映画『牛首村』大ヒット御礼ティーチインイベントが、3月6日に東京・丸の内TOEIにて行われ、主演のKōki,、共演の高橋文哉、莉子と清水崇監督が登壇した。
ホラー界の巨匠・清水崇監督が恐怖描写を徹底的に突き詰めて作り上げる「恐怖の村」シリーズ。2020年2月に公開し大ヒットを果たした『犬鳴村』、第2弾として2021年2月に公開された『樹海村』。そして、待望の第3弾『牛首村』がついに完成。本作は、富山県魚津市に実在する北陸最恐心霊スポット・坪野鉱泉を舞台に、都内在住の女子高生・奏音と、富山在住の女子高生・詩音の二人の姉妹が“牛首村”と呼ばれる場所の秘密と風習から不可解な出来事に巻き込まれていく様を描く。本作で映画初主演&女優デビューを果たしたKoki,が奏音と詩音の二役に挑戦している。
2月18日に映画公開を迎えてから約2週間、大きな反響を得ている本作だが、Kōki,は「それぞれ恐怖の感じ方やレベルが違うので色々な感想を聞くのが面白かった。ホラーが怖いと言う方でもストーリーに夢中になって観たと言ってくださいました」と、喜びのコメント。
高橋は「村シリーズがファンという友達が観てくれたんですが、『村シリーズに文哉が出ていることに違和感しかなかった』と言われて(笑)」と、友人の感想を嬉しそうに話す。
今回、本作の舞台挨拶に初登壇した莉子は「母が一人で観に行ってくれて、『感動して泣いた』と言ってくれました」とニッコリ。
清水監督は「『村シリーズ』が続いたこと、Kōki,や高橋くん、莉子ちゃんのファンが観てくれて、ホラーに目覚めたり、興味を持ってくれて、食わず嫌いな人が飛びついてくれるのが楽しみでした」と新しいファンが増えたことに満足気に話す。
イベントではSNSで事前に募集した質問をBOXから選んで答えた登壇者たち。莉子は「もう一度取り直したいシーンは?」と言う質問に、「取り直したいとは違いますが、車に張り付くシーンは、自分でワイヤーをつけて撮影したんですが、達成感があって楽しかった! めっちゃアザができたんですけど、楽しいほうが勝っていました」と嬉しそうに答える。
高橋は「(ロケ地の)富山で良かった場所は?美味しかったものは?」という問いに、「将太が登場する海岸がとても素敵でした。そこで大事なシーンを撮ることができて嬉しかったです。あとはお刺身が美味しかったですね」と印象を語る。
Kōki,は「みんなでハマっていたことは?」と問われ、「え~?何かあった?」と高橋に振るも、二人ともなかなか答えが出てこない。「(萩原)利久くんとはしりとりとかしてました。あとは好きな音楽の話とか」と答えたKōki,だった。
監督には「最近ドキドキしたことは?」と質問。監督が「この映画の公開前にドキドキした」と答えると、Kōki,は「私は映画の公開と、その舞台挨拶のあとです。どう受け取ってくださったかドキドキでした」と。莉子は「人生初めてのホラーがこの『牛首村』で、ドキドキしました」と話す。すると高橋は「僕だけ、映画の話じゃないんですが・・・」と恐縮しながら「お腹が弱くて、ドラマ撮影の本番前とかにドキドキです」と言うと、MCから「それはドキドキじゃなくてハラハラですね」と言われ、「そうです」と苦笑い。
さらに、この日は本作初のティーチインイベントを実施。登壇者たちが観客の質問に直接答えるレアな企画に会場は大盛り上がり。初めてホラーデビューしたという女性は「最近克服できたことはありますか?」と質問。髙橋は「ピーマンです。家族全員が嫌いだったので、食卓にもあまり出てこなかったんです。食わず嫌いなところがあって、二十歳になって一人暮らしをしたので、思い切ってチャレンジして食べてみたらめちゃくちゃ美味しかった!」とピーマンを克服したことを明かす。
同じ質問にKōki,は「私はワサビを食べられるようになりました」と答えると、監督が思わず「(二人とも)可愛い~)」と声を漏らす。莉子も「ラーメンが苦手だったんですが、最近1人でラーメンを食べに行けるようになりました」と答えると、「話題が平和過ぎてバラエティー番組みたいですよ」と笑う監督だった。
映画『牛首村』
Kōki,
萩原利久 高橋文哉
芋生悠 大谷凜香 莉子
松尾諭 堀内敬子 田中直樹 麿赤兒
監督:清水崇
脚本:保坂大輔 清水崇
音楽:村松崇継
制作プロダクション:ブースタープロジェクト
配給:東映
2022年/115分/カラー/ビスタ/5.1ch
Ⓒ2022「牛首村」製作委員会
公式サイト:https://www.ushikubi-movie.jp/
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