日本テレビドラマ「男水!(ダンスイ)」の最終回第8話が3月11日深夜に放送され、同日のオンエア前に、東京・よみうりランド 日テレらんらんホールにて、「最終回直前イベント」を開催。キャストの松田凌、宮崎秋人、安西慎太郎 赤澤燈、佐藤永典、小澤廉、池岡亮介、神永圭佑、廣瀬智紀が登壇した。
本作は、「花LaLaONLINE」(白泉社)で大人気連載中の木内たつやによる高校部活漫画「男水!」が原作。同好会落ちの危機に立たされた東ヶ丘高校水泳部と、全国制覇を目指す桜下大附属龍峰を舞台に、男子高校生が織り成す熱血競泳青春物語。今大人気の2.5次元舞台主演俳優たちが勢揃いすることでも注目を集め、2017年1月より日本テレビほかにて放送のドラマ化に続き、2017年5月には舞台化が決定している。
松田凌が演じる主人公・榊秀平が率いる東ヶ丘高校には宮崎秋人(篠塚大樹役)、赤澤燈(小金井晴美役)、佐藤永典(滝結太役)、神永圭佑(原田ダニエル役)、そして臨時コーチ・川崎亮也を廣瀬智紀が演じ、対する強豪・龍峰高校には2年生エースの藤川礼央役に安西慎太郎のほか、小澤廉(平光希役)、黒羽麻璃央(仁科譽役)、池岡亮介(神宮一虎役)らが個性豊かなキャラクターを演じる。
会見では、ドラマの最終回を迎えて、松田は「放送開始前の壮行会イベントで語った意気込みが、きちんとドラマ内で伝えられていたらいいなと思います。まだ終わりたくない」と心境を明かし、宮崎も、「最終回を迎えてしまい寂しいですが、いち視聴者としても3人(榊・篠塚・藤川)の関係の行方と、舞台が早く観たいです」とコメント。佐藤が「毎回放送される度にみんなの顔つきが変わっていった。最終回はそれぞれの思いが伝わるシーンもあるのでぜひ楽しみにしてください」と話すと、「滝とダニエルの1年生組が人間的に成長しているのでそこにご注目してください」と神永、「みんなが泳いでいるのを見ていた」という赤澤と廣瀬も「みんなの成長を見てほしい」と強調。安西も「そんな、みんなの一人一人の表情を見てほしい」。小澤は「“仲間の応援が力になる”というセリフがありますが、本当に周りの応援がすごいのでその力を感じて」、池岡は「龍峰の強豪ぶりに是非注目してほしいです。最終回では、大きなプールでの迫力ある水泳シーンも見どころです」と、それぞれが自信を持ってPR。ドラマとともに自分たちも成長を遂げているようだ。
また、先日ドラマ「男水!」上巻のBlu-ray&DVDが発売され、ともにAmazonでランキング1位を獲得した。大反響を受けて、松田は「素直にうれしいです。自分たちがやってきたことは間違っていなかったんだなと。でもそれに甘んじずにさらなる高みを目指していきたいと思います」と真摯にコメント。宮崎と佐藤、小澤は「舞台には見に来られない人も観ることができるので、周りの反響も大きいですよね」と反響の大きさに驚きを隠せないようすで、「第2弾があったらいいな、希望します」と声を揃えた。
さらに、5月にはいよいよ舞台公演も始まることに話が及ぶと、松田は、一段と引き締まった表情で「舞台で水泳をやること自体があまりないことなので、期待値が上がっていると思います。ドラマの世界観をまた違った形で見てもらえるので楽しめると思います」と語り期待をもたせる。宮崎も「水泳を舞台でどう表現するのか、自分たちもまだわかりませんが、何をしてでも体現してみせたいと思います」と目を輝かせた。
<イベントレポート>
いよいよ本日最終回を迎えたドラマ「男水!」。イベントのチケットは発売と同時に完売するなど、話題作だけあって会場には約1000人もの観客が集まった。豪華キャストの登場を今か今かと待ちわびる観客の前に、メインキャスト9名が登場すると、会場のボルテージは一気に上昇!黄色い声援が鳴りやまない中、はじめにそれぞれのキャストが挨拶。
神永:東ヶ丘高校原田ダニエル役の神永圭佑です。よろしくお願いします。
池岡:龍峰高校神宮一虎役の池岡亮介です。よろしくお願いします。
小澤:龍峰高校平光希役の小澤廉です。よろしくお願いします。
佐藤:東ヶ丘高校滝結太役の佐藤永典です。よろしくお願いします。
安西:龍峰高校藤川礼央役の安西慎太郎です。よろしくお願いします。
廣瀬:東ヶ丘高校コーチの川崎亮也役の廣瀬智紀です。よろしくお願いします。
宮崎:東ヶ丘高校篠塚大樹役の宮崎秋人です。今日はよろしくお願いします。
松田:東ヶ丘高校榊秀平役の松田凌です。よろしくお願いします。
まるで合宿のようだったという撮影期間中は、朝から晩まで一緒に過ごしていた9人。この日は久しぶりに全員顔を合わせた。最近はまっているドラマや映画の話で盛り上がり、仲の良さが滲み出る。残念ながら参加することができなかった、龍峰高校の部長・仁科響役の黒羽麻璃央からはビデオメッセージが届いた。
黒羽:「部長として言いますが、東ヶ丘メンバーに負けないよう、龍峰メンバーは熱量を持って盛り上げてください!僕はドラマの始まりでもあり、男水のスタートを切るという意味で第1話がとても気に入っています」。
撮影裏話で盛り上がる中、ドラマ1話~4話のダイジェスト映像を見ながら、それぞれのキャストがドラマを振り返り、好きなシーンや役作りでの苦労を語った。
神永:「かなづちというキャラクター設定だったので、泳げない風の演技が難しかったですね」
宮崎:「始めは1人のシーンが多かったので寂しくて、早くみんなと撮影がしたいと思いました」
佐藤:「僕の役は原作とは違ったキャラクターで、反抗期というか、先輩に毒づく役でしたが演じていて楽しかった」
松田:「龍峰のキャラクターをすごく楽しみにしていて、早く次が見たい!と思いながら撮影していました」
ドラマの見所でもある競泳シーンの撮影は苦労も多かったようで、とくに種目が背泳ぎの松田と小澤は飛び込みの撮影が難しかったと振り返る。そんな競泳シーンは、水中カメラやドローンなど最新技術で撮影された点も注目ポイントの一つ。池田と小澤は水泳経験があったものの、撮影前は泳げなかったメンバーも。安西は撮影当初は泳ぎが苦手だったにもかかわらず、後半は急成長し、監督にも褒められたというエピソードを明かした。
続いて、松田と宮崎の2チームに分かれ、チーム対抗のゲーム!
ゲームに奮闘するキャスト陣の姿に観客も大興奮!さらに貴重なプロマイドが当たる抽選会には観客も大喜び!
そんな楽しいイベントも終盤に差し掛かり、前半に引き続きドラマ5話~7話のダイジェスト映像を見ながら思い出を振り返った。秀平、大樹、礼央の幼馴染の関係性が変化していく重要なシーンの数々。一同、原作では描かれない3人の行方が一番の見所だと口を合わせ、最終回での展開が見逃せない。
ラストはキャスト全員が歌う本ドラマのキャラクターソングを生ライブ!エンディング曲である「Growing up!Go on!」と、演歌「おとこみず」の2曲を大熱唱!
最後に一言ずつメッセージが送られた。
赤澤:「素敵なキャストとスタッフに囲まれ、幸せに思っています。舞台に向けてつながっていくように頑張りたいと思います」
神永:「このメンバーで戦ってきた男水!を見ていただいて、何か心に残ったらいいなと思います」
池岡:「是非はやく家に帰って、生で最終回を見てください。舞台もよろしくお願いします」
小澤:「たった0.1秒のために練習する熱い思いがぶつかり合うドラマを見てください」
佐藤:「このドラマに参加できて、イベントでも皆さんに会えてうれしいし、感謝しかありません」
廣瀬:「DVDやHuluなど色んな世界観で男水!に浸ってください。舞台もよろしくお願いします」
安西:「お客さんとの温かい時間をいただけて幸せです。最終回のドラマティックな展開を楽しみにしてください」
宮崎:「こんなにたくさんの人が集まるイベントに参加できてうれしいです。今日が終わりではなく、新しいスタートを切ることができればと思います」
松田:「ここに立っているのはキャストとスタッフの皆さんのおかげですが、何より男水!の世界観をつないでくれたのは皆さんです。ここからこの熱を忘れずに舞台へ、さらにその先につなげていきたいと思います。本日はありがとうございました」
ドラマ、そして舞台へ飛躍を続けるキャストたち。その高みを目指す熱い思いが垣間見えるイベントは大盛り上りのまま幕を閉じた。
『男水!』
【舞台公演】
東京:5月11日(木)~21日(日) シアター1010、
大阪:5月24日(水)~28日(日) 森ノ宮ピロティホール
出演:松田凌、宮崎秋人、安西慎太郎
赤澤燈、佐藤永典、小澤廉、黒羽麻璃央、池岡亮介、神永圭佑
齊藤教兵、奈須田雄大、津嘉山寿穂、櫻井圭佑、上村海成
大浦龍宇一、モロ師岡 / 廣瀬智紀
脚本・演出:吉谷光太郎
企画制作:日本テレビ
制作プロダクション:ポリゴンマジック
製作:男水!製作委員会
(C)男水!製作委員会
公式HP:http://www.ntv.co.jp/dansui/
公式Twitter:twitter.com/dansui_pr
チケット価格:8,900円(税込)/全席指定
チケット販売スケジュール:
DVD・Blu-ray上巻封入先行:3月1日(水) 10:00~14日(火) 23:30
※お申込みにはDVD・Blu-ray上巻に封入のシリアルナンバーが必要です
チケット一般発売:4月8日(土)10:00~予定
◆『男水!』上巻 Blu-ray&DVD 発売中!
◆『男水!』下巻 Blu-ray&DVD 4月12日(水)発売