ドラマ9「法廷のドラゴン」が毎週金曜 夜9時よりテレビ東京ほかにて放送中!
1月17日よりスタートした本作は、女性初のプロ棋士誕生を期待されながらも弁護士に転向した主人公が、存続の危機に瀕する弁護士事務所の若き所長と共に奔走し、事件を得意の将棋になぞらえて解決する《百手先も読めるのに空気を読まない新米弁護士》と《二手先も読めない優しすぎる若手所長弁護士》の完全オリジナル脚本の将棋×痛快リーガルドラマ。
主人公・天童竜美を上白石萌音、竜美のバディとなる弁護士・歩田虎太郎を高杉真宙が演じるほか、竜美の将棋のライバル・駒木兎羽を白石麻衣、竜美の母親・天童香澄を和久井映見、竜美の父親・天童辰夫を田辺誠一、「歩田法律事務所」のパラリーガル兼経理・乾利江を小林聡美が扮し、毎話個性豊かなゲストキャストが登場して話題を集め、高視聴率を記録している。
このたび、Astageでは歩田虎太郎役の高杉真宙さんにインタビューを遂行! 天童竜美に翻弄されながらも、1人の弁護士として成長していく姿をユーモアに愛らしく演じる彼に話を聞いた。
― 今作は、弁護士と将棋がテーマになっていますので、専門用語もたくさんあってセリフを覚えるのも大変だったと思いますが、その他に難しかったことはありましたか?
法廷の長いシーンをずっと喋り続けるのが大変でした。僕は将棋の解説はしませんが法律用語が多かったですし、毎話ごとに出てくる人の名前も覚えなくてはいけないので、苦労しました(笑)。
― 専門用語も多く苦労されたとのことですが、いつもどのようにセリフを覚えていらっしゃるのでしょうか?
僕はセリフ覚えがあまり早いほうではないので、できる限り何度も繰り返し話して時間をかけて、最近は、自分のセリフと相手のセリフも全部録音して再生しながら合わせて覚えています。今回は現場で3人(上白石萌音さん、小林聡美さん、高杉真宙さん)でラップ調で覚えたりもしましたけど(笑)。
― 以前から弁護士をいつか演じてみたいと仰っていましたが、そのときに感じた魅力と、実際に演じてみてのギャップはありましたか?
もっとビシッとしたかっこいい弁護士かなと思ったんですけど・・・、今回はどちらかというと慌てふためく弁護士をやらせていただいたので、そのギャップはありましたね(笑)。
― とても愛らしい魅力がある弁護士さんだと思います。
とても楽しんでやらせていただきました。色んな動きが出せるキャラクターだったので、監督からも、『ここはもう少し早くまくし立ててほしい』と言われたりして。僕自身も慌てふためきながら頑張っていました。
― ビシッとした弁護士役はまだ諦めていない?
まだ諦めずにビシッとした弁護士もやりたいなと思っています(笑)。
― 本作では竜美が得意の将棋になぞらえて、事件を明らかにしていきますが、高杉さんご自身には何か事件解決に活かせそうな特技や趣味はありますか?
将棋が事件解決に役立つとは思ってなかったので、もしかしたら僕の趣味であるゲームもどこかで役立つ瞬間が来るかも (笑)。僕がやっているゲームは、オンライン対戦ゲームですが、人の動きを読むゲームなので少し将棋と近いものがあるかもしれませんね。
― いま胸につけている弁護士バッチは本物ではないですよね。バッチを付けた感想は?
はい、ニセモノです。でも、(弁護士バッチをつけていると)ちょっとその気になっちゃいますね。自分が弁護士だと誇らしい気持ちにはなります。
― 役作りのために弁護士に関する勉強をしたりしましたか?
現場に入る前に資料をいただきましたが、その資料に書いてあることが分からなくて、その先を調べて、またその先を調べたりしたので、結局たくさん調べることになりました。撮影している時期に、ニュースで訴訟の話を耳にすると気になってつい見たりしましたし、面白いことがたくさんあるんだなと感じました。
― 竜美はプロの棋士になる道を諦めて弁護士になりましたが、高杉さんご自身もこれまでの道のりの中で何かを諦めざるを得なかったり、逆に諦めそうになったけど乗り越えたというような経験はありますか?
学生時代からこの仕事をしていたので、仕事が入ると色々な学校行事に行けなくなったりするので、学生生活を普通に楽しむことは諦めていたんです。でも、当時のマネージャーさんが配慮してくださって、ほとんどの行事に参加できました。それが今の自分にとても役立っていると思います。学生の役を演じた時期は、その当時を思い出すこともできたし、貴重な経験ができたと思っています。 とは言っても鮮明に覚えているわけではなくて・・・(笑)、日常の学生生活を楽しんでいました。
― 今回、上白石さんと初共演になりますが、撮影前と撮影が進んでからの印象の違いはありましたか?
上白石さんはもっと大人しい方なのかなと勝手にイメージしていたのですが、かなり面白いというか、ギャグセンスが高い方だなと思います。上白石さんはボケもツッコミも秀逸ですよね。2人でお互いにボケもツッコミもしています。僕も小ボケが多いんで(笑)。
― バディものなので、どのように演じようかと互いに話し合ったりしましたか?
それが全くないんです。どちらもいい意味で好き放題やっていた感じはしますが、僕は割と自由に演じられるキャラクターだったので、台本を読んでお互いがイメージを合わせながらやっていたと思います。
― このバディの魅力はどこにあると思いますか?
ちぐはぐしているところかな。でも、何だかんだ虎太郎が振り回されている構図が、うまくはまっていると思いますし、演じていても楽しかったです。
― 竜美は少し一風変わった女性です。そして自分の考えもはっきりしているし、負けず嫌いです。そんな女性を高杉さんご自身はどう感じますか?
とても素晴らしい女性だと思います。自信があるとか、勝ちにこだわるというのは、芯がある人だと思うので、そういう人と話をすると楽しいし、自分も頑張ろう!と思えるので。ちょっと面倒臭いと思うこともあるかもしれませんが、勝ち負けの部分で真剣に向き合うのもいいこと。自分に対して厳しくしながらも、自分を認められる人は素晴らしいし魅力的だと思います。 僕自身も負けず嫌いなところがあるので。
― 高杉さんご自身は、竜美のように、勝ちにこだわる部分はありますか?
(負けず嫌い)とは言ったものの・・・割と僕は勝ち負けにこだわらないところもあるんです(笑)。勝ち負けというより、自分が思ったことのほうが正しいと思う頑固な部分があるのですが、自分が大人になって譲ってあげる・・・そんな感じかな。でも、10代のときは超負けず嫌いでした。色んなことにムキになることもありましたが、今は負けて生きていければと思っています。
― 負けず嫌いだったけれど、負けて譲ってもいいというようなスタンスになってきたように、心境の変化もあったようですが、今作も影響を受けて成長していく姿が描かれているかと思います。これまで、高杉さんご自身が影響を受けた方はいらっしゃいますか?
それが全くいないんです。ずっとそのまんま育ってきました。自分自身と向き合うこと、自問自答していく時間が凄く好きなんです。もちろん、人から言われた言葉は残っているのですが、それを理解できるのは、自分が考えて気がついたとき。なので、結局自分自身で気付かないとダメなんですよね。
― 今回、竜美が裁判の時に和装に着替えて挑みますが、高杉さんも“勝負〇〇”みたいなものはありますか?
いいですよね、そういうのがあると。僕は昔から生姜をよく摂取しています。生姜ジュースのようなものが常にカバンの中に3本ぐらい入っていて、緊張するときや撮影の本番前に必ず飲むようにしています。願掛けみたいなものでもあるんですが、生姜は喉にもいいし体が温まるので。緊張すると体が冷たくなってくるので、体を温めてエンジンをかけていきます。特に舞台では楽屋から出るときに、生姜ジュースを飲んで目薬をさすことが、ルーティンになっています。
― これまでも色々な役を演じられていると思いますが、今回の弁護士役はご自分が思っていたのとはちょっと違っていたとのことですし、レスキュー隊もやってみたいと仰っていましたが、他にも何か興味がある役はありますか?
昨年も色々な役を演じさせていただきましたが、楽器の演奏が下手な売れないバンドマンの役とかやってみたいですね。
― 今回演じられる弁護士は基本的に人を助ける職業になるかと思いますが、もし高杉さんが弁護士だったら、まずどんな人を助けたいですか?
いろんな人を助けられたらいいですが、真っ先に助けたいのは親族かな。弁護士さんにお世話になるようなトラブルに巻き込まれないほうがいいですが、今の世の中何が起きるかわかりませんから。自分が注意していても車に突っ込まれるかもしれないですしね。
― それでは、あらためて高杉さんから見たこのドラマの魅力はどこにあると思いますか?
将棋と弁護士の話なので硬い物語なのかな?と思う方もいるかもしれませんが、このドラマはとてもハートフルでそれぞれの物語がちゃんとあって、法律用語や将棋の用語がわからなくても見ることができるように、上白石さん演じる竜美が1から10まで説明してくれます。視聴者の方が置いていかれないように凄く丁寧で、面白いところもたくさんあるので、年代関係なく家族で楽しんで観ていただける作品になっています。将棋を覚えることもできるし。僕のキャラクターがあまり将棋を知らないので、僕と一緒に将棋も覚えてもらえたら嬉しいです。上白石さんの大盤解説をぜひ観てください!
【高杉真宙(Mahiro Takasugi)】
1996年7月4日生まれ。福岡県出身。小6の時にスカウトされ、2009年に俳優デビュー。近年の出演作は、「PICU 小児集中治療室」(フジテレビ系)、連続テレビ小説「舞いあがれ!」(NHK)、「となりのナースエイド」(日本テレビ系)、大河ドラマ「光る君へ」(NHK)のほか、映画「東京リベンジャーズ」シリーズ、W主演映画「オアシス」(2024年)、舞台「ライフ・イン・ザ・シアター」、「ロミオとジュリエット」などがある。2025年春に、HBCオリジナルドラマ「三笠のキングと、あと数人」に柄本時生とW主演することが決定している。
≪番組概要≫
【タイトル】ドラマ9「法廷のドラゴン」
【放送日時】毎週金曜 夜9時放送
【放送局】テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送
【配信】全国どこからでも 「TVer」でリアルタイム配信
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東 HP、TVer、Lemino)にて見逃し配信
▶テレ東HP:https://video.tv-tokyo.co.jp/
▶TVer:https://tver.jp/
▶Lemino:https://lemino.docomo.ne.jp/
【主演】上白石萌音
【出演】高杉真宙 白石麻衣 藤井隆/和久井映見 田辺誠一/小林聡美
【脚本】戸田山雅司
【監督】堀江貴大、片山雄一
【音楽】篠田大介
【主題歌】Novelbright「ワインディングロード」(UNIVERSAL SIGMA / ZEST)
【プロデューサー】濱谷晃一(テレビ東京)、藤田絵里花(テレビ東京)
木村綾乃(The icon)、高橋香奈実(The icon)
【制作】テレビ東京 The icon
【製作著作】「法廷のドラゴン」製作委員会
【公式HP】https://www.tv-tokyo.co.jp/dragon/
【公式X】@tx_drama9(https://x.com/tx_drama9)
【公式Instagram】@tx_drama9 ( https://www.instagram.com/tx_drama9/ )
【公式TikTok】@tx_drama9 ( https://www.tiktok.com/@tx_drama9 )
<スタッフクレジット>
ヘアメイク:堤紗也香
スタイリスト:森宗大輔
撮影:松林満美
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