映画『弱虫ペダル』の公開御礼舞台挨拶が、8月25日、東京・丸の内ピカデリーにて行われ、主演の永瀬廉(King & Prince)をはじめ、共演の伊藤健太郎と坂東龍汰が登壇した。
アニメ、アニメ映画、舞台、小説、ドラマなど様々なコンテンツでメディアミックスされている渡辺航原作の大人気コミックス「弱虫ペダル」を実写映画化。自転車競技部を舞台に、地元・千葉から秋葉原にママチャリで通うアニメ好きの高校生・小野田坂道(おのだ さかみち)が、かけがえのない仲間たちの為に、自分の限界や壁を越え、レースに勝利するための努力を覚えていく様を描くスポーツ青春ストーリー。主人公・小野田坂道役を永瀬廉、坂道のライバルであり期待の新人エース・今泉俊輔役を伊藤健太郎、自転車競技部のマネージャー・寒咲幹役を橋本環奈が演じ、坂東龍汰、竜星涼、栁俊太郎、菅原健、井上瑞稀(HiHi Jets)ら個性豊かな若手俳優たちが顔を揃えた。
8月14日に公開し、週末興行ランキング新作実写邦画第1位獲得ほか、高評価を得て大ヒットスタートを切った本作。この日は、永瀬、伊藤、坂東が浴衣姿で登場した。
劇中で、それぞれがカッコいいと思うシーンを聞かれると、永瀬は「今泉と2人で語り合うシーンがあるんですが、今泉がカッコよくペットボトルを投げるシーン」と、伊藤の演技を挙げると、伊藤は「あれは緻密に計算された演技なんですよ。どのくらい蓋を緩めてどこに投げたらいいか考えて投げたんです」と得意げに話すも「でも、最後にそのペットボトルがスタッフさんのほうに飛んでしまって・・・」と苦笑い。さらに坂東について「海に向かって叫ぶところ。負けた悔しさを発散してたよね。鳴子はカッコいいセリフが多いよね」と語る。
一方の伊藤は「坂道くんの100人抜き。抜こうと思っているんじゃなくて、みんなのところに追いつくことを考えてやっているんだけど、その一生懸命さがカッコいい!好きですね」とべた褒め。坂東については?と聞かれると「ないですね」とふざけながらも「鳴子の後ろ姿を見ながら走っていたんだけど、その背中がカッコ良かった!」と称えた。
その言葉に坂東が「伊藤くんが後ろで走っていたとき、後ろで『鳴子、大丈夫か?』ってずっと言ってくれたんです」と嬉しそうにこぼすと、すかさず伊藤が「それ、営業妨害だな。これまでキャラクター作ってきたのに」と言い「恥ずかしい~!!」と素の姿を明かされ恥ずかしがった。永瀬については「冒頭の顔と最後のほうで顔が違う。『街を見てごらん』というシーンでは表情が違うんです。男前になっている。大好きです。永瀬廉さん、カッコいいです」とニッコリ。
また、青春が詰まった映画の内容にちなんで「高校生に戻れたらやってみたい青春は?」と問われると、永瀬は「学校にピザを注文したい。あと、担任の先生と恋に落ちたかった。漫画の見過ぎかな?(笑)」と妄想が止まらない。坂東は「僕は高校の時は私服だったので制服に憧れます。制服デートとかしたかったな」と。伊藤は「特にないけど、、、。ケンカ?」と答え、周りから「それは他のドラマでやってくれ!」とツッコミを入れられていた。
さらに、8月25日が“川柳発祥の日”ということで、「青春」をテーマに五・七・五で一句詠むことに。3人で競いあい、会場から一番拍手が多かった人が優勝。最下位はセンブリ茶を飲むという罰ゲーム。
坂東は「赤い山 汗がふき出る ケイデンス」、伊藤は「青春を 弱虫ペダルで もう一度」と、永瀬は「プール後の 塩素の匂いと 夏の風」と詠んだが、一番拍手の多かったのは坂東。次に伊藤。永瀬にいたっては全く拍手がならない。どうやら観客は永瀬に罰ゲームをやらせたかった様子(?)。永瀬は「今日来た人、全員顔覚えたからね。覚えておいてね!」と恨み節をこぼしながら、一気にセンブリ茶を飲みほした。
最後に永瀬が「もっともっと、この熱さ、伝えたいことを広めていきたいです。この作品を愛してくれたら嬉しいです」とアピールし、舞台挨拶を締めくくった。
■ストーリー
主人公は、地元・千葉から秋葉原にママチャリで通う、運動が苦手で友達がいないアニメ好きの高校生・小野田坂道(永瀬廉)。あることをきっかけに、自転車競技部に入部することになった坂道は、自転車選手としての思わぬ才能を発揮することになる。坂道の良き仲間でライバルでもある今泉俊輔(伊藤健太郎)や、マネージャーの寒咲幹(橋本環奈)、同じ自転車競技部のメンバーとともに自分の限界や壁を越え、初めて出来た「仲間」とともに、レースで走る喜びを見出していくー。
誰かの為に頑張ったり、頑張る誰かを応援したりー。
あなたもきっと応援したくなる、誰かに想いを伝えたくなる、今年一番熱い青春ストーリー!
■主演:永瀬廉(King & Prince)
■出演:伊藤健太郎、橋本環奈、坂東龍汰、栁俊太郎、菅原健、
井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)・竜星涼 / 皆川猿時
■原作:渡辺航『弱虫ペダル』(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)
■監督:三木康一郎
■脚本:板谷里乃・三木康一郎
■主題歌:King & Prince「Key of Heart」(Johnnys’ Universe)
■制作プロダクション:デジタル・フロンティア
■協力:ワイズロード
■製作:「弱虫ペダル」製作委員会
■配給:松竹株式会社
■公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/yowapeda-eiga/
公式twitter:@yowapeda_eiga
公式Instagram:yowapeda_eiga
■クレジット表記:©2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 ©渡辺航(秋田書店)2008
大ヒット上映中!