第一回 横浜国際映画祭 (YOKOHAMA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL)のレッドカーペッド&船上パーティーが、5月3日、神奈川県横浜市・赤レンガ倉庫パークにて開催され、アンバサダーの竹中直人をはじめ、山田孝之、秋吉久美子、高島礼子、沢村一樹、寺島進、柄本明、長妻怜央(7ORDER)、IKKOほか、豪華俳優陣・著名人が集結した。
横浜国際映画祭実行委員会が開催する「横浜国際映画祭」が横浜みなとみらいエリアにて記念すべき第一回映画祭として開催。本イベントは日本屈指の港町であり文化芸術の町横浜にて、映画と横浜の魅力を国内外に発信することを目的に立ち上げられ、2023年5月3日(水)〜5日(金)の3日間に渡り「レッドカーペット」「船上パーティー」「プレミア上映」「映画音楽コンサート」「トークショー」「モリコーネ特集」など様々なイベントが行われる。
海をバックにしたレッドカーペットでは、ドレスアップした登壇者たちがファンの歓声を浴びながら笑顔で闊歩。トップバッターに登場したのは、映画『DAUGHTER』のメンバー。映画祭のアンバサダーを務め、本作主演の竹中直人。横浜出身でもある竹中は「まさか自分がこんな素晴らしい横浜国際映画祭にアンバサダーに呼ばれてしまうなんて想像もしていないので、ものすごく恥ずかしいです。でもまさか自分がここに立つとは・・・レッドカーペットを俺が歩くなんてありえないことだったんで、ちょっとかなり足が震えています。この映画祭でたくさんの人が出会ってくださると嬉しいなと思っております。これが第1回だけでなく2回、3回とずっと続くことを願っています」と、本映画祭へ期待寄せた。
劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』で登場した沢村一樹は、「横浜国際映画祭、最高!」「真実は、いつもひとつ!」とコナンくんと一緒にポーズを決める。
続けて、登場した『MIRRORLIAR FILMS』の阿部進之介は「今回は我々の『MIRRORLIAR FILMS』の作品も上映させていただきました。我々も“第1回『MIRRORLIAR FILMS FESTIVAL』を渋谷でやってまして、同じ第1回ということで、ともに映画を盛り上げていきたいなと思います」とコメント。山田孝之は、「はい、すでに公開しております・・・『名探偵コナン 黒鉄の魚影』よろしくお願いします」と言い、フォトセッションでは(コナンのように)メガネをかけ、コナンのポーズを真似て、会場を沸かせた。
『UMAMI』の長塚京三は「この映画を観る機会がありましたら、ぜひご覧ください」とアピールしつつ、「こういう日というのは、皆さん思いっきりオシャレをして楽しそう。それを見ていると楽しくなります。(自分も)もっとオシャレをしてくればよかった(笑)」とニッコリ。仲間たちとともにレッドカーペットを歩き、映画祭を楽しんでいる様子。
他にも、『スパイスより愛を込めて。』では、主演の中川翼が爽やかな笑顔で大きなスプーンを持ち、映画をアピール。『犬、回転して、逃げる』に主演した長妻怜央は、黒のスーツをスタイリッシュに決め、会場のファンに笑顔で手を振っていた。
また、シークレットゲストとして、5人組YouTuber・コムドットのやまとが登場し、さらにレッドカーペットを盛り上げていた。
その後、船上パーティーに場所を移した登壇者たち。会場では、動画メッセージを合わせ出品された19作品の紹介が行われ、それぞれが作品についての思いをスピーチ。
俳優の中村優一が初監督・初プロデュースした映画『YOKOHAMA』は、3つのオムニバス作品となっており、中村は『死仮面』の監督を務める。横浜出身の中村は「まさに横浜をテーマに撮った作品なので、第1回横浜映画祭で上映されることをとても幸せに思います」と胸を張った。
『犬、回転して、逃げる』の西垣匡基監督と長妻は、「映画のタイトルを覚えていただきたい」と、「『犬、回転して、逃げる』です」、「『犬、回転して、逃げる』を応援していただけたら、犬も回転して逃げると思います」と映画タイトルを連呼。
『いちばん逢いたいひと』は白血病の患者とドナーの数奇な運命を描いた作品。出演した三浦浩一は「長いこと俳優をやっていますが、映画祭のレッドカーペットにタキシードを着て歩くという夢が、ようやくこの歳で実現できました」と喜び、高島礼子は「一人でも骨髄バンクに登録していただけたら命が助かるということを知っていただけたらと思います」と伝え、主演の倉野尾成美(AKB48)は「素晴らしい俳優の皆さんとご一緒できて嬉しいですし、普段の活動では経験できないことを今作で経験できました。命の大切さ、人と人との繋がりなどたくさん学ぶことができる作品に出演できたことが嬉しいです」とコメント。
劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』監督は、「公開して3日間で(興行成績)31億円という数字を叩き出したのは”コナン”史上初めてのことですが、この物語にお客さんが惹きつけられた結果かなと思っています」と大ヒットに感謝していた。
パーティーの最後には、菅野祐悟氏によるサプライズスペシャル演奏として「戦場のメリークリスマス」のピアノ演奏が披露され、優しく響きわたる旋律に乗客たちが酔いしれた。
◆横浜国際映画祭HP:https://yiff.jp/