TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2015
準グランプリ受賞作品
― 映画『裏アカ』 ―
表と裏、それぞれの世界で生きる。
激しく揺れ動くシーンの場面写真が解禁!!
6月12日(金)新宿武蔵野館、池袋HUMAXシネマズ、渋谷シネクイントほか全国ロードショー
木村大作、降旗康男、原田眞人、成島出ら日本を代表する数々の名監督の下で厚い信頼とともに助監督を務めてきた加藤卓哉がTSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2015で準グランプリを受賞した本作でついに監督デビュー。
脚本は、『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』の高田亮と、加藤卓哉の共同脚本。その題材は、今の社会や時代が持つ二面性を象徴する“SNSの裏アカウント”。裏アカウントを通して出会う男女の姿から、現代に生きる者が抱える葛藤や欲望、そして性への衝動を赤裸々に描き出し、観る者の心に突き刺さるセンセーショナルな人間ドラマへと昇華させた。
主演は、映画『火口のふたり』(19)で第93回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞をはじめ各賞で高い評価を獲得したほか、話題となった「恋はつづくよどこまでも」(TBS)にも出演し、確かな演技力で注目を集める瀧内公美。主人公を翻弄する相手役にはドラマ「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」(NTV)で注目を集め、現在放送中の「いいね!光源氏くん」(NHK)など話題作への出演が続く注目若手俳優の神尾楓珠。そのほか、市川知宏、SUMIRE、田中要次、神戸浩、松浦祐也、仁科貴、ふせえりといった個性豊かな俳優陣が脇を固めている。
そんな本作の場面写真がついに解禁!
アパレルショップの店長として働きながら、女性としてのプライドと寂しさを抱えた主人公・真知子が、“裏アカウントの世界”と“現実世界”の間で激しく揺れ動き、翻弄される姿が見どころの本作。今回解禁となったのは、主人公の真知子を演じる瀧内公美と相手役の“ゆーと”と“原島努”という二つの顔を持つ男を演じる神尾楓珠、その他キャストを映し出した場面写真9枚。1つ1つの写真から様々な心情の変化が伺え、映画本編に期待が高まる。
1枚目は、華やかな服装とは裏腹に浮かない表情のまま鏡を拭く真知子。鏡に映った自分の顔を見つめ、自己嫌悪になっている印象を受ける。2枚目では、“裏アカ”を通じて出会ったゆーとと、嬉しそうに並んで歩く様子が伺える。ゆーとの方が半歩先に歩き、年上の真知子をリードしているようにも見える。3枚目では、仕事の現場で再会した二人が“表の顔”でパーティーの場にいる様子。原島はどこか距離を置くようにして過ごしています。同じ空間にいながらも、表では交われない真知子のもどかしさが表情に表れている。
4枚目は、険しい表情をしながらスマホを見る真知子。裏アカという存在が彼女の中で大きな存在になっているのか、はたまた彼女の身に危険が迫っているのか。常にスマホを確認したくなるほど、裏アカに振り回されている様子が伺える。5枚目は、同僚の佐伯(市川知宏)と穏やかな表情で過ごす真知子。4枚目とは打って変わり、真知子の明るい笑顔が輝いている。6枚目は、夕暮れの一室で真知子とゆーとが見つめあっているシーン。ゆーとの眼差しは真剣で、何か真知子に訴えかけている様子。二人の心を通わせることはできるのか、想像が膨らむ一枚だ。
7枚目は、後輩でカリスマ店員のさやか(SUMIRE)と並んで洋服を整理する様子。両者とも顔を合わせることなく黙々と仕事こなし、二人の関係性が想像できる一枚となっている。8枚目は、アパレルショップ社長の北村(田中要次)と真知子が会議をしているシーン。店長を務める“表”モードの真知子は、プライドや責任を感じながら懸命に仕事をしていることが伺える。そして最後は、髪を下ろし疲れ果てた様子で涙を拭う真知子の様子。果たして彼女の身に何が起こったのか・・・衝撃的な結末とは?
《STORY》
青山のアパレルショップで店長を務める伊藤真知子は、どこか満たされない毎日を送っていた。自分の意見は採用されず、年下のカリスマ店員・新堂さやかに仕事を取られ、ストレスが溜まる日々。そんなある日、さやかの何気ない一言がきっかけで真知子はSNSの裏アカウントを作り、胸元の際どい写真を投稿する。表の世界では決して得られない反応に快感を覚えた真知子の投稿はどんどん過激になっていき、それに呼応するようにフォロワー数も増えていった。「リアルで会いたい」「もっと自分を解放して」 そんな言葉に誘われ、フォロワーの1人と会うことになった真知子。その相手は、”ゆーと”という年下の男だった。 真知子は自分と同じ心の乾きを持つ彼に惹かれていく。しかし、その関係は1度きり。それがゆーととの約束だった。ゆーとと会えないことから、真知子は他の男と関係を持つようになるが、その心は満たされない。裏の世界でフラストレーションがたまっていくのとは裏腹に、表の世界は、店の売り上げ不振回復への施策に自身のアイデアが採用され、大手百貨店とのコラボレーション企画が決まるなど充実していく真知子。やりがいのあるプロジェクトに意気込む真知子だったが、その百貨店担当者の原島努こそが、あのゆーとだった。表の世界で再会を果たした2人。平静を装う原島に対し、心乱れ動揺を隠せない真知子。原島ではなく、ゆーとに会いたいという思いが日増しに募っていく。表と裏、愛情と憎悪、真実と嘘、理性と欲望・・・相反する2つが激しく交錯する中、真知子に突然訪れる結末とは…。
出演:瀧内公美 神尾楓珠
市川知宏 SUMIRE 神戸浩 松浦祐也 仁科貴 ふせえり 田中要次
監督:加藤卓哉
脚本:高田亮 加藤卓哉
製作:映画『裏アカ』製作委員会
配給:アークエンタテインメント
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
公式サイト:http://www.uraaka.jp/
公式SNS:https://twitter.com/uraaka_movie
公式SNS(裏アカウント):※閲覧するには表アカウントをフォローする必要があります。
©2020映画『裏アカ』製作委員会
6月12日(金)新宿武蔵野池袋HUMAXシネマズ、渋谷シネクイントほか全国ロードショー