映画『ウィキッド ふたりの魔女』の日本語吹替版キャスト会見が、2月3日、東京・グランドプリンスホテル新高輪にて行われ、日本語吹替版キャストの高畑充希、清水美依紗、海宝直人、田村芽実、入野自由、kemio、塩田朋子が登壇した。
不屈のミュージカルとして20年以上愛され続けている「ウィキッド」が待望の映画化。エミー賞、グラミー賞、トニー賞と数々の受賞歴を持つ実力派俳優シンシア・エリヴォと、グラミー賞常連のアーティストのアリアナ・グランデがW主演し、『イン・ザ・ハイツ』のジョン・M・チュウが監督を務める、音楽と魔法が彩る感動の超大作エンターテインメント。
まだ本当の強さを知らない、後の“悪い魔女”エルファバ役(シンシア・エリヴォ)を高畑充希、まだ本当の優しさを知らない、後の“善い魔女”グリンダ役(アリアナ・グランデ)を清水美依紗、ウィンキー国のハンサムな王子・フィエロ(ジョナサン・ベイリー)を海宝直人、自立を望むエルファバの妹・ネッサローズ役(マリッサ・ボーディ)を田村芽実、ひそかにグリンダに思いを寄せている素朴な学生ボック
役(イーサン・スレイター)を入野自由、グリンダの友人でゴシップ好きの皮肉屋ファニー役(ボーウェン・ヤン)をkemio 、シズ大学の魔法学の権威マダム・モリブル(ミシェル・ヨー)を塩田朋子が担当。
高畑は、エルファバ役が決まったときを振り返り「感動でした!」と一言。「まさか、大好きな作品で声でも演じられるとは、数年前には想像もしてなかったし、シンシアさんの大ファンでコンサートにも行っていました。彼女の画を見ながら声を当てて、感動しすぎてどうしよう・・・という感じでした」と満面の笑みを浮かべ、「楽曲が全て素晴らしくて、何回聴いてもなんていい曲なんだろうと。毎回ブースに行くのが楽しみで、幸せを感じていました」と興奮を隠せない。
アリアナのファンだという清水は「学生の時はアリアナの曲ばかり聴いていて大ファンで青春でした。自分でもたくさん曲をカバーしていましたし、今回の映画化をいちファンとして嬉しく思っていました。声を担当できて、すっごく嬉しくて感慨深いと同時に、責任も重大だと思いながら声をあてさせていただきました」と述懐した。
海宝は「どんな映画になるんだろうと思って楽しみでした。冒頭の曲から豪華すぎて・・・」と驚き、「ミュージカルのリスペクトが溢れていて、いま生きていて幸せだなと感じました。『ウィキッド』は自分にとっても大切な作品。多くの人にも大切な作品になると思います。まだ完成作品を観ていないので、ドキドキしています」と期待大。
田村は「(『ウィキッド』は)私の青春でした。おこずかいをためて『ウィキッド』のミュージカルを観に行っていました。映画化され、より多くの方に観ていただくことができて大変嬉しく思います」と笑顔をこぼしていた。
入野は「20代の頃にロンドンで『ウィキッド』をDAYシートで観たんです。最前列であの音楽を浴びて、感動しすぎて立ち上がれなかった。今回の曲を聴いて鳥肌が立ちました。完成版を観るのが楽しみです!」と声を弾ませた。
Kemioは出演が決まったことに周囲の人々も「もう、オーマイガー!と言う感じ」と言い、「まさか自分が携われるとは思ってもいなかった」と自信も驚いたようで、「この映画は作品を理解して愛している人々が作った作品。僕もいろんな思いがあるので、(吹替え出演が)夢みたいです!」とニッコリ。
塩田は「ミッシェル・ヨーさんが出演すると聞いて、ぜひ!と思っていました。彼女の吹替えは何本もやっていますが、カンフーばあっても歌はなかった。今回『歌があるの?」って(笑)。喜びが思わずメロディーになってしまったので、愛らしい表情になるように臨みました』と、これまでとは違う挑戦に意気込み。
映画にちなみ「もしルームメイトになったら相手に伝えたいマイルールは?」と問われた高畑と清水。高畑は「私は急に1点を見つめて動かないときがあるんですが、気にしないでほっといてもらえれば(笑)」と独特なクセを吐露。清水は「私は犬を飼っているので一緒に飼ってもいいですか?」とお願いを。すると「実は私、犬アレルギーなんです・・・」と高畑。「でも、実家でも飼っていて、薬を飲んで愛でているので大丈夫。私は猫を飼っているので、犬と猫の同居ですね(笑)」と笑顔で受け入れていた。
また、「まだ世に知られていない”本当の自分の姿」を聞かれると、海宝は「こう見えて、凄く緊張するタイプなんです。そう見られないけど・・・」と話すと、高畑が「意外!」と驚くも「私もそうだから、気持ちがよくわかります」と同調していた。
Kemioは「僕は16歳のころからSNSで投稿しまくっているので、部屋もフリーマーケットのように散らかっているし、全部見せていますね」と、意外なところは無しという。
高畑は「素になるとコテコテの関西人です。ボケとツッコミをしているし」と告白。すると清水が「私も三重なので、関西弁に近いですよ」と意気投合。「ルームシェアが上手くいくかもね」と嬉しそうに応えた高畑だった。
また、会見では歌唱クリップ「ザ・ウィザード・アンド・アイ」(高畑歌唱)と、「ポピュラー」(清水歌唱)も初公開。登壇者たちも感動の面持ちで聴き入り、海宝は「早く全部聴きかせてくれ! 続きが見たい!」と声を上げていた。
さらに、フォトセッションでは映画制作に携わったハリウッドのプロダクションチームが完全再現”した、貴重なエルファバの帽子とグリンダのティアラもお披露目。高畑と清水は「被りたい!」と目を輝かして見つめていた。
最後に、清水は「魔法というファンタジーな物語ですが、人と人との関わり方に葛藤する姿は共感できると思います。今を生きる人に響く作品」と自信をのぞかせ、高畑が「もう開いた口がふさがらないほど、あまりに美しい映像。ミュージカルでは細かい表情まで見られないけれど、映画ではそこまで楽しめます。パート2があるので、『ここで終わるの?』という動悸が止まりませんでした。ぜひそれを体感してほしいです」とメッセージを送り、会見を締めくくった。
◆吹替版本予告
『ウィキッド ふたりの魔女』
<STORY>
魔法と幻想の国オズにある<シズ大学>で出会ったふたり― 誰よりも優しく聡明でありながら家族や周囲から疎まれ孤独なエルファバと、誰よりも愛され特別であることを望むみんなの人気者グリンダは、大学の寮で偶然ルームメイトに。見た目も性格も、そして魔法の才能もまるで異なるふたりは反発し合うが、互いの本当の姿を知っていくにつれかけがえのない友情を築いていく。ある日、誰もが憧れる偉大なオズの魔法使いに特別な力を見出されたエルファバは、グリンダとともに彼が司るエメラルドシティへ旅立ち、そこでオズに隠され続けていた“ある秘密”を知る。それは、世界を、そしてふたりの運命を永遠に変えてしまうものだった…。
出演:シンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ、ジョナサン・ベイリー、イーサン・スレイター、ボーウェン・ヤン、
ピーター・ディンクレイジwithミシェル・ヨーandジェフ・ゴールドブラム
監督:ジョン・M・チュウ(『クレイジー・リッチ!』『イン・ザ・ハイツ』)
製作:マーク・プラット(『ラ・ラ・ランド』『リトル・マーメイド』)、デイヴィッド・ストーン(「ウィキッド」)
脚本:ウィニー・ホルツマン
原作:ミュージカル劇「ウィキッド」/作詞・作曲:スティーヴン・シュワルツ、脚本:ウィニー・ホルツマン
日本語吹替版キャスト:高畑充希、清水美依紗、海宝直人、田村芽実、入野自由、kemio、ゆりやんレトリィバァ、塩田朋子、大塚芳忠、
山寺宏一、武内駿輔ほか
日本語吹替版スタッフ:三間雅文(台詞演出)、蔦谷好位置(音楽プロデューサー)、高城奈月子(歌唱指導)、吉田華奈(歌唱指導)
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3月7日(金)より、全国ロードショー!