映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』の公開記念舞台挨拶が、9月2日、東京・TOHOシネマズ 日比谷にて行われ、W主演の白岩瑠姫(JO1)と久間田琳加をはじめ、共演の箭内夢菜、上杉柊平、監督の酒井麻衣が登壇した。
シリーズ累計発行部数55万部突破する汐見夏衛の大ヒット小説「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」を原作に実写映画化した本作は、学校ではマスクが手放せず、本心を隠して生きる茜と、自由奔放で絵を描くことを愛する銀髪のクラスメイト・青磁。誰にも言えない痛みと過去を抱えながら、いつしか惹かれ合っていく様を描く、純度100%のエモーショナルで色鮮やかなラブストーリー。監督は、美しい彼」でドラマ・映画で大ヒットを記録した酒井麻衣。深川青磁役の白岩瑠姫(JO1)と丹羽茜役の久間田琳加がW主演を務め、茜の友人・沙耶香役に箭内夢菜、青磁と茜が通う高校の美術教師・岡崎役を上杉柊平など、フレッシュで個性豊かなキャストが顔を揃えた。
青磁と茜の恋や関係の魅力について、白岩が「誰かを想ったり、誰かと出会うことで変わっていく・・・その変化を傍から見ていると青春だなと。お互いがお互いを支え合っている関係性を僕は羨ましく微笑ましく見ていました」と語ると、久間田は「弱いところを見せられる仲という素敵な関係。私も強がりなタイプですが、お互いの悩みを共有して強くなる絆もあると思う。この二人の関係は素敵だなと思います」と同調。
お互い、“人見知り”という白岩と久間田だが、二人を近くで見ていた酒井監督は「最初の頃は二人とも喋らないし、目も合わせなくて。それでよく青磁になれるなと思いましたね」と苦笑い。その言葉に白岩が「最初の頃は危なかったですね(笑)。初日は緊張したのを覚えています」と認めると、久間田も「その割にアドリブを出してましたよね。そんな白岩さんを見て『大丈夫だな』と思えました(笑)」と述懐。
また、久間田が撮影時の白岩の様子で驚いたことがあるそうで、「白岩さんは台本を覚えながら、新曲のダンスを覚えていて。もの凄く器用だなと思いました」と明かした。すると、白岩は「台本を見て、『Tiger』のダンス動画を見ながら踊って覚えていました」と、身振り手振りで再現する。「(撮影の合間に)踊りすぎて衣装を汗でビショビショにしてしまって。衣装さんにご迷惑をかけました・・・」。としながらも、「劇中でも上半身だけのダンスがあって、覚えることが多かったけれど、充実していました」と満足気。そんな白岩を久間田は「不思議な人だなと思ったけれど、それも一つの才能だと」と称えていた。
上杉も「最初の時より最後のほうは目が違っていた。二人を見ていて『いいぞ!頑張れ!』と応援してましたね」と白岩と久間田を微笑ましく観ていた様子。
本作が純度100%のエモーショナルで色鮮やかなラブストーリーということにちなみ、「〇〇度 100%」なエピソードをそれぞれ発表することに。白岩は「夜きみ愛100%」と答え、「昨日行ったインスタライブの後に、レイトショーで『夜きみ』を映画館に観に行ったんです。観客の皆さんの反応も聞こえてきたりして楽しかったです。『ここにいるよ!』と言いたかったけど、僕には技があるので誰にも気づかれませんでした(笑)。本当はエンドロールの時には前に出て挨拶をして帰りたかったです」と楽しそうに話し、「これからも行くかもしれないので、ちゃんと隣の座席を見てくださいね」とニッコリ。
久間田は「運命度100%」と。「昨日インスタライブを行ったHMV & BOOKS SHIBUYAで、小学校時代の同級生が働いていたんです。すぐにあの子だ!と分かりました。そんな偶然に驚いたし運命を感じました」と明かした。
箭内は「感動度100%」。自身も出演した「24時間テレビ」のマラソン企画で力走したヒロミに感動したことを伝える。上杉は「30歳を越えると周りにも子供ができたりして、心が穏やかになる」と「なので、“ほっこり度100%”です」と話していた。
監督は「優しい度100%です」と言い、「青磁の茜に対するエスコートが素敵。私からリクエストをしなくても、自然と白岩さんから手を添えたり・・・。白岩さんから出る紳士さや優しさが青磁の品に繋がっていた」と白岩を絶賛。白岩は「いい男ですね~(笑)」と自画自賛。「自分にキュンキュンしてくれたら嬉しいですね。無意識ロマンティックです!」と照れ笑い。
最後に白岩は「この日を迎えられて幸せに思っています。すべての皆さんに感謝します」と周囲の人々、観客のお礼を述べる。久間田は「この作品を観ていただき、一人でも多くの方の背中を押すことができたら嬉しいです」とコメント。監督は「この物語に出会えて良かったと思っています。より多くの方にこの物語が届くように祈っています」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。
『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』
【ストーリー】
無彩色で息苦しいこの世界。救い出してくれたのは、“私を嫌い”な君でした――。
マスクが手放せず、周囲の空気ばかり読んでしまう「優等生」の茜。
自由奔放で絵を描くことを愛する、銀髪のクラスメイト・青磁。
何もかもが自分とは正反対の青磁のことが苦手な茜だったが、
彼が描く絵と、まっすぐな性格に惹かれ、茜の世界はカラフルに色づきはじめる。
次第に距離を縮めていくふたりの過去がやがて重なりあい、初めて誰にも言えなかった想いがあふれ出す――。
出演:白岩瑠姫(JO1) 久間田琳加
箭内夢菜 吉田ウーロン太 今井隆文 / 上杉柊平 鶴田真由
原作:汐見夏衛 「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」(スターツ出版 刊)
監督:酒井麻衣
脚本:イ・ナウォン 酒井麻衣
製作:『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』製作委員会
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント、アスミック・エース
配給:アスミック・エース
■コピーライト:© 2023「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」製作委員会
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