2014年4月より放映され、大好評となった「乾杯戦士アフターⅤ」が『新★乾杯戦士アフターⅤ』として10月3日(土)より、テレ玉ほか全国8局でオンエアが決定した。今回も懲りずに、ヒーローの“打ち上げ”だけを描いたドラマがパワーアップして復活。かつてないヒーロー番組に話題が集まる中、ブルー役を演じる加藤和樹さんに、第2期シリーズスタートについて、話を伺った。
―― いよいよ続編『新★乾杯戦士アフターⅤ』が始まりますね。
はい、ついに・・・というか、いよいよ・・・というか、もう?みたいな(笑)
―― 前作がとても好評でした。
そうですね。業界の人も含め、たくさんの方が観てくださいました。僕らも演じていて楽しかったし、前シリーズが終わるとき、「また、やりたいね!」という話もあって、監督も「(次の)構成はできている」とおっしゃっていたので、新シリーズをやるだろうなとは思っていたので、「来た!」という感じですね。
―― 久しぶりにメンバーと再会されていかがでしたか?
あまり間が空いている感じがしなくて、スッと現場に馴染みました。
―― 加藤さん演じるブルーは、クールで無口のカッコいいキャラクターですが、ご自身もそんなキャラクターですか?
いやいや、僕はもっと喋りますよ(笑)。僕の役はセリフが多くないので、動きの部分をアドリブでやると、それを監督が芝居に作り上げてくれています。ブルーはほぼ動きだけなので、みんなが芝居している間どうやって埋めようかと思って、色々くだらないことを考えてやってみるんです。
―― 他の方が演じている後ろで、変な動きをしているブルーってけっこうツボですね。
椅子がスーっと滑るシーンがあるんですが、あれも僕がテスト撮影中に、「わ~、この椅子ずいぶん滑るな~」と動かしていたら、監督が「それ使おうよ」と言ってきて・・・(笑)
―― ゲップもしちゃうし?
前回でもそうだったんですが、ビールをよく飲むので、自然とゲップが出るんですよね。で、「俺、いつでもゲップ出せますよ」と言ったら、みんなは「出来ない」っていうんです。
逆に、みんな出来るものだとばかり思っていたので、え?できないの?と思った。そしたら監督が「それ、セリフに入れようよ」と言い出したんです。
―― 何でも有りなんですね。
そうなんですよ。基本、何でも有りなんです。監督が面白いと思ったら、それをすぐに活かすんです。
―― でも、台本はきちんとできている?
ある程度、キャラクターを壊さない中で色々遊んでいました(笑)
―― 今回は、前回のキャストの他、新キャラクターも増えて、グレードアップですね。
夜12時から撮影が始まって次の日の夕方まで撮影し、そのあと仮眠してまた夜の12時に集まる・・・というタイトなスケジュールだったので大変だったと思いますが、新キャラクターのみなさんが強烈なインパクトを残していってくださいましたので、僕らもいい刺激になったし、面白かったですよ。
常にこの5人のメンバーでしか演じていないので、前回で言えば新イエローちゃんが来た時は新鮮でしたし、現場の空気も変わりました。今回は新キャラクターが数多く出てきて、現場がものすごく楽しかったです。
―― 加藤さんは、歌手や舞台・ミュージカル等でも活躍されていてお忙しいと思いますが、今回の撮影はいかがでしたか?
今回は、リリースイベントやツアーリハーサルの合間をぬっての撮影になりました。色々な現場がありますが、気持ちの切り替えはもう慣れました。僕にとって『乾杯戦士アフターⅤ』シリーズは、お芝居というよりは、“楽しみ”になっていて(笑)、ちゃんと芝居をしないことがいいんですよ。作りすぎてしまうとつまらなくなるし、台本を読んでいるだけで面白いので、それをいかに僕らが演じて視聴者の方が面白いと思ってもらえるかが勝負。なるべく現場で生まれる空気を大切にしようとしています。
―― ドラマを見ていると、日常的に「こういうこと、あるある!」と思うシーンがありますね。撮影後のリアル・アフターファイブはありましたか?
スケジュールがなかなか合わないので、みんなで揃って行くというのはありませんが、何人かで食事に行くことはありました。お芝居の話もするし、プライベートの話もして、まさに「アフターファイブ」ですよ。
―― 特に仲のいい共演者は?
良大(レッド役・村井良大さん)とは、舞台『里見八犬伝』や『真田十勇士』など何作も一緒に共演しているので特に仲がよくて気心が知れているので、その関係性がドラマでもブルーとレッドで出ていると思います。僕がボケで良大がツッコミで(笑)。
―― 今回のブルーは、これまでと違う側面も見られるようですね。
ブルーは基本的にはいいヤツなんですが、その行動はヒーローとしてどうなの?という感じで、時としてやりすぎちゃうところがあるんです。そこが憎めないところなんですけどね(笑)。色々なものに変身しますよ。今回の見どころです。
―― 今回の舞台は福岡ですが、実際に福岡で撮影されているのですか?
僕たち(アフターV)は、福岡ではなく都内で撮影しています。福岡の料理やカラオケ屋さんは実際に福岡にあるのでそちらで撮影しています。
―― 加藤さんにとって“ヒーロー”とは?
僕にとってのヒーローは父親です。父は昔から何でも出来ちゃうし、色々な遊びも教えてもらったので、ずっと変わらず僕のヒーローです。
―― 逆に、加藤さん自身の中に“悪”を感じることはありますか?
悪というか、「こうしたら、自分は楽かな」と思ったりすることもありますが、悪いことをしようと思ってすることはいないと思うので、そういう部分はないですね。
―― 憎めないキャラクターが揃っていて、仲間っていいなと思わせてくれる本作ですが、加藤さんにとっての仲間とは?
仲間はたくさんいますよ。この作品を作っているキャスト、スタッフ、監督も含めて仲間ですし、音楽もチームでやっているし、あと、応援してくださっているファンのみなさんも僕の仲間です。仲間は不可欠。一人では何もできませんね。
―― 今回、続編ということで、本作のシリーズ化、劇場版や舞台化も期待されますが。
その野望はみんな持っています。先日、完成披露発表会があり、上映会を映画館でやったのですが、大スクリーンで観て「これは劇場版ありだな」と。メンバーたちも劇場版の『乾杯戦士アフターⅤ』をやりたいと言っています。個人的には舞台でもやりたいと思っています。
―― 放送を楽しみしているファンの方にメッセージをお願いします。
相変わらず、僕らは飲んで歌ってくだらないことをしているだけですが(笑)。やっぱり悪の組織が実はいい人、その辺を突き詰めていくところで総帥も悩みます。アフターVの解散の危機もまた訪れて・・・何回解散の危機があるんだ!って感じですけどね(笑)。それをみんなで力をあわせて乗り越えていくという、意外といい話なんです。“ヒーローだって飲みたい夜がある”とテーマのように、みなさんの日常でもある“あるある”が見られると思います。飲み会でも、「あの人いつも来るね」とか「あの人お金払わないよね」とかね(笑)。
とにかく笑える楽しい作品になっているのでぜひ見てください!
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スタイリスト:立山功
メイク:江夏智也
衣装協力
TOM REBL(SIFFON tel 03-6666-4321)
SHELLAC(SHELLAC PRESS ROOM tel 03-5724-5687)
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◆加藤和樹 プロフィール
1984年10月7日生まれ。2005年ミュージカル「テニスの王子様」で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「RoughDiamond」でCDデビュー以来、CDリリースの他、デビュー以来全国ライブツアーを開催や2008年の日本武道館他C.C.Lemonホール、日比谷野外音楽堂など毎年単独ライブを開催するなど、音楽活動を精力的に行っている。2009年からは韓国、台湾、中国でCDデビューを果たし、上海や北京、韓国でもライブを行ない雑誌の表紙などを飾るなど海外にも活動の場を広げる。また、俳優としてはドラマ「仮面ライダーカブト」(2006/テレビ朝日)「ホタルノヒカリ」(2007/日本テレビ)「インディゴの夜」(2010/フジテレビ)「赤い糸の女」(2012/フジテレビ)などに出演。
さらには、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」ティボルト役をきっかけに全世界初演ミュージカル「レディ・ベス」(東宝製作)や「タイタニック」などにも出演。歌手・俳優として各界で注目を浴び始めている。
また、2016年にはデビュー10周年を迎え、シングルリリースや4月29日に10周年ライブ、さらには帝国劇場にて初の主演ミュージカル「1789-バスティーユの恋人たち-」が決定している。
『新★乾杯戦士アフターⅤ』
<ストーリー>
世界征服を狙う悪の組織に対して、警察、自衛隊は無力だった。悪の組織、撲滅のために結成された第三の組織、 戦闘課に所属する五人のヒーロー「黄金戦士トレジャーV(ファイブ)」。世界の平和を守るため、彼らは日夜、 悪の組織と戦い続ける。そして、戦った後には、必ず反省会と称した飲み会を開催していた。そんな飲み会が、 戦い以上に盛んな彼らを、人はこう呼んだ。「乾杯戦士アフターV」と。
一年前に起きたトレジャーVと悪の組織による最終決戦。そこで、悪の組織を率いていた総帥は、トレジャーVの 気づかいによって救われ、彼らの前から姿を消すことになる。それから一年後、トレジャーVは福岡にいた。そ れは、最近、怪人が出現が福岡に集中しているためであった。そんな彼らの前に、またしても総帥が姿を現す。彼 の狙いは一体何なのか! トレジャーVは正義を守れるのか! そして福岡の夜は盛り上がるのか! 新たな物語 が今、始まる!
ストーリー構成・監督:細川 徹
脚本:宮本武史 細川 徹
出演:村井良大 加藤和樹 吉川 友 バッファロー吾郎A 飛永 翼(ラバーガール) 原金太郎 中谷 竜 シソンヌじろう/斉木しげる他
製作:『新★乾杯戦士 アフターV』製作委員会
<公式HP>http://afterv.tv
<FB>https://www.facebook.com/kanpaisenshi/
<Twitter>https://twitter.com/kanpaisenshi
第1期「乾杯戦士 アフターV」DVD-BOX好評発売中!(発売元:5pb.)
テレ玉、とちぎテレビ、群馬テレビ、チバテレ、tvk、三重テレビ、KBS京都、サンテレビの8局で10月3日~オンエア(※各局により放送日が異なります。詳細はドラマ公式サイトでご確認ください)
加藤和樹 サイン色紙(ミニ)を2名樣にプレゼント!
応募方法:
Astageアステージ公式Twitterアカウント「@astage_ent」をフォロー&リツートしてくださった方、
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応募の際には、
「加藤和樹サイン色紙希望」とお書きください。
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Facebook https://www.facebook.com/AstageEnt
※インタビューおよび作品の感想もお待ちしております!
■応募締切
10月28日(水)まで
・当選者の発表は、発送(2015年11月上旬予定)をもって代えさせていただきます。
なお、当落に関するお問い合わせはお受けできません。
・当選者の方にはDM(ダイレクトメッセージ)にて当選のご連絡をさせていただきます。
※DM(ダイレクトメッセージ)は@astage_entをフォローいただいてませんと、お送りすることができません。
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