カンテレ・フジテレビ系 新・月10ドラマ『春になったら』(1月15日、夜10時スタート)の制作発表が、1月12日、都内にて行われ、W主演の奈緒と木梨憲武をはじめ、共演の深澤辰哉(Snow Man)、見上愛、小林聡美、濱田岳が出席した。
本作は、母を亡くし、反発しながらも支え合ってきた父娘が「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していくかけがえのない3カ月間を描いた、笑って泣けるハートフル・ホームドラマ。
助産婦で、3カ月後に10歳年上の売れない芸人と結婚する娘・椎名瞳を奈緒、瞳を男手一つで育て、敏腕実演販売士として働いてきた父・雅彦を木梨憲武が演じ、雅彦はステージ4の膵臓(すいぞう)がんで余命3カ月を宣告される。また、瞳の恋人・川上一馬役に濱田岳、瞳の勤務先の院長・杉村節子役に小林聡美、瞳の大学時代からの友人・岸圭吾役に深澤辰哉、大里美奈子役に見上愛のほか、個性豊かなキャストが脇を固める。
親子関係を築くため、撮影の前から3回ほど会う機会を作っていたという奈緒と木梨。木梨が「奈緒ちゃんがムードを作ってくれた」と語ると、奈緒は木梨と初めて会ったときのことを「緊張していたんですが、初めてお会いしたときから、ノリさんがたくさんお話してくださって」と振り返り、「自分は気を使ったりし過ぎることなく、思いっきりノリさんの娘でいよう! 思いっきりノリさんのお父さんに飛び込んでいこうと思いました。本当にノリさんのお人柄です」と感謝する。
また、木梨にとって、連続ドラマ主演は、1999年7月期放送の『小市民ケーン』(フジテレビ系)以来、実に24年ぶりとなるが、出演の決め手を聞かれ「妻の成美さんから、『やりなさい』と(言われて)」と安田からの後押しがあったことを明かし、「今は、毎日『とにかく台本を見ていなさい』と言われています(笑)」と話す。続けて、安田からどうして言われたのかと問われると、「ブラブラしているからです(笑)」としながらも、「これまで音楽活動や配信を行っていましたが、新しい環境でやってみようかなと」と心境を吐露。「ヒロミも『やりゃあいいんだよ』と強めに言うもんで」と周囲の勧めもあった様子。「チーム70人が1つになっていて、いいチーム。楽しくてしょうがない。とても刺激的です」と充実感を滲ませていた。
クスッと笑える要素も散りばめられている本ドラマ。奈緒は「ノリさんに『お父さんにお笑いが分かるの?』というセリフがあるんですが、ノリさんに(このセリフを)言える幸せ! 当て書きだからこそです。きっと日本中のツッコミを受けるんだろうなと(笑)」と役柄を楽しんでいた。
そして、深澤と見上は奈緒と同級生役を演じるため、奈緒からの提案で「敬語はやめよう」ということになり、すんなりと関係性が出来上がっていったそう。それでも一番年下の見上はつい敬語が出てしまい、「今日も奈緒さんに『おはようございます』と言ってしまい、『おはよう!奈緒ちゃん』と言い直しました(笑)」と照れ笑いした。
深澤は瞳に片思いをしている心優しい青年を演じるが、「普段の深澤とそっくりなので・・・」と言い、会場を沸かしながら「現場に行くのが楽しみ。色々と勉強させてもらっています」と笑顔を見せ、「ナチュラルを求められている役なので、そこにいるのが自然に思われるように演じました」と役と向き合った。
MCから「(片思いの)経験がないのでは?」と話を振られると、深澤は「高校の時から『好き』と言われていてめちゃめちゃモテていた」と堂々と宣言。すると、すかさず木梨から「本当に? ジェシーに確認しなくちゃ」とツッコミを入れられ、会場の笑いを誘う場面も。
Snow Manのメンバーもドラマを楽しみにしているようで、「出演が決まったときは、自分も嬉しかったですが、メンバーのみんながそれ以上に喜んでくれて嬉しかった。メンバーから『撮影どうなの?』と聞かれるんです。必ず観てくれると思っています」と満面の笑みを浮かべていた。
新・月10ドラマ『春になったら』
【放送枠】 2024年1月15日(月)スタート 毎週月曜よる10時(初回15分拡大)
カンテレ·フジテレビ系全国ネット
【出演】 奈緒 木梨憲武 深澤辰哉 見上愛 西垣匠 影山優佳 矢柴俊博 光石研 橋本マナミ 筒井真理子·小林聡美·濱田岳
【脚本】 福田靖
【音楽プロデューサー】 福島節
【監督】 松本佳奈 穐山茉由
【プロデューサー】 岡光寛子(カンテレ)白石裕菜(ホリプロ)
【制作協力】 ホリプロ
【制作著作】 カンテレ
公式サイト:https://www.ktv.jp/haruninattara/
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