カンテレ・フジテレビ系 火ドラ★イレブン『リビングの松永さん』（1月9日、夜11時スタート）の制作発表が、1月6日、都内スタジオにて行われ、主演の中島健人（Sexy Zone）をはじめ、共演の髙橋ひかる、向井康二（Snow Man）、藤原大祐、大久保桜子、黒川智花が出席した。
岩下慶子の人気コミックを原作に実写ドラマ化した本作は、ひょんなことから、同じシェアハウスで共同生活をすることになった恋に不器用なカタブツのアラサー男と、ピュアで一生懸命な女子高生のドキドキ年の差ラブコメディー。
主人公のグラフィックデザイナーの松永純を中島健人、女子高生のミーコこと園田美己を髙橋ひかるが務め、シェアハウスで暮らすメンバーには、松永と男の友情で結ばれているバーテンダー・鈴木健太郎を向井康二、医大生でいずれ松永の恋のライバルになる北条凌を藤原大祐、生活スタイルが謎な不思議オタク系女子・服部あかねを大久保桜子、憧れのお姉さん的存在のネイリスト・大貫朝子を黒川智花が演じる。
それぞれの個性を生かしつつ、この日は制作発表ということでドレスアップして登場したキャストたち。中島は「役ではいわゆる黒縁ですが、今日はあえてゴールデンメガネで。ドラゴンハッピーニューイヤー！ 黄金の龍のように輝くような1年にしたいですね！」と、晴々とした笑顔を見せる。
自身の役作りを、中島は「声のトーンを２つくらい下げています。喉の負担がけっこうありますが、松永に入るときは普段の中島健人ではない声色を見せられたら」と語り、「今年は声で色々な人を震わせたいですね」と意気揚々。
そんな中島について、髙橋は「めちゃくちゃイケボです！いつもの透き通るような声とは違う魅力で、内臓にズシーンと響く感じ。説得力があって生き方が見えるような、松永さんにピッタリだと思います」と絶賛する。
劇中ではリビングですぐ裸になるという中島。「1年で一番脱ぐ3か月だなと。ほぼ毎話脱いでいると言っても過言ではないくらい脱いでいます」と伝え、「去年の11月くらいまでわがままボディーだったんですけど、12月の東京ドーム公演と、松永さんの役があるので体を仕上げていこうと、週６でジムに行ってゴールデンボディを目指して頑張りました」と努力を重ねた様子。近くで見ていた大久保が「毎日、プロテインバーを食べて、プロテインジュースを飲んで筋トレしていましたね」が明かすと、中島も「撮影がクリスマスシーズンだったので、プレゼントはプロテインバーでした」と笑った。
一方で、向井は役どころに合わせて長髪のウィッグをつけて登場。あまりにナチュラルに似合っているため、共演者たちの中にはウィッグであることに気づかなかった人もいるほど。「髪型をどうしたらいいか、健人に相談しながら原作通りにしたほうがいいねと（長髪に）決めました」と話す。
ラブコメディー作品の出演はほぼ初めてという向井だが、中島との共演も初めて。15年前からの友人という間がらから共演者となり、「不思議な感じ」と顔を見合わせる。しかも、私生活と役柄も似ているようで、「めちゃくちゃやりやすい」と。中島が「今度2人でYouTubeできたらなと」と言い出し、向井も「健康（健人＆康二）YouTube！ デビュー曲は“人間ドッグ”」と声を揃え、会場を沸かせた。
松永さんと恋のライバルとなる予感の藤原は「医大生役なので、白を基調にした洋服にしました」とほほ笑むも、「ライバルとなる中島さんには勝てそうにないです」と早くも降伏宣言？ 「健人くんという存在が強い。カッコいいところが多くて、現場で裏でも支えてくださるし、もう第一話からカッコいい」と、憧れの眼差しを向けていた。
さらに、新年の抱負を『リビングの松永さん』というタイトルにちなみ、「〇〇の中島」と答えることに。髙橋は「静かな髙橋さん」、大久保は「恋リアの大久保さん」、黒川は「大人な黒川さん」と答え、藤原は「Wアタックの藤原さん」とし、「アーティストと俳優の両面を目指したいです」と意気込む。向井は「カッコいい向井くん、クールな一面の向井くん」と。「私はバラエティーのイメージが強いと思うので、お芝居で色んな一面を見せられたらいいなと」と意欲を見せた。
中島においては「純金の中島くん」と宣言。「今年は辰年なので、龍のように強い1年を生きていこうと思っています。その中で、去年からドラマでメガネをかけることが続いたんです。今回もメガネなので、“メガネベストドレッサー賞”を狙おうかなと」とアピール。
そして、中島から本ドラマの主題歌がSexy Zoneの「puzzle」に決定したことも発表された。楽曲について中島は「お互いの価値観やセンスを認め合う、この時代の中にピースのように当てはまる一曲。ドラマの世界観にも合う」と説明し、「聴いていただける方が最後の1ピースをはめていただけたらpuzzleが完成しますので」とアピール。
最後に中島が「和気あいあいとした温かいドラマです。年の初めから様々なことが起きていますが、その中でも皆さんが温かい気持ちになれるような一瞬を共有し、優しい気持ちにつつまれれば。2024年一発目にふさわしいラブストーリーのなっていると思います」とメッセージを送った。
＜１/９（火）OA第１話あらすじ＞
松永純（中島健人）は、仕事はできるが曲がったことが大嫌いな２９歳のグラフィックデザイナー。バーテンダーの鈴木健太郎（向井康二）、ネイリストの大貫朝子（黒川智花）、カレー屋のアルバイト店員・服部あかね（大久保桜子）とともにシェアハウスで暮らしている。ある日、オーナーの河北雅彦（山口森広）の姪で、高校2年生の園田美己（髙橋ひかる）が「ここに住まわせてください！」とお願いにやって来る。聞けば、両親が母の実家の旅館を継ぐため和歌山へ引っ越すことになったが、どうしても親友と離れたくない美己は、卒業までの一年間、叔父の家に居候して今の学校に通い続けたいという。ちょうどその日、シェアハウスには大学生の北条凌（藤原大祐）も内見にやって来るが、結局契約には至らず、空き部屋には両親を説得した美己が住むことになる。引っ越し当日、留守の雅彦から頼まれた松永は、美己にシェアハウスのルールを教え、早速“ミーコ”とあだ名をつけて、荷ほどきや買い出しに付き合う。しかし、ひと足先にシェアハウスに戻ると、そこには美己の母・朋子（映美くらら）の姿が。実は、雅彦が仕事でしばらく海外に滞在することになったため、朋子は未成年の娘を見ず知らずの大人たちが暮らすシェアハウスに置いていくわけにはいかないと、美己を連れ戻しに来たのだ。朋子から電話で話を聞いた美己はショックを受け、帰ってこない。心配になった松永は、美己を探しにシェアハウスを飛び出し…。
【放送枠】2024年1月9日（火）スタート 毎週火曜夜11時～11時30分（カンテレ・フジテレビ系全国ネット）
【タイトル】火ドラ★イレブン 『リビングの松永さん』
【出演】中島健人 髙橋ひかる 向井康二 藤原大祐 大久保桜子 黒川智花 ほか
【原作】『リビングの松永さん』 著者：岩下慶子（講談社「KCデザート」刊）
【脚本】田辺茂範
【音楽】眞鍋昭大 畑添美菜
【演出】金井純一 日暮謙 松川嵩史
【ドラマHP】 https://www.ktv.jp/matsunagasan/
【ドラマSNS】 ＜X（旧Twitter）＞ @matsunagasan8 ＜Instagram＞ @matsunagasan8
