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山田杏奈「映画と変わらないクオリティーを楽しんで!」お気に入りのキャラクターは“辺見”! WOWOW「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」インタビュー!

「ゴールデンカムイ」山田杏奈様/Astage-14-Edit

累計発行部数 2900万部超の大人気コミックを原作にした大ヒット映画『ゴールデンカムイ』の続編となる待望のドラマシリーズ第1弾「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青人争奪編―」が10月6日(日)よりWOWOWにて独占放送・配信される。

本作は、明治末期の北海道を舞台に描く、アイヌの埋蔵金を巡る冒険活劇。映画版に引き続き山﨑賢人をはじめ、山田杏奈、眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、栁俊太郎、大谷売平、勝矢、木場勝己、大方斐紗子、井浦新、さらに、玉木宏、舘ひろしら主要キャストが続投。そして、埋蔵金のありかを示す”刺青人皮(いれずみにんぴ)”争奪戦がいよいよ本格化。新キャストに池内博之、高橋メアリージュン、桜井ユキ、塩野瑛久、中川大志、北村一輝ら豪華俳優陣に加え、各話ごとにクセ者ぞろいのキャラクターも続々登場することで、注目を集めている。
また、エンディングテーマは、ACIDMAN、[Alexandros]、&TEAM、神はサイコロを振らない、GLIM SPANKY、THE SPELLBOUND、ストレイテナー、名無し之太郎という豪華アーティスト8組が毎話ごとに担当し、波乱に満ちた金塊争奪戦に華を添える。

映画版でも「キャラクターにぴったりハマっている」と多くの反響を受け、物語で山﨑賢人演じる杉元とともに旅をするアシリパ役の山田杏奈さんに、撮影を振り返りながら、ドラマ版の魅力を語ってもらった。(※アシㇼパの「ㇼ」は小文字が正式表記。)

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― 映画からドラマという長い期間の撮影になったと思いますが、そのために何か準備したことはありますか?

撮影が長いということで特別に備えていたことはなかったですが、いろんな練習であったり作品のための準備はしていました。皆さんが穏やかな方々だったので、芝居するときもしていないときも、気を遣うことなくいい空気だったのでとてもありがたかったです。

― ドラマ版で、アシリパが酒を飲んで管を巻くシーンがありますが、酔っぱらう演技で意識したことや何か参考にしたことはありますか?

第1話でお酒を飲んでみんなでワーッとなるところは、私がクランクインしてすぐの撮影でした。まだ皆さんがどんな感じなのか掴みきれていないときだったので、本当に恥ずかしかったです(笑)。ただ、そのシーンを撮り終えたことで、皆さんのキャラクターの濃さや、どのように進めていったらいいか見えてきました。参考にしたのは、やっぱり原作漫画ですね。“面倒くさい酔い方”という感じを頭に置いて演じました。

アシリパ_リは小文字

― 映画がヒットして、キャラクターも原作通りだという声も多く届いています。反響をどのように感じられましたか?

本当に良かったな・・・という安堵の気持ちが一番大きいです。原作通りとか、キャラクターがハマっていると言っていただいて本当にありがたいです。多くのファンの方がいる原作なので、自分はどう伝えられるかな、大丈夫かな?と不安な気持ちもありましたが、出来上がった作品をそのように評価していただいて、本当に安心しました。

― アシリパの強さが山田さんご自身から出ているようです。キャラクターをどのように捉えて演じられたのでしょうか?

芯の強さというか、自分がしていきたいと決めたことに貪欲に向かっていく姿というものを体現できたらいいなと思っていました。眼差しの強さや、はっきりとした声の出し方などは特に気を付けていました。

「ゴールデンカムイ」山田杏奈様/Astage-1-Edit

― キャラクターが徐々に馴染んでいった感じですか?

撮影は時系列ではなく、映画とドラマを同時進行で撮っていたので、ドラマを観ていても、ここは結構序盤に撮ったシーンだったなと思うこともあります。もちろん、撮影を重ねるにつれて少しずつ見えてくるものもありましたが、元々の大筋というものがあるので、そこはしっかりと通せたらいいなと思っていました。

― あらためて、『ゴールデンカムイ』という作品の魅力をどこに感じていらっしゃいますか?

“金塊争奪戦”というメインに走っているストーリーがあって、そこにキャラクターの濃い面々が現れることで、コミカルさが生まれたり、ちょっとシュールなところがあったり・・・、いろんな要素があるにも関わらず一つにまとまっている。そこが面白さであり作品の深みだと思います。原作でも、時代考証を基に色んな文化が描かれていて、層が厚いところが魅力だと感じています。

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― そんな作品を映画とドラマで届ける、実写化の良さは? ドラマならではの魅力は?

生身の人間が演じるのでフォーマットが違いますから、視覚的に伝わりやすい部分はあると思います。食べ物にシズル感があったり、色味もあるのでリアルに伝えやすいですし、アクションなどの動きを見せられるというのは実写版の強みだと思います。
あと、皆さんのキャラクターのクセが強いし、ドラマ版ではオムニバス感があるのが面白いです。テンポの良さがより感じられて、1話毎に区切りがついているのでどんどん次を観たくなる感じです。あとは、エンディング曲が毎話違うので、とてもカッコいいです。

― 山田さんにとってキャラクターへの思いは強いと思いますが、アシリパを演じたことでご自身の中で何か変化はありましたか?

そうですね・・・、ジビエに興味を持つようになりました。山で色んな草や動物を獲って食べている人の動画を見たりします。勉強になるかはわかりませんが、そういうところにも興味が湧いてきました。普段の生活に直接影響はないかもしれませんが、長い期間撮影する作品なので、自分の中でずっと「アシリパだったら・・・(どうする? どう考える?)」と、役のことを考えている時間が長く続いていました。

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― アイヌ文化に触れることで、色々なことを考えることも?

アイヌの文化はアシリパがどう考えているかに通ずるので、そのことに自分自身が触れていた部分は大きかったです。私自身が教えられたことももちろんありましたが、こういう文化の側面でアシリパはどう捉えているのか、どのように生活に密着しているのかを考えることが多かったかもしれません。

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― 北海道の地で撮影されていかがでしたか? 何かエピソードがあったら教えてください。

地方の山の中で撮影することが多かったのですが、その中でアクションをしたりする場面もありました。自然の中で動くのは本当に大変で、私もそうですけど皆さん大変そうでした。足場の悪いところで滑る撮り方をしなきゃいけないときは、アクション部の皆さん含めて生の感じを出すように考えながらやっていらっしゃいました。

― 吐く息が白いところが映像を通しても見られるので、厳しい現場だったと想像できます。特に大変だったところは?

寒かったですね。ドラマの第1話を撮影しているときは、東京でも寒波がきていたときだったかと。谷垣が後ろから来たあたりの撮影日は、濡れたタオルを振り回したら凍るくらい寒かったです。でも、アシリパの衣装は他の軍服の方より全然温かいんですよ(笑)。皆さんもたくさん着込んでいましたが、私は毛皮が温かかったのか、それとも私が寒さに強いのか(笑)。ブーツは寒さが直に伝わってくるみたいなんですが、私は鹿の皮の靴を被せてくださったので、だいぶ防寒になっていたと思います。

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― ドラマ版では、また個性的な新しいキャラクターが登場します。山田さんが個人的にお気に入りのキャラクター、この人凄いなと思うキャラクターは?

みんな凄いんですけど・・・(笑)、好きなのは萩原(聖人)さん演じる辺見です。萩原さんがさすがだなと。凄いんですよ。ちょっとした話し方だったり、言葉の端々に怪しさを感じるんです。その上物腰が柔らかい話し方をするという、アンバランスさが素敵で好きでした。

― 萩原さんがこんなキャラクターを演じるんだ!という驚きもありますね。

萩原さんとご一緒するのが2回目なんですが、以前ご一緒したときも個性的な役だったんです(笑)。なので、私の中で萩原さんは個性的な役をやる俳優さんという印象があるので、「今回も変な役ですね」と話していました。

あと気になっていたのは、江渡貝(演:古川雄輝)くん。彼とは現場で会えていないのでリアルに見たかったですね、強烈なキャラクターなので。現場で見たのは江渡貝くんの衣装コレクションだけでしたし(笑)。皆さん本当にクセが強くて面白いです。

― 山﨑さんとのシーンでは、コミカルな場面や雪の中の迫力あるシーンもありますが、ご一緒されていかがでしたか?

山﨑さん演じる杉元とはずっと一緒に旅をするので、一緒にいる時間も一番長かったかと思いますが、普段からナチュラルで真っ直ぐな方なので、お芝居をしていても肩肘張らずやらせていただけました。細かいところでも「この言い方ってどう思う?」とか、「杏奈ちゃんは大丈夫?」と気遣ってくださるので、本当に杉元とアシリパのような関係でいられたらいいなと思って臨んでいました。杉元が山﨑さんだったからこそ、このようなバディ感が出せたと思います。

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― 見どころはたくさんあると思いますが、特に注目しておいてほしいポイントはありますか?

映画版の中では会わなかったキャラクターたちも登場して、私も尾形(演:眞栄田郷敦)と行動したり、牛山(演:勝矢)と会ったり・・・など、また新しい変化が見られるので、それぞれとの関係性にも注目してもらえたら嬉しいです。ストーリーでは終盤に鯉登(演:中川大志)が出てきて一気に物語が動き出してくるので、これからどうなるんだろうとノンストップで続いていく感じにワクワクすると思います。

― 映画を鑑賞された方はもちろん、原作やアニメのファンの皆さんも、ドラマをとても楽しみにされていると思います。これからドラマをご覧になる皆さんにメッセージをお願いします。

映画をたくさんの方に観ていただけて嬉しく思っています。その勢いをそのままにドラマ版はより濃くなって突き進んでいきます。映画でのカッコ良さや、アクションなどはそのままに、クオリティーの高いドラマとなっているので、ぜひ楽しんでいただきたいです。

【8月1日(木)11時情報解禁】「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」ポスタービジュアル

「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」
出演者:山﨑賢人
山田杏奈 眞栄田郷敦 工藤阿須加 栁俊太郎 塩野瑛久 / 矢本悠馬
大谷亮平 高橋メアリージュン / 桜井ユキ 勝矢
中川大志 ・ 北村一輝
池内博之 木場勝己 大方斐紗子 / 井浦 新
玉木 宏 ・ 舘 ひろし

原作: 野田サトル「ゴールデンカムイ」(集英社ヤングジャンプ コミックス刊)
監督: 久保茂昭 片桐健滋 落合賢 佐藤洋輔
脚本: 黒岩勉
音楽: やまだ豊 出羽良彰
アイヌ語・文化監修: 中川裕 秋辺デボ
製作著作: WOWOW
制作プロダクション: CREDEUS
放送・配信: 10月6日(日)午後10時よりWOWOWにて独占放送・配信(全9話)
コピーライト:©野田サトル/集英社 ©2024 WOWOW

◆公式サイト: kamuy-movie.com
◆公式 X(旧:Twitter): @kamuy_movie
◆公式Instagram: @kamuy_movie
◆公式 TikTok : @kamuy_movie

10月6日(日)午後10時よりWOWOWにて独占放送・配信開始
(全9話/第1話無料放送・配信)

■スタッフクレジット
ヘアメイク:菅長ふみ(Lila)
スタイリスト:中井彩乃

撮影:ナカムラヨシノーブ

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