Open Close

大橋和也、特殊メイクの天海祐希にいたずら! 映画館にはポップコーンを食べるために“マイ箸”持参!? 映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の初日舞台挨拶

DSC_6987

映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の初日舞台挨拶が、12月13日、東京・TOHOシネマズ日比谷にて行われ、主演の天海祐希をはじめ、共演の上白石萌音、大橋和也(なにわ男子)、伊原六花と、中田秀夫監督が登壇した。

2013年に刊行が始まり、今や世界累計発行部数 1100万部を突破する廣嶋玲子・作、iyaiya・絵の大人気児童小説を原作に中田秀夫監督の手で実写映画化。本作は、老若男女、幸運な人だけが辿り着ける、ふしぎな駄菓子屋”銭天堂”を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末を描き出す。不思議な駄菓子屋”銭天堂”店主・紅子を天海祐希、紅子を敵対視する“たたりめ堂”店主・よどみを上白石萌音、映画オリジナルキャラクターの小学校教師・等々カ小太郎を大橋和也(なにわ男子)、大手出版社のファッション雑誌・編集者で小太郎の大学の後輩・相田陽子を伊原六花が演じる。

この日は、映画館で“銭天堂”が開店!ということで登壇者が並んでテープカットを実施。天海以外は初めてのテープカットとなり少々緊張の面持ちながら、MCの掛け声とともに見事にカットし、映画の公開を祝った。

DSC_6879

DSC_6889

公開を迎え、天海は「ワクワクしながらも、やっぱりドキドキしていました。早く全国の皆さんに、良い子のお友達に観ていただきたいなと思っていたので、やっと今日観ていただける日になって嬉しいです」と万感の思いを口にした。

DSC_6890

DSC_6893

上白石は「凄くドキドキしていました。よどみもたくさんファンがいる女の子なので、期待を裏切らないようにしないと思って。でも公開しただけで100点だと思います。皆さんのお顔を拝見してホッとしています」と会場を見渡しながらコメント。

DSC_6875

大橋は「1月から撮影して、ずっと(公開を)楽しみにしていました。僕は先生役は初めてですが、“こういう先生がいたらいいな”と思ってもらえればと思いながらやらせていただきました。演技のことでも、プライベートでも人生に対して教えてもらった映画やったので、公開されるのが本当に嬉しかったんですけど、現場にいても嬉しかったし、この1年ずっと“嬉しい”が続いていました」と満面の笑みを浮かべる。

DSC_6887

DSC_6910

伊原は「完成作品を観て、可愛くて柔らかい雰囲気の中にも、ハッとさせられるような気づきがあったり、観ていていろんな感情をもらえる作品になっていると思いました。これからまたいろんな方に届くと思うので、皆さんの感想を凄く楽しみにしています」と述べ、映画の公開を喜んだ。

個性豊かなキャラクターがたくさん登場してくるが、「自分の役以外でやってみたい役は?」と問われると、大橋は「紅子さん!」と答え、「特殊メイクをやったことがないので。紅子さんを見ていて凄いな、いつか自分もやってみたいな。僕ってわからないくらいのメイクで」と、希望する。その言葉に天海は「特殊メイク、おススメします!」とニッコリ。

DSC_6966

特殊メイクには苦労はあったようで、天海は「『何でも食べてください』と言われるんですけど、ちょっと動かすとくずれるんじゃないかと思って・・・」と、どうしても食が細くなり、撮影中にかなり痩せてしまったそう。そして、隣に立つ大橋に「あなた、よく笑わせたよね!」とチクり。大橋は「だって、笑わせちゃいけないって言われると笑わせたくなっちゃうじゃないですかぁ(笑)」といたずらな笑顔を見せ、会場の笑いを誘う。それでも天海は「特殊メイクで頬をふっくらさせていたので、周りには痩せていたことは気づかれなかったみたいです」と苦笑いしていた。

また、「私のふしぎな出来事」と題したコーナーも。伊原は「777」と回答し、「スーパーで買い物をしたら777円だったんです。それを実家に電話して話したら、その日に母親もスーパーで買い物をして“777円”だったんです!」と話し、登壇者たちを驚かせる。

DSC_6955

大橋は「ポップコーンを箸で・・・」と回答。「そのまんまです」という大橋は「(手で取ると)手が汚れるじゃないですか。だから箸を持参していくんですが、周りに聞いたらそういう人が誰もいなくて」と。会場に「そういう人いますか?」と声をかけ、何人か手を挙げると「ほら、いるんですよ」とまんざらでもないか顔を見せていた。

天海は「あんなに練習したのに、どうして忘れちゃうんだろう・・・って」とセリフをど忘れしてしまうエピソードを披露。「脳のふしぎ??」と。上白石が「天海さんでもそんなことがあるんですか?」と尋ねると、「私だからよ! あなたたち、歳が上がってみなさい!」と年齢を重ねていくせいにして、会場を沸かせていた。

DSC_6950

そんな天海に憧れの眼差しを向ける上白石は「私は天海さんとご一緒することを、デビューすたときから目標にしていたので、今回本当に嬉しかったですし、まさかこんなに睨み会えるとは思ってなくて。天海さんの敵意のこもった目で見られたとき、これからもこれを宝物にして頑張っていこうと思いました。現場でも学ぶことがたくさんあって、助けていいただきました。みんなを導いたり見守ってくださって、凄く幸せな時間でした」と語り、天海に感謝した。

DSC_6918

最後に天海が「心をこめて作った作品です。たくさんの方に観ていただいて、何かを受け取っていただけたら」とメッセージを送り、舞台挨拶を終了した。

<ストーリー>
あなたが選んだ駄菓子は、幸せを呼ぶのか不幸を招くのか?

小学校の新米教師 等々力小太郎は、15年ぶりに母と妹と故郷の町へ戻って来た。
母校の教壇に立つことになったが、生徒たちにも慕われ、順風満帆な出だしの様子。
しかし実は内向的な性格で、子どもの頃からずっと悩んでいる。
大学時代の後輩でひそかに想う相田陽子にも気持ちを伝えることも出来ない。
そんな中、小太郎は生徒たちから不思議な駄菓子屋の噂を聞く。
「そこの駄菓子は願いを叶えてくれるって。でも、食べ方や使い方を間違えると大変なことになるんだそうです・・・。」
その駄菓子屋の名前は、「銭天堂」。そこには、色とりどりのガラス玉のかんざしで結いあげた真っ白い髪に、真っ赤な口紅と古銭柄の赤紫色の着物を着た、店主・紅子がいるという。

都市伝説だと取り合わなかった小太郎だが、銭天堂の駄菓子を買ったらしい周囲の人々の様子が、少しずつおかしくなってゆく――。

最初は銭天堂と、紅子に不信感を抱いた小太郎だったが、やがて、たたりめ堂という別の駄菓子屋の存在に気付く。
そして、その店には不気味な笑いで、人々の悪意を集めるよどみがいた・・・。
よどみを食い止めるため、小太郎の前に現れた紅子。大切な人々を守りたい小太郎は、紅子とともによどみを追うが・・・。
そして、紅子と銭天堂にたどり着いた小太郎は、15年前のある出来事を思い出すことに――。

映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」
出演:天海祐希
大橋和也 伊原六花
平澤宏々路 伊礼姫奈 白山乃愛 番家天嵩 今濱夕輝乃
山本未來 渡邊圭祐 田中里衣 じろう(シソンヌ)
上白石萌音
原作:「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ 廣嶋玲子・作 jyajya・絵 (偕成社刊)
監督:中田秀夫
脚本:吉田玲子
音楽:横山克
主題歌:水曜日のカンパネラ「願いはぎょうさん」 (Atlantic Japan / Warner Music Japan)
制作プロダクション:KADOKAWA
製作:映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」製作委員会
配給:東宝
公開:2024年12月13日(金)

▼公式サイト
http://zenitendo-movie.jp/
▼公式X(旧Twitter)
https://twitter.com/zenitendo_movie
▼公式Instagram
https://www.instagram.com/zenitendo_movie/
▼公式TikTok
https://www.tiktok.com/@zenitendo_movie

全国公開中!