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AKIRA、TETSUYA、岩田剛典、佐藤大樹が語るEXILE20周年への思いとは? ファンとの絆を感じたABEMA EXILE結成20周年記念特番『EXILEと踊ろう』

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ABEMAとLDHによる大規模年間プロジェクト『ABEMA×LDH 2021』より、10月2日(土)に、EXILEのデビュー20周年を記念したスペシャル番組『EXILEと踊ろう』が放送された。
番組では、EXILEに憧れた人気タレント、EXILEと共に青春時代を過ごしてきたお父さんたちやファミリーが次々とダンスでコラボを実施。「EXILEと一度でいいから一緒に踊りたい」、「家族のためにダンスでカッコいい姿を見せたい」など、参加者の夢を叶えるためにEXILEメンバーが全力でサポートするほか、本番のステージに向けて頑張る参加者の姿にも密着した。

番組収録後、EXILEよりAKIRAさん、TETSUYAさん、岩田剛典さん、佐藤大樹さんが取材に応じ、番組でのエピソードや改めて20周年に対する思いをじっくりと語ってくれた。

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― 収録を終えた感想をお聞かせください。

AKIRA:改めてこの20年という活動は僕たちだけでなく、ファンの方々、日本の多くの皆様に支えられながら、また皆さんのそれぞれの人生にも寄り添えたことを感じさせてもらうことができた、胸が熱くな企画でした。関係者の皆様、参加してくださった皆様、そして今回参加できなかったファンの皆様も含め、本当に皆様に心から感謝の気持ちでいっぱいです。

TETSUYA:僕らもサプライズを受けたような感覚がすごくありました。僕も一緒に踊らせていただきましたが、ファンの方と一緒に踊ることって凄く楽しいな、やっぱりダンスっていいなって思いました。楽曲を誰かにカバーしていただくことはありますが、自分たちのが楽曲を踊っていただくという企画は、僕らの曲の新しい一面を見れるような感じがして、自分にとっても楽しい収録になりました。

岩田剛典(以下、岩田):とてもドラマチックな番組に仕上がったと感じますし、20周年という節目にファンのみなさんの直接お会いして、一緒に時間を過ごせて、またこういう形で番組として残せたことは大変名誉なことだなと感じました。僕は2014年に加入したメンバーなのでまだ7年目ですが、ファンの方から「20年、20年以上応援してます」という声を聞くと、全然自分よりも先輩だなと感じましたし、長年支えてくださっている皆さんのおかげで、グループが続けてこられてきたんだなと。本当にありがたくて、あらためて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

佐藤大樹以下、佐藤):まず、EXILEだけで3時間の番組をやらせていただいてありがたいと思いました。参加者の方々、一人ひとりにそれぞれのEXILEとの出会い、好きな曲、エピソードがあって、EXILEとの今までの歴史がたくさんあると感じました。自分自身も元々EXILEが好きでダンスを始めたのですが、同じような思いでダンスを始められた方もいて、僕が持ってるジャージを持っている方もいました。いろんな方がEXILEを好きでいてくれて、応援してくださっているんだなと感激しました。

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― 今回は『EXILEと踊ろう』という番組のタイトルの通り、EXILEとファンの方々とパフォーマンスをされましたが、普段のパフォーマンス異なって意識した点などはありましたか? また、特に見てほしいシーンがあったら教えてください?

岩田:今日参加してくださったファンの皆さんにとっても、自分たちにとっても、同じステージの上で、しかもテレビで一緒にパフォーマンスできることは本当にないことだと思います。ファンの方で「もう、こういうことは人生に1回ないか、ないかなんです」と仰った方がいて、「あるか、ないか」じゃなくて「もう、ないことなんだこれは」というふうに思ってくださって。そういう時間の中で、緊張して集中して届けるというよりも、アイコンタクトとかを大切にして温かい空間として楽しい思い出にしていただけたらいいなと思いでパフォーマンスしました。

佐藤:僕は同い年の(パパラピーズ)じんじんという方と一緒にパフォーマンスさせていただきましたが、普段から連絡を取り合っている方なので、2人の空気感が出せたと思います。「Fly Away」という曲は開放感もあって爽やかになれる曲なので、笑顔を意識しながらやろうと話をしていて、彼も大きな体の人が踊ることで、いろんな方に勇気や元気とか与えられるかもしれないと言っていて、ジャンプも跳べるところまで跳ぶという意識でやりました。

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― 今回は最新曲の「HAVANA LOVE」に始まり、EXILEさんの20年を感じさせる選曲だったと思いますが、特に印象深かった楽曲はありますか?

TETSUYA:全部印象深いんですけど・・・。いや~、選べないな。(しばし考えこみ・・・)
本当全部がいい曲に、さらに良い曲に聴こえてしまいましたね。自分が踊った「HAVANA LOVE」はもちろんですが、改めて「Rising Sun」は凄く胸に刺さる曲だなと。
東日本大震災の支援ソングとして作られた曲ではありますが、一生懸命頑張って踊っている姿だったり、ストーリー、今までの自分たちを色々重ね合わせた時に聴こえる、見えるものだけじゃないものがある。やっぱり「Rising Sun」って本当に素敵だなと感じました。

岩田:自分がパフォーマンスした「Rising Sun」では、今回の企画のロケから参加させていただいて、実際にそのご家族の絆を間近にしながら、本番のステージに繋げていった経緯があるので、感慨深いものがあります。あとは、最後に皆さんと一緒に「Choo Choo TRAIN」を踊ることができていい思い出になりました。他の企画はEXILEメンバーと今日のために準備してきたのですが、最後の曲は本番収録中に初めて出演者の方にEXILEと一緒にステージに立てるということをお伝えしました。今回出演していただいたお礼として少しでも楽しい思い出になればと思ってのサプライズでした。僕たちも楽しくパフォーマンスできたので、一番印象に残っています。

― 今年でEXILE20周年になりますが、改めて今までを振り返っていかがでしょうか?

AKIRA:今回番組に参加してくださった皆様、一人ひとりに様々なストーリーがあって、EXILE and me・・・EXILEと私のように、メンバーたちにもEXILEとそれぞれのストーリーがありました。EXILEは、1つのdance and vocal groupから時を経て色々な出会いによって、夢を分かち合う場所となりました。その1つのdance and vocal groupという垣根を越えて、HIROさんを筆頭にLDHという軍団に成長できました。この20年でもちろんEXILEとしての歴史やストーリー、皆さんとの思い出もありつつ、その成長とともに今のLDHというものがあるのかなと思います。この4人でさえ、出会った瞬間が違うように、それが僕らのメイドインLDHであり、オリジナルのエンターテイメントを作り上げていく原点なのかと思います。本当に出会いありきで様々な経験をさせていただいて成長できたんだなと思うと、すごく感慨深いです。
あとは今日の番組に来てくださった方もそうですが、夢を叶えてあげて、思い出を作って終わりではなく、明日からまた新たな未来に向かって強く歩んでいただけるような機会にしたいなと思いましたので、今回はやっぱり特別なパフォーマンスになりました。

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― 佐藤さんは人生の中でEXILEの存在がとても大きかったようですが、振り返ってみていかがでしょうか?

佐藤:加入したその年にEXILEでNHK紅白歌合戦に出演できた時は、親孝行が1つできたなと思いました。その後に開催した『Amazing world』というドームツアーでは、単独では初のドームツアーでしたが、MAKIDAIさん、MATSUさん、USAさんにとっては最後のツアーだったので、特急列車に乗ったけれど、いろんな波に揉まれながら活動してきた7年間でした。他のグループでは絶対経験できないようなことを短時間でEXILEだからこそ経験できる。これは本当に自分の誇りでもありますし、まだ自分は7周年なので、自分たちが入ってから20周年ぐらい続くように、今後も頑張っていきたいです。

― EXILEの皆さんの中でもそれぞれのストーリーがあるとのことですが、AKIRAさんからみて、TETSUYAさん、岩田さん、佐藤さんとのストーリーや、忘れられない思い出があったらお聞かせください。

AKIRA:TETSUYAさんとはもう黒歴史含め色々ありますから、言えることと言えないことがありますけれど・・・(笑)。てっちゃんは僕と同世代で僕が2年先にEXILEに加入させてもらったんですが、実はその前の下積み時代からのお付き合いがありました。僕がまだ上京する前の19歳ぐらいの時に、当時東京に住んでいた友達から「AKIRAくんが好きそうなダンサーがいるので、その映像も入れておきます」とビデオテープをもらったんです。それがTETSUYAのダンスビデオでした。僕が上京した時にクラブを走り回ってTETSUYAを探して見つけて声をかけて、TETSUYAが組んでいたチームに勝手に入ったんです(笑)。そして時を経て、EXILE THE SECONDでも一緒に参加させてもらって、いろんな繋がりがある。てっちゃんは昔から下積み時代を共にした仲ですね。

がんちゃん(岩田)との出会いですが、まず(小林)直己の後輩であり仲間だったんですが、直己がずっと「皆さんに紹介したい人がいるので、タイミングが合ったら紹介させてください」て言っていたんです。直己がどうしてその日に選んだのかわからないのですが、ある中華料理屋でしたが、その日は誕生日の人もいて、当時はもう一番盛んな頃だったのでレモンサワー2500杯ぐらい飲んでいました。その2500杯くらいでがんちゃんがその場に投入されて、そこで紹介されるという(笑)。EXILEの中のEXILEの時期に紹介されたメンバーなんです。

当時の僕らは体も鍛えていたので、テンション上がってくると謎に上半身を脱ぎ始めるんです(笑)。でも裸はマズいので中にタンクトップを仕込んでいるんです。ある時間帯にみんなで白タンクトップになって身体を見せ合っている時に、がんちゃんは白タンクトップ着てないじゃないですか。そこで、こっそりNAOKIが近くのドンキホーテに行ってがんちゃん分の白タンクトップを用意して着させたんです。初のEXILEとの対面が白タンクトップだったという・・・伝説的だったよね、あれは(笑)。

岩田:その時は右も左もわからないんで・・・(笑)。

AKIRA:とりあえずスタッフに渡されたタンクトップを着て。その写真はもう本当に最高で(笑)。今でもあるよね? そして、NAOTOはELLYを三代目 J SOUL BROTHERSに紹介したんです。僕らが三代目を作ろうとしたときに、いろんなメンバーを見ていたんですが、やっぱり群を抜いてELLYとがんちゃんが凄く良くて、いつか会いたいなあと思っていました。その日にELLYとがんちゃんは白タンクトップの会の洗礼を受けたんです。

大樹は・・・、もしかしたらEXILEになって1番ご飯に一緒に行っていたかもね。・・・それくらいですかね(笑)。
大樹はEXPGでずっと頑張って這い上がってきたメンバーなんですが、LDHのほうにも噂が回ってくるんです。スタッフの評判がめちゃくちゃ良くて「佐藤大樹くん、いいと思うんだよね」という声が一番多かったです。当時、EXILEのサポートもやっていましたし、舞台もやっていてで演技もできるし、ダンスもできるというところでスタッフ受けが良いなというイメージがすごくありました。個人的にはまあ、ちょっと飲んだくらいです(笑)。
(一同爆笑)

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― 今回はEXILEさんに憧れている方たちがダンスを一緒に踊るという企画でしたが、逆に皆さんが憧れの方、一緒にパフォーマンスしたい方はいらっしゃいますか?

佐藤:叶うかどうかわかりませんが、自分や新メンバーはまだHIROさんと一緒にステージで踊ったことがないんです。HIROさんの背中を見て、同じステージでいつか踊ってみたいということが夢であり、憧れでもあります。

岩田:それは大樹からHIROさんにお願いします(笑)。

AKIRA:20周年ということもあるので、EXILEとゆかりのある人たちともコラボレーションできたらなという思いもありますが、僕は衝撃を受けたのが「〇〇×△△」というのは、たぶん「EXILE ×(かける)GLAY」から“かける”が使われ始めたんじゃないかなと思うんです。もし違っていたら申し訳ないですが。「EXILE×GLAY」が凄く衝撃的でした。EXILEはヒップホップやR&Bスタイルのグループでしたが、実はロックなんだなって改めて感じさせてもらったコラボレーションでした。
その時の「SCREAM」という楽曲が、自分の青春時代真っ只中だったので、今の14人とGLAYの皆さんと20周年記念のコラボレーションさせていただけたら、また熱いものができるんじゃないかなと。自分は当時はEXILEではありませんでしたが、EXILEになって当時憧れていた人たちとまた一緒のステージに立つことができたら、とても感慨深いなと思います。

TETSUYA:僕はドリカム(DREAMS COME TRUE)さんです。以前HIROさんがドリカムさんのサポートメンバーをされていて、その時のお話が結構EXILEに注入されているんです。ドリカムさんが大事にしているおもてなしだったり、演出、お客さんに対しての気持ち。「毎日仕事を頑張って時間とお金を使って1枚のチケットを手に、オシャレをして楽しみにしながらその日に来てくださるのだから、心を込めてステージに立とうね」という吉田さんのお言葉に、HIROさんが凄く衝撃を受けてステージの作り方などを学んだと仰っていたので、そういうものをこの14人で改めて感じられたら最高だなと思います。

岩田:一緒にステージに立つということはご存命の方ですね。それとは違いますが、マイケルジャクソンはたぶん全員好きだと思うので、ビジュアルも含めライブの演出もオマージュして自分たちのライブに取り込むことはありますが、もし生きていらしたら何かの形で絡めたらいいなと思いました。

AKIRA:がんちゃんが(誰かとと)言ってくれることで、もしかしたらコラボが成立する方もいるかもしれないから今から探して!(笑)

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― 最後にAKIRAさんから番組をご覧になる皆様へメッセージをお願いします。

AKIRA:本当に多くの方々に支えられながら、僕たちも20周年を迎えることになりますが、皆様にも懐かく、熱く、淡い青春時代を思い出すような3時間になっていると思います。今回参加してくださったファンの皆様にもストーリーがあるように、番組をご覧になる皆様自身にもEXILEとの様々なつながりやストーリーがあると思いますので、ぜひこの3時間のスペシャル番組を見ていただくことで懐かしい気持ちにもなっていただき、次の日からまた強く明るく過ごしていただきたいです。僕たちも“日本を元気に!”とテーマを掲げて走っています。皆様にも勇気や元気が届けられたら嬉しいです。

▼ABEMA「EXILEと踊ろう」見逃し配信中
https://abema.tv/video/episode/90-1577_s1_p1

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