映画『雪の華』大ヒット御礼イベントが、2月13日、東京・新宿ピカデリーにて行われ、主演の登坂広臣と中条あやみ、監督を務めた橋本光二郎が登壇した。
本作は、中島美嘉の「雪の華」をモチーフとして映画化。フィンランドと東京を舞台に、ひたむきに夢を追い続ける青年と、余命1年を宣告された女性の愛の行方を描く、切ない大人のラブストーリー。主人公の綿貫悠輔役を登坂、平井美雪役を中条が演じ、『orange-オレンジ-』や『羊と鋼の森』で知られる橋本光二郎監督がメガホンを取った。
2月1日に公開し、初日3日間で28億円突破の大ヒットを記録したことを受け、登坂は「嬉しいですね」と喜び、完成作品を観たときには「(中条と)二人で演じていた空気感みたいなものは感じていたけれど、美雪とお母さんとのシーンでは家族の愛が描かれていて(そのシーンが)グッときたポイントでした。観客の皆さんと同じ目線で観れたと思います」とコメント。
公開後、実際に映画館に足を運んで鑑賞したという中条は、「悠輔が手を振っているシーンでお客さんが笑顔を見せていたことや、お母さんのシーンで涙していたところを見れて、頑張ってよかったな・・・と思いました」と語った。
映画の内容にちなみ、「最近、実生活で涙したことは?」と問われると、中条は「先日、誕生日を迎えてたくさんの方にお祝いしていただきました。登坂さんや監督にもお祝いしていただいて涙が出るほど嬉しかったです」と笑顔を見せる。一方の登坂は「(三代目 J SOUL BROTHERSのコンサート)ツアーですかね。ツアーで涙しました」と明かす。
そして、明日2月14日はバレンタインデー。映画の舞台となるフィンランドではチョコレートの代わりにチューリップが贈られるということで、抽選で選ばれた2名の観客が登坂と中条から直接白いチューリップの花をプレゼントされるというサプライズが。悲鳴にも似た大歓声が上がるなか、客席に降りて当選者までチューリップを渡すことにな
ったが、中条が登坂と監督に「一緒に行こうよ」と声をかけ、登壇者3人で渡すこととなり、会場は大興奮。チューリップを受け取ったファンは思わず号泣する場面も。
MCから登坂に「もし、三代目のメンバーから(バレンタインのプレゼントを)もらうとしたら誰がいい?」と問われると、「(誰からも)いりません(笑)」と。「逆にあげるとしたら?」と聞かれると「あげませんね。誕生日なんかはプレゼントしているけど・・・。バレンタインは・・・気持ち悪くないですか?」と笑い飛ばしていた。
また、イベント終盤にはこの日のために作られた巨大な“雪の華”のオブジェが登場! 本物の雪でかたどられた花が舞う美しい氷の彫刻に登坂と中条は興味深々。その美しさと溶けてしまうというはかなさに「映画にピッタリですね」と感激していた。
イベントの最後にはさらなる観客への“感謝のプレゼント”が! なんと、観客500人全員を3人がお見送りをするというサプライズなおもてなしが用意され、会場は大歓声に包まれた。キャストは手を振ったりしながら一人ひとりに感謝の気持ちを伝えてイベントを終了した。
<STORY>
「100万円で、私の恋人になってください。」
東京-フィンランド。余命1年、最後の恋に涙する。
幼い頃から病気がちで、ついに余命1年を宣告された美雪(中条あやみ)。彼女の夢は2つ――1つは両親が出会った〈約束の地〉フィンランドでオーロラをみること。そしてもう1つは、最初で最後の恋をすること。ある日、ひったくりにあった美雪はガラス工芸家をめざす悠輔(登坂広臣)に助けられる。悠輔が男手ひとつで妹弟を育てていること、そして働く店が危機になっていると知った美雪は、「私が出します、100万円。その代わり1ヶ月、私の恋人になってください」と持ちかける。何も知らないまま“期間限定”の恋に応じる悠輔だったが・・・。かけがえのない出会いが、美雪に一生分の勇気をあたえて、悠輔の人生を鮮やかに彩っていく。
舞台は東京―フィンランド。切ない想いに涙が溢れる、初雪の日に出会った2人の、1年のラブストーリー。
登坂広臣 中条あやみ
高岡早紀 浜野謙太 箭内夢菜 / 田辺誠一
主題歌:中島美嘉「雪の華」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
監督:橋本光二郎 脚本:岡田惠和
音楽:葉加瀬太郎
製作:映画「雪の華」製作委員会
企画・制作プロダクション:エー・フィルムズ
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2019 映画「雪の華」製作委員会
公式サイト:http://yukinohana-movie.jp
公式 Twitter:@yukinohanamovie #雪の華
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