【第37回東京国際映画祭“ガラセレクション”出品作品】
無名の町医者は、どのように日本を救ったのか?
江戸時代末期、人命を奪う疫病の危機に立ち向かった
一人の町医者と人々との出会い、そして夫婦の絆。【愛と感動の実話】
松坂桃李「まるで“赤ひげ”のよう…!」
黒澤明の最後の助監督・小泉堯史が
第二の赤ひげを生み出す!?
笠原良策(松坂桃李)が教えを請う師
日野鼎哉役の役所広司のメイキング映像が解禁
巨匠・黒澤明の助監督を務め、監督デビュー作『雨あがる』(00)以来、一貫して人間の美しい在り方を描いてきた小泉堯史監督が、吉村昭の原作「雪の花」(新潮文庫刊)を映画化。日本映画を代表する豪華キャストとスタッフが集まり、多くの人命を奪う疫病と闘った町医者の愛と感動の実話を描く 本格時代劇、『雪の花 ―ともに在りて―』が1月24日(金)に全国公開となる。
江戸時代末期。死に至る病・疱瘡(天然痘)が大流行し、多くの人命が奪われていく中、福井藩の町医者・笠原良策(松坂桃李)は、どうにかして人々を救う方法を見つけようとする。妻・千穂(芳根京子)に支えられながら、京都の蘭方医・日野鼎哉(役所広司)に教えを請いに出向いた良策は、異国では疫病の予防法として「種痘」が行われている事を知る。予防法成功の鍵となる「種痘の苗」を入手すべく、様々な困難にぶつかりながらも絶対に諦めない良策の志は、やがて藩を、そして幕府をも巻き込んでいく。知られざる無名の町医者は、どのようにして日本を救ったのか――?
笠原良策役には、映画俳優として数々の賞を受賞し、世代のトップランナーである松坂桃李。使命感に溢れる人物をひたむきに、力強く演じ切り、作品を牽引する。そして良策の妻・千穂役に芳根京子。周りを明るく照らす太陽のような、だが意外な一面も持つ人物をチャーミングに演じる。そして、良策を導く蘭方医・日野鼎哉役に、名実ともに日本を代表する俳優・役所広司。
小泉監督「役所さんとご一緒できるのは本当に心強い」
役所広司と松坂桃李が対峙するメイキング映像が解禁!
いよいよ公開まで2週間を切った映画『雪の花 ―ともに在りて―』より、主人公の町医者・笠原良策(松坂桃李)が師と仰ぐ京都の蘭方医・日野鼎哉役の役所広司のメイキング映像が解禁!
江戸時代末期、死に至る病として恐れられていた疱瘡(天然痘)が猛威を振るい、多くの人命を奪っていた。良策は疫病の治療法を見つけるべく、京都の蘭方医・日野鼎哉を訪ねる。そんな良策が教えを請う医者、日野鼎哉を演じたのは『PERFECT DAYS』で第76回カンヌ国際映画祭の最優秀男優賞を受賞した俳優、役所広司。
今回解禁された映像は、福井から訪ねてきた良策に鼎哉が蘭方を学ぶ上での心構えを語るシーンのメイキング。この日が初日だった役所は撮影前に小泉監督と打合せし、入念に自身のセリフをチェック。
白い衣装に身を包んだ役所の姿を初めて見た松坂は、「まるで(黒澤明監督の)『赤ひげ』かと思った!」と語るが、その言葉通り、長い髭を生やした役所の姿はどこか『赤ひげ』の三船敏郎を彷彿とさせる。
さらに、本作では『赤ひげ』で実際に使用された薬をすりつぶす道具、薬研(やげん)が特別に使用されており、この薬研は1月25日(土)より吉村昭記念文学館にて展示予定となっている。
小泉監督の作品には『蜩ノ記』、『峠 最後のサムライ』に続いての参加となる役所は、「小泉監督の作品にはどんな形でも参加したいと思っていた。」と小泉監督作品への意欲を見せる。小泉監督も、「役所さんは演じる人物をきちんとつかんで、立ち上がらせてくれる俳優さん。ご一緒できるのは本当に心強いです。役に対する取り組み方が非常に真摯で、安心して任せられる。」と役所への絶大な信頼を見せた。
黒澤明監督の最後の助監督、小泉堯史監督が作り上げた“第二の赤ひげ”、役所広司演じる日野鼎哉の心に響く台詞、佇まいをぜひスクリーンでご覧ください!
◆映画『雪の花 ―ともに在りて―』メイキング映像
映画『雪の花 ―ともに在りて―』
監督:小泉堯史
脚本:齋藤雄仁 小泉堯史
音楽:音楽:加古隆
原作:吉村昭「雪の花」(新潮文庫刊)
出演:松坂桃李 芳根京子
三浦貴大 宇野祥平 沖原一生 坂東龍汰 三木理紗子 新井美羽
串田和美 矢島健一 渡辺哲 / 益岡徹 山本學 吉岡秀隆 / 役所広司
配給:松竹
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/yukinohana
公式X:@yukinohana2025
クレジット:©2025映画「雪の花」製作委員会
2025年1月24日(金)全国公開