映画『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』公開記念舞台挨拶が、6月30日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、『アエイオウ』に出演の白濱亜嵐と、本作の主題歌「何もかもがせつない」を歌うGENARATIONS from EXILE TRIBEのメンバーの片寄涼太、小森隼が登壇した。
詩と音楽、映像を一つに融合したプロジェクト<-CINEMA FIGHTERS project->の最新作、映画『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』は、EXILE HIROと「SSFF & ASIA」代表の別所哲也、そして作詞家・小竹正人の3人によるショートフィルムプロジェクトの最新作。6つの詩から生まれた6つの新しい楽曲と、その音楽の世界観から映像化され、「カナリア」「ファンキー」「アエイオウ」「Kuu」「Our Birthday」「幻光の果て」の6つのショートフィルムとして、各作品に登場する主人公たちの思いが物語と音楽に凝縮した、観るものの心を揺さぶるオムニバスムービーとなっている。
『アエイオウ』は、GENERATIONS from EXILE TRIBEの楽曲「何もかもがせつない」を安藤桃子監督の感性で映画作品として制作。本作は、世界大戦の開戦を阻止すべく特命任務に就く若き自衛隊員・安住ひかるの姿を、現在と過去を交差しながら描いていく。孤独な若者が一人海を見つめる先にあるものは・・・その未来には何があるのか。主人公の安住ひかる役を白濱が演じる。
前日に、ロケ地となった高知県で奥田瑛二ら共演者たちと共に舞台挨拶に登壇した白濱。高知の人々の歓迎ぶりに驚いた様子で「気軽な気持ちで行ったら想像以上に人がすごくて。僕もいきなり緊張してしまって、サインを書く字もめっちゃ汚くなっちゃって・・・。レッドカーペットを歩き直したいです」と笑顔で振り返った。奥田と食事もしたそうで「芝居のこととかいろんな話をさせてもらいました」と語り、本作への挑戦について「メッセージ性が強い作品なので、監督に『これはどういう意味なんですか?』と質問しながら撮影しました。観れば観るほど、自分なりの発見がある。自分にとってとても成長できた作品になりました」とコメントし、出演を喜んでいた。
主題歌「何もかもがせつない」を歌う片寄が「劇場では1番しか聴くことができませんが、実はフルバージョンもあるんですよ」と告げ観客を驚かすと、「たぶんほかの曲もフルありますよ。聴きたいですよね。どこかでお披露目できるといいなとは思ってます」と伝えた。さらに、「今回、監督が曲を聴いてインスパイアされたものを映像化するという新しい試み。新しい曲の楽しみ方、新しいショートフィルムの楽しみ方だと思います」と話す。楽曲を歌うにあたっては「タイトルの通り、切なさを大事にしました」と明かし「小竹さんは言葉を大切にされる方。セリフをしゃべるようなイメージで歌いました」と語る。
本楽曲が映画のために制作されたため、パフォーマンスの機会がなかったパフォーマーの小森は「我慢できないので言いますが・・・」と口を開き、「改めてこの並びだと、何でお前なんだ感ハンパないんですけど!」とぶっちゃけ。「曲を聴いて凄くいいな、亜嵐くんの演じる映画を観て、ちょっと難しいなぁ・・・て思ったりして。そう考えたときに、俺はどっちかというとこっち(観客側)じゃないかなと(笑)」と話し、会場の笑いを誘う。「同じメンバーとして凄く誇らしい気分ですが、限りなく僕は皆さんと同じ立場にいますから。皆さんと一番近いことを感じていると思います」と続け、「LDHとしても、僕らGENERATIONSのグループとしても、色々な角度からエンターテイメントをお届けできる可能性の一つ。さらに頑張ります」とさらなる活躍に自信をのぞかせた。
楽曲のタイトルにちなみ、「最近“何もかもが切ない”と思ったことは?」と問われると、片寄が「今の小森の存在ですかね?どうしようもないほどに切ない(笑)」と笑い、小森は自身の登壇をSNSで知らされたときから「景色が全部薄く見える・・・」「一言喋るごとに切ない」と意気消沈。舞台挨拶前日には片寄に連絡したそうで、「俺の存在意義と意思確認だけしました」と自虐ネタで会場を笑いで包み込む。
同じ質問に白濱は「先日行われた始球式で(メンバーの)関口メンディーくんが133キロの剛速球を投げて、話題になっていたのにすぐ(ゴールデンボンバーの)樽美酒(研二)さんに抜かれましたね。せっかく頑張って野球教室通っていたのに・・・」と苦笑いしながら話し、会場を沸かせた。
また、片寄は「ドームツアーで何万人の方から声援を受けて、家に帰ったら一人で洗濯しているとき、切ない…」と語ると、白濱も「わかる!ライブ終わって帰ってきて、トイレ掃除しているときヤバいなと思いますよ」と同調。
イベントでは映画のタイトルに絡み、「アエイオウ」の一文字からメンバーに対して言いたいことを伝えるという企画も。「オ」を選んだ白濱は「オッシャー!と喜んだことは?」の問いに、メンバーたちとサッカー観戦をしたことを明かし、「ア」を選んだ片寄は「ありがとうと感謝されたことは?」に「毎日ですね」とニッコリ。その言葉に反応した小森は「1日でもメンバーと会わないと久しぶりのような気がする」と、メンバーらの仲の良さをうかがわせていた。
【作品概要】
『カナリア』監督・脚本:松永大司 キャスト:TAKAHIRO 夏帆 髙野春樹 塚本晋也 主題歌「Canaria」byEXILE TAKAHIRO
『ファンキー』監督・脚本:石井裕也 CAST:岩田剛典 池松壮亮 前田航基 芹澤興人 岡根拓哉 美山加恋 / 伊佐山ひろ子 麻生久美子
主題歌「東京」by三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE
『アエイオウ』監督・脚本:安藤桃子 キャスト:白濱亜嵐 木下あかり 林寿美 奥田瑛二 主題歌「何もかもがせつない」byGENERATIONS from EXILE TRIBE
『Kuu』監督・脚本:平林勇 キャスト:石井杏奈 山口乃々華 坂東希 筒井真理子 平山祐介 野島直人 麿赤兒 主題歌「あの子のトランク」byDANCE EARTH PARTY
『Our Birthday』監督・脚本:Yuki Saito CAST:青柳翔 佐津川愛美 ランディ・ジャクソン/芦名星 余 貴美子 主題歌「How about your love?」byJAY’ED & 鷲尾伶菜
『幻光の果て』監督・脚本:岸本司 キャスト:山下健二郎 中村映里子 大城優紀 加藤雅也 主題歌「Baby Shine」byDEEP
エグゼクティブプロデューサー:EXILE HIRO
企画・プロデュース:別所哲也
コンセプトプロデューサー:小竹正人
配給:配給:LDH PICTURES
公式HP:http://utamonogatari.jp
コピーライト:©2018 CINEMA FIGHTERS
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