WOWOWの土曜オリジナルドラマ 「連続ドラマ グーグーだって猫である2 -good good the fortune cat-」の完成披露試写会が、6月9日に行われ、主演の宮沢りえをはじめ、共演の長塚圭史、黒木華、前田敦子、田中泯、犬童一心監督が登壇。さらに、グーグー役の猫のグミが登場し、会場を和ませた。
本作は、少女漫画界の巨星・大島弓子の、飼い猫たちとの日常を綴ったコミックエッセイをドラマ化した人気シリーズの続編。東京・吉祥寺の井の頭公園を望む自宅兼仕事場で、２匹の猫と暮らしている漫画家・小島麻子（宮沢）と、彼女を囲む人々が繰り広げる日常を描く。
主人公・小島を演じた宮沢は「彼女（小島）は、日常の些細なことですら特別なものにしてしまう天才」と語り、「新しい発見が、ボロボロと日常に落ちている。第一話を観たときから、この作品に巻き込まれていって、このお家の住人になりたいと思いました。犬童監督の、大島弓子先生という素晴らしい人をみんなにふれさせたいというパワーが、そうさせたと思います」とコメント。
また、黒木とのサシ呑み場面が思い出深いといい、「ドラマは、色々な角度から撮る場合、表情や動きの繋がりを考えながらやらなければいけない。でも、監督は“画の繋がりは関係ない”とそこを飛び越えたものを要求するので、思い切って出来たんです。お酒を呑んでいないのに、ベロベロみたいな気分になっていましたね(笑)」と振り返る。
前作に続き、アシスタントのミナミ役を務める黒木は、「変わらないな･･･と思って嬉しかったです。物語がずっと続いていたんじゃないかと思うくらい、ナチュラルにその場にいることができて、すごく気持ちよかったです」とニッコリ。リラックスして現場に入れたことを喜んでいた。
一方、今回から初登場の前田も「元々（このドラマが）好きだった。『わ～、みなさんがいる』と、現場で興奮していました。小島先生を見る感覚が役と同じ感覚で、自分の中でリンクしていて、それがすごく心地よかったです」と、すぐに現場に馴染んだ様子。
イベントの終盤に、グーグー役の猫のグミが登場すると、会場の視線はグミに集中。大人しく台の上に座ったグミが気になって仕方のない宮沢は、「ずっと一緒にいたから久しぶりの気がしない」と目尻を下げる。グミの演技について「想像をはるかに超えた演技をします。負けないように、私が励まされました」と絶賛。犬童監督も「僕が撮影してきた猫の中で、最高の名優です」と称え、「続編を作りたい！」と意欲をみせていた。
「連続ドラマＷ グーグーだって猫である2 -good good the fortune cat- 」
シリーズ構成・監督：犬童一心（「連続ドラマＷ グーグーだって猫である」『のぼうの城』）
脚本：高田亮（「連続ドラマＷ グーグーだって猫である」『そこのみにて光輝く』）
音楽：高田漣（「連続ドラマＷ グーグーだって猫である」『横道世之介』）
出演：宮沢りえ 長塚圭史 黒木華 ／ 前田敦子 西田尚美 イッセー尾形 ／ 田中泯
中村ゆりか 光宗薫 志磨遼平（ドレスコーズ） 柳英里紗 岸井ゆきの ／ 河井青葉 塚本晋也 陰山泰 つまみ枝豆 ほか
©WOWOW
www.wowow.co.jp/dramaw/gou-gou/
6月11日（土）スタート（全５話）[第1 話無料放送][WOWOW プライム]
毎週土曜 夜10：00～
