取って頂き、真木よう子の力を存分に味わってもらいたいです。
■江口のりこ(菅野よう子 役)
『愛がなんだ』以来、また今泉さんの映画に参加出来ることが、とても嬉しかったです。繊細な脚本がどのような映画になっているのか、楽しみです。
■中村久美(木島敏江 役)
まず原作を読んだ時、私で大丈夫かな?と少し不安になりました。私自身の佇まいを考えますと、善良なオバチャンの部分が見え難いのではないかと心配だったのですが、今泉監督で主演が真木よう子さんと少しずつイメージを膨らませ、自分なりの屈託のないオバチャン像を創り上げました。
皆さんに受け入れられたら嬉しいです。
作品はとても素敵に仕上がっておりますので是非劇場に足をお運び下さい。
■康 すおん(田島三郎 役)
人間って解らない、永遠に。深くて複雑で。好きかと聞かれると戸惑う。
でも人間は他の何よりも一番面白い。だから人間を演じたい。そんな思いをずっと持ってきました。物語にはそんな人間達が描かれていました。その一員となれた事、本当に嬉しかったです。
最初にお話を頂いてから、長い時間をかけて映画が完成しました。この時間は、自分に様々な作用をしました。関わった人達も同じかもしれません。色々な想いが詰まった『アンダーカレント』を多くの人に見ていただけると幸いです。
■内田理央(藤川美奈 役)
私は銭湯の常連のシングルマザーの藤川美奈を演じさせて頂きました。短い時間でしたが、今泉監督の作品に携わることができ、そして皆さまとお芝居をすることができたことをとても嬉しく思います。
脚本は見入るように読みましたが、それがどのように映像になっているのか…私もとても楽しみにしております。
【ストーリー】
家業の銭湯を継ぎ、夫の悟とともに順風満帆な日々を送るかなえ。しかし突然、悟が失踪する。途方に暮れていたかなえだったが、なんとか一時休業していた銭湯を再開させる。数日後、堀と名乗る謎の男が、銭湯組合の紹介を通じて「働きたい」とやって来る。その日から、住み込みで働くことになった堀とかなえの不思議な共同生活が始まる。友人 から紹介された胡散臭い探偵・山崎とともに期間限定で悟を捜しながら、堀と過ごす心地よい時間の中で、穏やかな日 常を取り戻しつつあったかなえ。だが、あることをきっかけに、悟、堀、そしてかなえが閉ざしていた心の深層が、徐々に浮かび上がっていく。それぞれの心の底流(アンダーカレント)が交じりあったその先に訪れるものとはー。
■出演:真木よう子、井浦新、リリー・フランキー、永山瑛太、江口のりこ、中村久美、康すおん、内田理央
■監督:今泉力哉『愛がなんだ』『ちひろさん』
■脚本:澤井香織『愛がなんだ』『ちひろさん』、今泉力哉
■原作:豊田徹也『アンダーカレント』(講談社「アフタヌーン KC」刊)
■製作幹事:ジョーカーフィルムズ、朝日新聞社
■企画・製作プロダクション:ジョーカーフィルムズ
■配給:KADOKAWA
■コピーライト:豊田徹也/講談社 2023「アンダーカレント」製作委員会
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2023年10月6日(金)全国公開