新時代のかわいすぎるカップル像と、自分自身の個性を自由に輝かせる登場人物たちを描く、ドラマ「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」が只今絶賛放送中!(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜23時59分~)
ためこうの人気コミック『ジェンダーレス男子に愛されています。』を原作にドラマ化された本作は、高校時代に出会った町田和子(わこ/吉川愛)と相馬周(めぐる/板垣李光人)が5年の時を経て再会し交際がスタート。初々しく恋を育んでいくストーリー。和子と周のカップルに加え、彼らを囲む多彩な人間関係が描かれていく。
ドラマの中で、“子ども番組のお兄さん” として活躍するタレント・ゆうたんを演じているのは、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」シリーズで人気キャラ・孤爪研磨(こづめけんま)役を演じ、2.5次元作品や舞台で人気を博し、ドラマ「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)などに出演し活躍の幅を広げる永田崇人。
ゆうたんは、カラフルでかわいらしいファッションに身を包み、独特な“ゆうたん語”を話す個性的なキャラクター。明るくキュートな魅力を振りまく裏で、周に嫉妬しライバル心を燃やす一面も。キーパーソン的な役割も担う役をどのような思いで演じたのか・・・永田さんに話を聞くことができた。
― 本作のご出演が決まったときのお気持ちをお聞かせください。
純粋に嬉しかったです。以前、ドラマ『おじさんはカワイイものがお好き。』が好きでよく見ていたのですが、今作の製作チームがそのチームだったんです。脚本家の坪田文さんにも以前からお世話になっていましたし、昨年の夏くらいに熊坂監督のワークショップを受けていました。ワークショップではとても感銘を受けて、そんな監督のドラマに出演させていただくことができて、とても光栄でした。脚本家の坪田さんに「ぜひ、やってほしい」と声をかけていただきました。
― 原作や台本を読んだ感想を教えてください。
メッセージ性のある作品だと感じました。自分の役については、ありのままを出したほうがいいと考えましたし、この物語は人としての生き方を教えてくれる気がしました。登場するキャラクターがみんな愛おしいし、可愛らしくてポップなので、いつも現場に行くのが楽しみです。
― 個性豊かな登場人物が揃いました。特にゆうたんは印象的なキャラクターだと思いますが。ご自身はこのキャラクターをどう受け止めて演じていこうと考えましたか?
確かにパンチあると思います(笑)。わかりやすい性悪な男の子ですが、演じていくとそれだけじゃないなと思えてきました。ゆうたんも過去に苦しんだことや色々な経験があったのですが、周くんとの出会いに影響を受けていきます。性悪な子と決めつけるのではなく、そこまでの段階を視聴者の方にも見えるように演じようと心がけました。
― 演じているときに特に意識していたことはありますか?
コメディー作品なので、少しでも笑いに繋がるようなことをやりたいと思っていました。「キャハ!」「お疲れマンモス!」って思いっきりやっています(笑)。でも、「27歳でそれはどうなんだ?」と周囲から思われていて、それは自分でも感じていているんですね。そこに自分より若くて可愛くて、彼女もいる周を目のあたりにして、自分苦しんできたことがバカらしく思え、自分を全部否定されるようで苦しむ・・・。それは嫉妬心でもあると思いますが、正直な気持ちを抑えつつも、その感情を表現できればいいなと意識していました。
周くんと2人以外のときはちゃんとプロ意識をもって表の顔を出していますが、それはゆうたんにとっての正義でありポリシー。そんなゆうたんが、周くんと出会ったことで、心の奥にある本当の気持ちがあらわになっていきます。
― ゆうたんと永田さんご自身と似ていると思うところはありますか?
似ているところはあります。僕も周りの反応が気になるところもあるし、考えすぎてしまって落ち込むこともあります。ゆうたんの奥に秘める思いに共感しました。キャラクターの設定も芸能界なので、自分の思いも演技に重なります。そんな(陰の)部分も惜しみなく出そうと思えたことは、自分にとってとても良いことだったと思っています。以前ならもう少し芝居をキレイにまとめようとしていたかもしれません。今だからこそ、自分の素の部分というか自分の正直な気持ちもこの役に乗せようと考えました。
― 舞台でも大活躍されている永田さんですが、テレビで永田さんのお芝居を見ることができてファンの皆さんも喜ばれていると思います。
そうだと嬉しいですね! 舞台とドラマではスタンスが違います。舞台では基本的に役作りはしていきません。約1か月ほど稽古をしていく間に役を作っていく感じです。ドラマは撮影前にしっかり役作りをしていかないといけないので、今回とても勉強になりました。
― 現場の雰囲気はいかがですか?
監督はじめ、スタッフの方がとてもクリエイティブに挑まれていると感じました。監督がカメラマンさんに「俳優を撮りに行くんだ!」と仰っているのが印象に残っています。日本は海外に比べて放送や映像に対して規制が厳しいので大変なところもありますが、そんな中で色々な事にチャレンジしていてとても気持ちのいい現場です。自分もこれから色々なことに挑戦していきたいし、頑張っていこうと気が引き締まりました。 日本ももっと自由な撮影ができるようになるといいなと思います。
余談ですが、少し前に『すばらしき世界』という映画を観て大変魅了されました。西川美和監督の「スクリーンが待っている」という本を読んでいるのですが、ロケ撮影の大変さが記されています。例えば、新幹線で東京駅で撮りたかったシーンも許可が下りず、上野駅での撮影を余儀なくされたそうなんです。撮りたいものを撮るということはいかに大変なことなのかと思いました。
― そんな中、役者の皆さんは100%、120%を出していかないとならないので大変だと思います。今回の撮影中に大変だったところはありましたか?
大変ということではないのですが、子供番組のシーンの撮影は凄いものがありました(笑)。始まる前に監督が「カオスになるぞ」と仰っていたんです。でも、子役の皆も色々な現場を体験しているだろうから、そんなことはないだろうと思っていたのですが、やっぱり凄かった! ずっと走り回っているし、ずっと風船で遊んでいるし・・・集団になると凄いです。可愛かったですけどね(笑)。
― その番組名が「カラフルカワイイ」です。ところで、永田さんの好きな色は?
赤です! 昔からヒーローは“赤”ですから。
― また、永田さんにとって元気のもとは何ですか?
プロ野球の試合を見ることです。特に去年はコロナ禍で苦しんでいるときに、野球選手の姿を見て元気をもらっていました。
― 好きなチームは? 特に応援している選手はいらっしゃいますか?
福岡ソフトバンクホークスです。チームの皆さんを応援していますが、柳田選手が打席に立つとつい食い入るように見てしまいます(笑)。僕はずっとサッカーをやっていたのですが、野球を見ることが好きで、プロ野球のシーズンはいつも携帯片手に観戦しています。僕の元気の源ですね。あとは、映画を観ることが好きです。俳優としてとても勉強になります。
― 周くんとゆうたんが対峙するシーンも見どころの一つです。周くん演じる板垣李光人さんとの共演はいかがでしたか?
李光人くんはとても美しくて、ずっと顔を見ていられるんです。撮影の時も色々話をしました。たわいのない話ですが。「19歳ってさ、睡眠時間が短くても眠くない?」とか・・・。彼に「何言ってんの?」って思われているかもしれませんね(笑)。二人ともどちらかというと小柄なので、広いスタジオで撮影したとき「あんな広いスペースで小柄な男が二人で何やってんの?って感じだよね」って二人で笑っていました。優しくて楽しい方です。
― あさひは仕事が終わるとコンビニでビールを買って家で恋愛ドラマを観るということが生活のルーティンになっています。永田さんの1日のルーティンは?
特にこだわりはないんですが、朝起きたらまず常温の水を1杯飲む。そしてコーヒーを飲んでパンを食べます。夜は、最近は読書して眠くなったら寝るというところです。
― では、ドラマの見どころとお勧めシーンを教えてください。
特にキラとあさひのやり取りが面白いので注目してほしいです。僕も台本を読んだときからキラのファンでした。メイクが好きな男の子が主人公になっているので、新時代の恋愛物語になっています。性別の垣根を越えているところも注目ポイントだと思います。ゆうたんは、ただ性格が悪いだけじゃなくてそこには裏付けがあるというところ、彼の中身が見てもらえたら嬉しいです。
― これからどんな俳優になっていきたいですか?
これまで経験してきたことを一つひとつ大事に積み上げていって、ナチュラルな演技ができる役者になっていきたいです。例えば、役所広司さんのような生き様が演技に出せるような俳優になれたらいいなと思っています。
【永田崇人(ながたたかと)】
1993年8月27日生まれ。福岡県出身。おとめ座。A型。2015年、東京ワンピースタワー「ONE PIECE LIVE ATTRACTION」のモンキー・D・ルフィ役で俳優デビュー。主な出演作はドラマ「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)、「モトカレマニア」(フジテレビ系)、舞台「いまを生きる」、音楽劇「プラネタリウムのふたご」など。
【番組概要】
タイトル:プラチナイト モクドラF「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」
放送時間:毎週木曜日 よる11時59分~0時54分(55分枠)
放送エリア:読売テレビ・日本テレビ系 全国ネット
出演:吉川愛 板垣李光人 / 桐山漣 水野美紀 永田崇人 ほか
脚本:坪田 文
監督:熊坂 出 湯浅 弘章 松浦 健志
音楽:眞鍋 昭大
原作: ためこう『ジェンダーレス男子に愛されています。』
「FEEL YOUNG」連載中/祥伝社 既刊1~3巻
(原作編集 株式会社シュークリーム)
主題歌: Amber’s「Question」
チーフプロデューサー:前西 和成(読売テレビ)
プロデューサー:小島 祥子(読売テレビ)
熊谷 理恵(大映テレビ)
塙 太志(大映テレビ)
制作協力:大映テレビ
制作著作:読売テレビ
【公式ホームページ】 URL:https://www.ytv.co.jp/colorfulovele/
【公式SNS】Twitter:colorfulovele Instagram:colorfulovele_drama
撮影:ナカムラヨシノーブ
永田崇人さん
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