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主演有村架純、森田剛・磯村勇斗 出演映画『前科者』SP映像・追加場面写真解禁!

『あゝ、荒野』(17)で国内映画賞を総なめにした
岸善幸監督が主演有村架純と挑む希望と再生の物語

『前科者』

有村架純「温かい世界で生きていける世の中になってほしい」
森田剛「“生きる”ことを感じる、優しくて力強い映画です」
岸善幸監督「人間としてやり直すということはどういうことなんだろう」
LiLiCo「今日のエロフェロモンをどこに置いたんですか?」

【有村架純×森田剛×岸監督 SPトーク&場面写真解禁!】

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「ビッグコミックオリジナル」(小学館)にて2018年1月から連載が始まった原作・香川まさひと、作画・月島冬二による漫画「前科者」が、岸善幸監督により実写映像化され、現在WOWOWにて連続ドラマが放送・配信中であり、さらに日活・WOWOWの共同配給で2022年1月28日(金)に映画『前科者』が公開する。

原作は、テレビドラマ「監察医 朝顔」の原作や『羊の木』(18)といった映画の脚本も手掛ける香川まさひとが、罪を犯した「前科者」たちの更生・社会復帰を目指し、彼・彼女らと向き合い奮闘していく保護司の姿を描いた社会派ヒューマンドラマ。監督は、2017年に公開された『あゝ、荒野』の岸善幸。主演を務めるのは、大ヒット映画『花束みたいな恋をした』(21)での好演が記憶に新しい有村架純。有村が演じる主人公・阿川佳代は、罪を犯した「前科者」たちの更生・社会復帰を目指し、彼らと向き合い奮闘していく保護司。共演には、阿川の元で更生し社会復帰へ近づいていたが、ある日忽然と姿を消し再び警察に追われる身となる男・工藤誠に6年ぶりの映画出演となる森田剛。さらに磯村勇斗やリリー・フランキー、木村多江、若葉竜也、マキタスポーツのほか、ドラマ版からの続投となる石橋静河、北村有起哉、宇野祥平を加え、様々な作品で存在感を放つ個性派、演技派俳優たちが集結した。

この度、主演の有村架純、森田剛、岸善幸監督のスペシャル対談が実現!映画コメンテーターのLiLiCo が三人の本音を引き出す!

「生き方や考え方を変えてくれる映画が好きで『前科者』から体のすべてのパーツで何かを感じた」というLiLiCo。映画の中での森田の変わり様にとても驚いたLiLiCoが「今日のエロフェロモンを(撮影現場では)どこに置いたんですか?」と森田に思わず吐露する場面もあったが、本作の撮影現場を振り返りながら、観客に観てほしいポイントを語らう優しい雰囲気の中でのトークとなった。

Q:完成した映画を観て

有村:脚本を読んだ時の方がすごく苦しかったです。演じている時も(森田演じる)工藤誠のことを思って、ひたむきに泣いたり笑ったり怒ったり、人のために自分の心が動かされていく日々でしたが、完成した映画を観た時に希望を感じる作品になっていて、びっくりしました。

森田:涙が出ました。悲しいという気持ちよりも浄化される涙で、観終わった後、すっきりしました。

:保護司って元受刑者を更生させる、つまりやり直しをさせる役割があるんですが、人間としてやり直すということは一体どういうことなんだろうと。『前科者』を観ると分かるんじゃないかと。

Q:初共演の印象

有村:初めて(森田の)目を見た時に「なんて優しい目をしているんだろう」と思って。それだけでいい人なんだろうなって、全部分かっちゃうくらい。

森田:公園のシーンで、カメラチェンジの時に僕はその場から動きたくなかったんです。先生(=有村)を見たら、先生も動かないで(一緒に)ずっといてくれて、嬉しくなっちゃったんですよね(一同笑)

Q:描こうとしたこと

森田:「生きる」ということをすごく感じます。いつ死ぬか、何があるか分からないし、だからこそ一瞬一瞬がキラキラするというか。優しいけど力強い映画なので観ていただけたらと思います。

有村:罪を犯すということは肯定できることではないですけど、一生懸命生きようとしている人たちを生きづらいようにする資格は自分たちにはないですし、(元受刑者も)温かい世界で生きていけるような世の中になってほしいなと思います。

さらに、本作のストーリーを紹介する特別映像と、キャラクターを紹介する特別映像も完成!演じた役について、有村架純や森田剛、磯村勇斗がインタビューに答えている

有村:(犯罪者や非行少年の更生を助ける保護司・阿川佳代)
「ある過去の出来事と共にずっと生きている人なんですけど、阿川自身がその過去にすごくこだわりを持っていて、だからこそいつまでも自分が存在する価値を探し続けていて、存在価値をきれいな心で関われる保護司というところで自分を肯定している複雑な状況を抱えた女性です」

森田:(阿川のもとで社会復帰を目指す保護観察対象者・工藤誠)
「(工藤)誠に限らず、出てくる人がみんなそれぞれトラウマを背負って戦っている人たちが描かれていますし、少なからず自分もそういう思いをもって生きていると感じているので、嘘がないもんだなと思ったし、勝負したいなという思いです」

磯村:(阿川の中学時代の同級生であり、失踪した工藤を追う警視庁刑事・滝本真司)
「(阿川)佳代との過去を押し殺して大人になってきたので、怒りとか苦しみとか憎しみとか複雑な気持ちを背負いながら、それを感情として出すのではなく、ずっと心の中で押し殺しながら、加害者を捕まえることにまっすぐ進んでいく(役です)」

また、追加の場面写真が解禁!キャラクターの関係性やストーリーが垣間見える写真となっている。

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主人公・阿川佳代は(有村架純)は、犯罪者や非行少年の更生を助ける保護司。阿川の最初の対象者で、今は更生し便利屋を営む斉藤みどり(石橋静河)との交流や、半年前から担当している殺人犯の工藤誠(森田剛)を無事更生させることが阿川の念願であり、工藤の保護観察期間もあと2週間で満了するところまで来ていた。

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月に二度ある定期報告の面談だが、この日は公園で行うことに。保護観察が満了したら、お祝いに工藤がかつて母親や弟と行った思い出の店でラーメンを食べようと約束する二人。工藤から「どうして保護司をしているのですか?」と尋ねられた阿川だが、「私も、いろいろありましたから…」と受け流し、阿川も明らかに心に大きな傷を抱えていた。

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そんな中、交番の巡査部長が何者かに拳銃を奪われ重傷を負う事件が起きる。刑事の滝本真司(磯村勇斗)と鈴木充(マキタスポーツ)が捜査を始めるが、何の手掛かりも得られぬうちに、さらに別の殺人事件が起きてしまう。

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最後の定期報告の日、約束の時間になっても工藤は現れない。いったい工藤に何があったのか?ちぎれそうな心でコンビニのレジに立つ阿川の前に刑事の滝本が現れる。「工藤誠を探している」と滝本に言われ、阿川は愕然とする。二人は中学校の同級生だった。滝本との再会は、阿川が心の奥深くにしまっていた過去の出来事を甦らせていく。

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再び警察に追われる身となった工藤は、いったいどこへ消えたのか?彼を信じてその更生に全力を注ぎ奮闘する阿川。保護司と前科者、二人がたどりついた先に見える希望とは…。

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非常勤の国家公務員ではあるが報酬は一切ない保護司。それでも罪を犯した者たちの更生に寄り添う阿川。
出所後は真面目に社会復帰を目指して頑張っていたが、壮絶な過去にまつわるある出来事をきっかけに忽然と姿を消してしまう工藤。
阿川の中学時代の同級生で、彼こそが阿川が保護司になった理由に深く関係している滝本。

心の傷と消せない過去を持った人々が、希望を見出し再生してゆく姿を描いた映画『前科者』。

映画『前科者』
スペシャルトークほか映像3点
◆スペシャルトーク編

◆キャラクター編

◆ストーリー編

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<ストーリー>
罪を犯した者、非行のある者の更生に寄り添う国家公務員、保護司。
保護司を始めて 3年の阿川佳代(有村架純)は仕事にやりがいを感じ、様々な「前科者」のために奔走していた。
そんな中、佳代が担当している物静かな工藤誠(森田剛)は更生を絵に描いたような人物で、佳代は誠が社会人として自立する日は近いと楽しみにしていた。しかし、誠は忽然と姿を消し、再び警察に追われる身に。
一方その頃、連続殺人事件が発生。捜査が進むにつれ佳代の壮絶な過去や、若くして保護司という仕事を選んだ理由もが次第に明らかになっていき――。

原作:「前科者」(原作/香川まさひと・月島冬二「前科者」(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載))
監督・脚本・編集:岸善幸
出演:有村架純 磯村勇斗 若葉竜也 マキタスポーツ 石橋静河 北村有起哉 宇野祥平
リリー・フランキー 木村多江 /森田剛
制作プロダクション:日活・テレビマンユニオン
配給:日活・WOWOW
© 2021 香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会

映画版公式サイト:https://zenkamono-movie.jp/
公式 Twitter:@zenkamono_jp
公式 facebook:zenkamono.official
ドラマ版公式サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/zenkamono_drama/

映画版:2022年1月28日(金)公開

ドラマ版:WOWOWオンデマンドにて配信(無料トライアル実施中)
各話放送後、WOWOWオンデマンド、Amazon Prime Videoで見逃し配信