Open Close

醍醐虎汰朗・黒羽麻璃央ら、鬼監督役・髙嶋政宏のサプライズ乱入に怯える!? 『野球部に花束を』公開記念舞台挨拶

『野球部に花束を』

醍醐虎汰朗、黒羽麻璃央、駒木根隆介
市川知宏、三浦健人、浅野杏奈、飯塚健監督が登壇!
鬼監督役、髙嶋政宏もユニフォーム姿で
サプライズ乱入!!
怯える一年生部員達・・・
公開記念舞台挨拶イベント

オフィシャルスチール③

『ドラフトキング』『べー革』など、多くの傑作野球マンガを発表し、話題を呼んでいるクロマツテツロウの同名コミックが、ついに初の映画化。8月11日(木・祝日)に全国公開した。

中学時代の野球部生活に別れを告げ、高校デビューを目指し茶髪に染めて入学した黒田鉄平(醍醐虎汰朗)。夢見たバラ色の高校生活は、うっかり野球部の見学に行ってしまい、あっけなくゲームセット。 一緒に入部した桧垣主圭(黒羽麻璃央)たち一年生は、コンプライアンス全無視の原田監督(髙嶋政宏)や先輩たちに囲まれて時代錯誤で圧倒的不条理な野球部の荒波にもまれていく。

8月13日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて、公開記念舞台挨拶が行われ、一年生野球部員役を演じた主演の醍醐虎汰朗、黒羽麻璃央、駒木根隆介、市川知宏、三浦健人と飯塚健監督、そして黒田が一目惚れする同級生役の浅野杏奈が登壇した。映画のみどころや撮影時をふり返るエピソードに加えて、原田監督役を演じた髙嶋政宏もユニフォームにサングラス姿でサプライズ乱入し、会場をわかせた。

<イベントレポート>
上映後に拍手で迎えられたキャスト・監督一同。全国公開を迎え、主演を務めた醍醐虎汰朗は「本日はお越しいただきありがとうございます。楽しんで行きましょう!」と感謝の気持ちを伝え、黒羽も「野球大好きな僕にとっては至福のような時間を過ごせました。今日という日を迎えられて大変嬉しく思っております。」と話し、さらに飯塚監督も「何度作品を重ねても公開すると特別な思いがあります。今日は楽しんでいってください」と挨拶した。

オフィシャルスチール①

改めて公開したことへの気持ちを醍醐は「最高です!」と一言、そして「皆さんどうでしたか?」と本作を観たばかりの会場の皆さんへ呼びかけると会場から大きな拍手が起きた。
野球部に入部する一年生5人組という役どころを演じた醍醐、黒羽、駒木根、市川、三浦は久々に再会した感想を聞かれ、駒木根は「撮影の時はみんな同級生って感じで、本当に部活っていう日々だったので、今日会ってみんな雰囲気がガラッと変わっててなんか照れくさい感じが(笑) あれ?俺だけ?」と全員を見渡し、トークは髪型の話に。坊主だった撮影の頃にくらべて髪が伸びカラーもしいた一年生メンバーに、思わず黒羽が「野球部あるあるです。卒業するとそっちに走ります!」と会場を笑わせた。

また、年齢もバラバラながら同級生役を演じたことについて、市川は「坊主で制服だと高校生に見えたんですけど、改めてみると皆さんイケメンで」と話し、またも髪型の話になり、そこで駒木根が「髪の毛の話、もういいんじゃない」とツッコミを入れチームワークがうかがえる場面も。そんな撮影現場について飯塚監督は、「おじさんばっかりだったので、高校生に見えていたのか分からなかったんですけど、“野球“って不思議なもので一生懸命球を追いかけていると高校生に見えてくるなと思ってました。」と明かした。

撮影が大変だったシーンとして引退ノックのシーンがあがると、市川は「俺が一番疲れてた。みんなすごいなと思って」と明かし、醍醐は「最初はみんな大袈裟じゃないのと思ったんですけど、限界でした!立てなくなって、すごかったですよね」と共感し、続けて黒羽も「キツかったですけど、より気持ちが入るっていうのはありましたね。」と全員で撮影をふり返った。

オフィシャルスチール②

ここで主人公の黒田鉄平(醍醐)が一目惚れする同級生の女子役を演じた浅野杏奈も登場!男性陣ばかりだった撮影現場について聞かれると「私自身学生時代はラグビー部だったので、男性の多い現場の雰囲気はすぐ受け入れられたんですけど、皆さんの年齢差がすごかったのでそれには驚きました。でも不思議と教室に入ると皆さん同級生のようで懐かしい高校風景を思い出しました。」と撮影当時を回顧。それに対し醍醐も「田舎っぽい田んぼのあるシーンを背景にみんなで撮影してたら、青春すぎてなんかスポーツドリンクのCMみたいでした。」と現場の雰囲気を振り返った。すると、浅野が「醍醐さんのファンの方にお伝えしたいんですけど・・」と切り出し、「醍醐さん、めっちゃ良い匂いしました。ロケバスで醍醐さん乗られてきた瞬間、ふわっといい香りがして思わず振り向いてしまって。それだけは今日皆さんに伝えたいなと思って。」と野球部には似つかわしくない爽やかエピソードを披露!それを聞いて「何にもつけてないんだけどな、体臭かな、恥ずかしいです(笑)」と醍醐も照れながらコメント。

続いて、地獄の野球部の頂点に君臨する原田監督役を演じた髙嶋の話題になり、本編で原田監督から愛のビンタを受けた桧垣役の黒羽が「思いっきり叩かれると、耳キーンてなるんだなって経験を初めてしました。髙嶋さんも躊躇なくやってくださって嬉しかったです。映画を観てもらえると、僕がガチで驚いてるのがよくわかると思います(笑)」と注目ポイントを明かした。飯塚監督も「髙嶋さんはご自分でアドリブ色々出してくれて「野球に狂え!」のシーンも僕からはふわっとしか伝えてなかったんですけど、しっかりやっていただきました。」と裏話が明かされ、そんなアドリブを炸裂させる強烈キャラを演じた髙嶋の様子を醍醐も「笑うの堪えるのが大変なんです!」とコメント、駒木根も「想像もしないような近づき方してくるし、そこ通る?ってくらい狭いところを通ってきたり本当に笑っちゃわないように堪えるのが大変なんです。」と当時の印象を語った。

現場のエピソードに盛り上がると、駒木根が「麻璃央くんだけ野球経験者でフォームも最初から綺麗だったんですが、醍醐くんも才能あって、野球未経験なのにフォームが綺麗すぎて、経験者かと思いました。」とコメントすると黒羽も「(醍醐へ)ぜひ野球を続けてください!みんなで草野球チーム作ってプレイしたいですよね、最初は小学生相手に試合して・・」とトークが盛り上がる中、突如劇中の原田監督の出立ち、リーゼントにサングラスをかけユニフォームを着た髙嶋政宏がサプライズ登場!映画特製の黄金バッドを振り乱し「髪染めてんじゃねえよ!」と劇中さながらのド迫力で乱入、思わぬゲストの登場に驚く一年生キャストたちに原田監督からひまわりの花束が渡された。

オフィシャルスチール④

今までの話を全て聞いていた髙嶋は「スタンバイが長い長い!みんなに見つからないように冷房の効かない部屋でずっと隠れてたんだから。久しぶりにリーゼントやりました。」とコメント。
髙嶋から花束を受け取った醍醐は「いや怖いっすよ!びっくりした、やっぱりめちゃいかついですね。」と話した。先日行われたセレモニーピッチに共演者の小沢仁志と登場した髙嶋は「バッドが重くて全然振れなくて。それに小沢さん始まる前に「当ててやるからな」って言うし顔も怖いしで、本当に怖かったんだから。」と感想を他のキャストに伝えた。さらに監督から出た髙嶋のアドリブエピソードについては「監督が撮影始まる寸前に、こそっと僕だけに言ってくるんですよ。「もうちょっとやれます?」って。それで、野球に狂え!のシーンに臨んだんですけど、いつカットかかるかと思いながら一生懸命大声出して喉も痛くて、やっとカットかかったと思ったら「じゃあもう一回!」と言われて目の前真っ暗になりましたよ。」と原田監督よりスパルタな飯塚監督の現場エピソードを披露した。

最後に醍醐が「今日は台風の中来てくださってありがとうございます。“野球”と聞くと入りづらいと思う人もいるかもしれませんが、観てもらえれば誰でもどこか共感できてクスッと笑ってもらえる作品を作ったつもりです。これからも応援していただけたら嬉しいです!」と挨拶し、舞台挨拶を締めくくった。

『野球部に花束を』本ビジュアル

映画『野球部に花束を』
<ストーリー>
中学時代の野球部生活に別れを告げ、高校デビューを目指し茶髪に染めて入学した黒田鉄平。夢見たバラ色の高校生活は、うっかり野球部の見学に行ってしまい、あっけなくゲームセット。 新入生歓迎の儀式で早々に坊主に逆戻り、、、練習以前に、グラウンド整備や白線引きにすら怒鳴られる日々。おまけに一目惚れした同級生は、なんと先輩の妹(手を出したら、即死)。そしてヒエラルキーの頂点に立つのは、ヤバい見た目と言動で三年生をも震え上がらせる最恐の監督。強くはない、けど別に弱小でもない。そんな中途半端な並の都立高校野球部で、助け合ったりいがみ合ったりしながらも生き延びていく黒田ら一年生。そして、恐れていたはずの“伝統”に、気がつけば自分たちも染まっていた……。

醍醐虎汰朗 黒羽麻璃央 駒木根隆介  市川知宏 三浦健人/里崎智也(野球解説者) 小沢仁志/髙嶋政宏
原作:クロマツテツロウ『野球部に花束を ~Knockin’ On YAKYUBU’s Door~』(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)
主題歌:電気グルーヴ「HOMEBASE」 (C)macht inc.
音楽:海田庄吾
監督・脚本:飯塚健
製作幹事:KDDI 制作プロダクション:ダブ
配給:日活 ©2022「野球部に花束を」製作委員会

■公式サイト:http://yakyubu-hanataba.jp/
■Twitter:https://twitter.com/yakyubuhanataba

8月11日(木・祝) 全国ロードショー