Twitterフォロワー数約20万を超える蒼井ブルーの“つぶやき”を三津留ゆうがストーリーにした人気小説を完全ドラマ化!「今夜、勝手に抱きしめてもいいですか?」が、9月29日(土)より配信・放送スタートした!
本作は、東京のシェアオフィス、シェアルームを舞台に、男女5人が織りなす恋模様を描いた胸キュン、せつな系ラブストーリー。日本を含む世界10カ国・地域で同時配信・放送されることでも注目を集めている。初恋相手への想いを引きずり新しい恋がなかなか成就しない不器用な女子大生・莉子(矢作穂香)の初恋相手・柊二役を、BOYS AND MENのリーダー水野勝。そして、莉子に密かな恋心を抱く同級生・新役を中尾暢樹(D- BOYS)が演じる。
Astageでは、水野勝さんと中尾暢樹さんにインタビューを遂行。作品への思い、俳優としての向き合い方、さらには自身の恋愛感まで、じっくりと話をうかがった。
― それぞれ、ご自身の役どころが決まったときの率直なお気持ちをお聞かせください。
水野勝(以下、水野):これまではケンカしたり、ちょっと変わった役が多かったので、久しぶりに王道のキュンキュンする恋愛ドラマなので、出演が決まって素直に嬉しかったです。僕が演じる柊二は口数が少ないので、動きについて監督と色々お話をさせていただきました。莉子ちゃんと新くんがよく動くので 彼らが“動”なら 柊二が“静”。その“静”を上手く表現できるようにしっかり演じなければいけないと責任を感じました。
中尾暢樹(以下、中尾):まず、台本を読んで「おいしい役だな」と思いました(笑)。柊二さんもギャップがあってクールな役で素敵ですが、新が感じるもどかしい気持ちだったり、莉子ちゃんの近くでずっと彼女のことを想っている姿に、「これは人気出るだろうな」と感じました。新は僕の実年齢と近いし、僕から見ても凄くいい男。素直に莉子ちゃんのことを想って、気持ちを真っ直ぐに伝えればいい役だと思ったので演じていて楽しかったです。役作りも特に考えなかったですね。
― 水野さんは演じるにあたって、何か役作りをされましたか?
水野:僕はカメラマンの役なんですが、本編でも僕が実際に撮った写真が使われているんです。そういうところから、自分のできることはやっていこうと思いました。
― 柊二と新はタイプは違うけれど、とても魅力的な男性です。ご自身と似ているところ、または似てないなと思うところは?
水野:恋愛に関して、柊二は不器用で受身タイプ。僕はガンガンいくタイプなので、その点はあまり共感できないですね。僕とはちょっと違うなと(笑)。ただ、自分が行っていることに対しての“正義”を持っていて、自分の夢の実現のために突き進んでいく姿は凄く共感できました。僕自身も夢を持ってこの仕事をしています。
中尾:新はちょっと女々しい部分もありますが、曲がったことが嫌いで芯が通った男。20歳くらいのまだ少し不安定な年頃ですが、そういうところを見ていると、僕の子供の頃に似ているなと思いました。気持ちをなかなか言えないところとか。でも、莉子ちゃんに対しては想いを溢れさせるところは子供っぽいけど、素直で分かりやすくていい。思ったことを口にしてしまい、女の子と壁を作ってしまうこともあるんですよね。でも、僕も恋愛に関しては新たとは似ていないかな。僕もガンガン行くタイプなので(笑)。新を見ているとちょっともどかしいですね。
― お二人ともガンガン行くんですね。もし、同じ人を好きになってしまったら大変!
中尾:お~! ガンガン行きますよ(笑)
水野:勝負ですね!(笑)
水野:以前は違ったんです。いい人でいたほうがいいかな、と思って譲ってしまい後悔をしてたくさん失敗をしたので、「もう後悔しないようにしないといけない」と考えるようになりました。
― ところで、お二人は今作が初共演になるんでしょうか?
中尾:そうです。この作品で初めて共演しました。
― 共演されていかがでしたか? お互いの印象を教えてください。
水野:けっこう面白いヤツだな!と思いました。カッコいいイメージがあったので、クールな子なのかな、以外とサバサバしているのかなと想像していたんですが、実際に会ったら、まあこんな感じなんで(笑)。お調子者で、人間らしくていいなと思いました(笑)。
中尾:僕はテレビなどで“BOYS AND MEN”を見ていたので、凄くはっちゃけてるイメージがあったんです。でも、現れた水野くんはとても“お兄さん”で、一緒にいるととても落ち着きます。そのせいか、(現場では)みんな自由にしていたし、水野くんが周りをちゃんと見て的確にツッコミも入れるし、現場も明るくしてくれていい雰囲気でした。
― やはり、リーダー気質なんでしょうか?
中尾:そうですね、リーダーです。無意識にそうなっちゃう?
水野:いやいや、そんなことはないよ(笑)。
― 今作はSNSの“つぶやき”から出来上がったドラマですが、演じていてリアルだなと思うことはありましたか?
水野:SNSで発信される言葉だからこそ、リアル感がある。SNSは誰かに聞かせるつもりじゃなく勝手につぶやいている言葉を見ることができるものなので、その言葉一つ一つにより人間らしさを感じます。誰かが作った小説だと、どこかファンタジーな感じがする。実際にこういう話があったというものの方が、観る人が感情移入しやすいかもしれません。
中尾:普通の小説は一気に書き上げるものだと考えますが、SNSは思いついたときにその時の感情を書くので、その人のその時の熱量が入っていると思うんです。もちろん、純文学の細かな描写が描かれた小説も素敵ですが、同じ時間を生きるSNSならではのその場のリアリティーがそこにあると思います。
― 若いキャスト陣が揃って撮影も楽しそうですが、現場の雰囲気はいかがですか?
中尾:スタッフさんが凄く面白い人たちで(笑)。
水野:個性派揃いだよね(笑)。
中尾:現場ではギャグが飛び交っていて、スタッフさん、キャスト含め個性派が揃って楽しいです。
― ドラマのオープングに流れる赤い糸につながれた男女がとても印象的です。本作には、自由奔放な莉子、莉子のルームメイトの佳乃、そして年上の女性・翠子というタイプの違う女性たちが出てきますが、お二人はどのタイプの女性が好きですか?
水野:う~ん、難しいなぁ~(真剣に考えている様子)
中尾:僕は自分のことを高めてくれる人がいいので、感情にまかせて話す人よりも年上の翠子さんのように「こうしたほうが自分のためになるんじゃない?」と言ってくれる人の方が好きです。恋愛だけじゃなくて、一緒にいて自分のことを思って厳しいことを言ってくれるような。
水野:でも、翠子は計算高いよ(笑)。コントロールされるパターンだね。
中尾:されてていい、コントロールされていているほうがいいんですよ僕は(笑)。自分は引っ張れないからなぁ。「好き、好き」ってグイグイ行っても、あとは「どうする?」って感じになっちゃうし(笑)。
水野:今の意見を聞いていると翠子さんもいいなとは思うんですが・・・、彼女は凄く計算高いので、ちょっと苦手だな。確かに女性の怖さも出ていて人間的でとても魅力な役どころではあるんですが。僕は、佳乃ちゃんタイプかな?
中尾:佳乃ちゃんて、いい家庭を作りそう。
水野:そう、一緒にいたら一番幸せになれそうだよね。
中尾:新と佳乃が付き合えば、普通にいい家庭ができそうですよね。
― 劇中では、莉子が自分にあまりにも冷たい柊二が幼なじみであることを決定付けるために、いろいろと柊二の癖を探します。 それぞれ、「これを見れば僕だ!」とわかるような癖はありますか?
中尾:決め手になるかわからないけど、めっちゃ首をならします(笑)。
水野:それってめっちゃシュールじゃん(笑)。
水野:僕はあまり甘いものは食べないです。辛いものが好きです。あと、お酒をたくさん飲みそうって言われるんですが、あまり飲めないんです。
― 女性のどんな仕草にドキッとしますか?
中尾:僕は手がきれいな女性がいいです。よく手入れをされているということだけじゃなくて、ちょっとした手の動き、仕草にその人の性格が出るんじゃなかなと思っています。
水野:僕は仕草じゃないんですが、ギャップに惹かれます。見た目はチャラくて遊んでいそうに見えるのに、実は繊細で仕事に対しても「できるかな・・・」って緊張したり不安になっている姿を見ると人として可愛いなと思いますね。
― 水野さんは俳優としても活躍の場を広げていらっしゃいますが、BOYS AND MENとしての自分との違いはありますか?
水野:BOYS AND MENは、メンバーたちと一緒に夢を叶えるために頑張ってきて、家族のような団結力があり、僕はその中でリーダーという立場にいます。BOYS AND MENとしての結果はみんなで力を合わせて出してきましたが、これからは個人としての結果が求められているので、僕はもう一つ山を登らなければいけない。そういう意味でも、いち個人として、俳優としてどれだけやれるかという危機感を常に持っています。帰る場所があるというのは強みですが、そこに甘えたくないという気持ちはあります。
― 中尾さんは、俳優一筋で頑張っていらっしゃいます。ドラマ、映画などにアーティストの方々が出演される機会が増えていると思いますが、アーティストの方との共演はいかがですか?
中尾:他の作品でも、音楽活動をされている方と一緒に出演したことがあるんですが、やはり表舞台に立たれているので、人前に出て見せるというセンスというか、表現の仕方が上手いんです。エンターテイメントとして大きな枠で考えると、同じカテゴリー。色々な事を経験しているから、人としての感性も豊かになって人間性もおもしろくなる。その魅力が画面にも出ているのかなと、羨ましく思います。刺激をもらっています。
水野:暢樹くんは優しいからそう思ってくれているんです。僕ら(アーティスト等)は、名前が出ているから役をもらっている・・・というふうに見られこともあります。でも、実際にはそうではない部分がたくさんあるんです。だから、「なめられたくない」という気持ちもあるし、「どんな演技ができるだ?」という目で見られることもあるので、失礼のないようにやらないといけないと気を引き締めています。
― ある意味、現場にマイナスから入っていくみたいな感じでしょうか?
水野:ぜったいそうだと思います。中尾くんタイプの方ばかりではないです。「なめんじゃないぞ」と思っている方はいらっしゃると思うし、僕らも同じ気持ちで向かわないと失礼になる。真摯に向き合わないといけないと思います。そういうのは画面に出てくると思います。
中尾:必ず出ていると思います。
― 演技をする前に必ず行うことはありますか?
水野:僕は、自分のメモ帳に必ず役のプロフィールを書き込むんです。その人の履歴、人となりなどを書いていくので、いつも台本が2つ(ドラマの台本と、自分の書いた役の台本)あるんです。監督と演技の話をするときも雰囲気だけで話すより資料があったほうが自分の意見も出しやすいので書くようにしています。
僕は5歳のときから13年間サッカーをやっていたんですが、高校3年生のときにちょっとグレて、最後の夏の大会でレギュラーを外されたんです。13年続けてきたのに、最後に努力をやめて失敗してしまったので、次は絶対に失敗したくないと思って今頑張っています。この仕事で妥協はしたくないという気持ちは強いです。
中尾:セリフを覚えたら思い返さないようにしています。監督の「よーい、スタート!」の声がかかるときは常にフラットな気持ちでいたいと思っています。あえて頭の中を真っ白にしています。昔は、「あそこであのセリフで盛り上げて、間を取って・・・」と考えながら演技していたこともありますが、最近変わりました。考えないほうが自由に演じられて、監督の話も理解しやすくなりました。
― では、最後にドラマをご覧になる皆さんにメッセージをお願いします。
水野:素敵なセリフがたくさん出てきます。それぞれのキャラクターが個性的で魅力的なので、好きなセリフ、好きなキャラクターに自分を投影してみるとより楽しんで観ていただけると思います。
中尾:今回のドラマはスタッフさん、キャストを含め、ロマンチックな人がたくさん集まりました。原作もロマンチックで、とてもきれいな世界観が広がっています。モノローグもきれいな言葉で綴られているので、そういうところを観て、感じて、元気になっていただけたら嬉しいです。
【水野勝(みずのまさる)プロフィール】
東海エリア発のエンターテイメント集団「BOYS AND MEN」のリーダー。アーティスト活動以外にも、バラエティ、映画、ドラマに幅広く活躍中。主な出演作品は、ドラマ「マジで航海してます。〜Second Season〜」(2018年・MBS)映画「HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY/HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION」(2017年)
【中尾暢樹(なかおまさき)プロフィール】
1996年11月27日生まれ.。埼玉県出身。
主な出演作に主演映画「一礼して、キス」ドラマCX「パフェちっく!」MBS「文学処女」KTV「はんなりギロリの頼子さん」など
2019年初夏に主演映画「チア男子!!」の公開を控える注目の若手俳優。
ドラマ「今夜、勝手に抱きしめてもいいですか?」
≪STORY≫
物語の舞台は、東京のシェアオフィス&シェアハウス。
明るく天真爛漫な主人公・莉子(矢作穂香)と面倒見がいいお姉さん気質の佳乃(加村真美)はルームメイト。そこに、同じサークルに所属する、不器用だけど一途な新(中尾暢樹)が加わり、3人で恋愛や将来の話を語り合う。だが、莉子は初恋の相手を忘れられず、新は莉子に思いを寄せ、佳乃は新が好きで…と、それぞれが実らぬ恋の三角関係にある。
ある日、新に紹介されたアルバイト先のシェアオフィスに莉子が向かうと、アメリカ帰りのカメラマン柊ニ(水野勝)と柊ニの才能を見込んだエージェントの翠子(入山法子)を目撃する。なんと柊ニは、莉子の初恋の相手だった!
5人の男女が繰り広げる、今一番愛しくて切ないラブストーリー。
配信・放送(全12話)
2018年9月29日(土)より、日本を含む世界10カ国・地域で同時配信・放送開始!
ひかりTV/dTVチャンネル®/ホームドラマチャンネル/関西テレビ /tvk
<海外>
インドネシア、ミャンマー、シンガポール、台湾、スリランカ、ベトナム、モンゴル
中国、韓国
出演:矢作穂香、水野勝、中尾暢樹、加村真美/入山法子 他
原作:「今夜、勝手に抱きしめてもいいですか?」(KADOKAWA刊)
原作 蒼井ブルー 著 三津留ゆう
企画・プロデュース:KADOKAWA、ひかりTV
制作会社:オフィスクレッシェンド
監督:二宮崇、瀧悠輔 脚本:遠山絵梨香、阿部沙耶佳
製作委員会:KADOKAWA、ひかりTV、松竹ブロードキャスティング、関西テレビ放送、tvk
© 2018「今夜、勝手に抱きしめてもいいですか?」製作委員会
公式サイト:www.hikaritv.net/kondaki
公式Twitter: @kon_daki
公式LINE:今夜、勝手に抱きしめてもいいですか?
※「dTVチャンネル」は、NTTドコモの登録商標です。
9月29日(土)より、ひかりTV、dTVチャンネル、関西テレビ、tvk、ホームドラマチャンネル ほかにて
順次配信・放送中!
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