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窪田正孝&津田健次郎、視聴者の反応に興味深々!「エゴサします!」 MBSドラマイムズ枠『滅相も無い』放送記念トークイベント&3話・4話先行上映会

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MBSドラマイムズ枠『滅相も無い』の放送を記念し、3~4話先行上映会が4月24日、ユナイテッドシネマお台場にて開催され、上映前に行われたトークイベントに、古舘寛治、平原テツ、中嶋朋子、 窪田正孝の豪華キャスト陣とナレーションを務める津田健次郎が登壇した。

本作は、演劇と映像を自由に行き来しながらめざましい功績を残し続ける加藤拓也が、初めて連続ドラマで全話脚本・監督に挑み、演劇と映像を交差させた完全オリジナルのSFヒューマンドラマ。日本に突如現れた”穴“。その穴に入るためにリゾート施設に8人の男女が集まり、ルールに合わせ「なぜ入ろうと思ったか」を話していく様子を描く。

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すでに1話と2話が放送され、多くの話題を集めている本作。古舘は「友人からも面白いと言われました。演劇っぽさを映像にすると失敗することもあるけれど、今回は上手くいっているんです」と満足気。「センスに溢れた監督」と加藤監督を称え、反響の大きさを実感していた。

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平原は加藤組の常連として知られているが、加藤監督の現場での様子を「加藤くんは何も変わらないですね。いつも通りです。大人よりも落ち着いていて、彼には映像だから舞台だからという境界線がないんです。僕も安心して臨めました」と絶対的な信頼を寄せる。

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中嶋はカラオケの熱唱シーンについて言及。「監督とは世代が違うので歌う曲がわからなくて困って。一生懸命に覚えました」と、30歳の加藤監督とのジェネレーションギャップに苦笑い。

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念願の加藤組に初参加した窪田は、「達観しまくっている監督。天才としか言えない発想があって、僕自身の殻を破ってくれました。優しく刃物で刺されるような刺激を与えてくれた愛のある人でした」と感謝の気持を口にする。

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津田は「凄く面白い脚本だけれど、独自の世界過ぎて・・・」とナレーションを務める前に葛藤もあったようだが、「現場に行ってからだと思った」とフラットな気持ちで臨み、「これをドラマでやるんだと思うと異例な気がしたけれど、収録も楽しかった」と回顧した。

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イベントでは、現在ロンドンにいる加藤監督と会場がテレビ電話で繋がり、生中継された。しかし、平原が持つスマホのカメラの向きが逆になっており、なかなか加藤監督と話ができず・・・思わず窪田が席を立ちフォローする場面も。なんとか中継は成立したが、加藤監督は「ロンドンは寒いです」とマイペース。窪田は「いつも通りトーンがブレない。ずっと一定(笑)」と苦笑。平原も「興奮することはないのかね…」と何があっても冷静な加藤監督の姿に会場からも笑いが起こっていた。

また、事前に寄せられた視聴者からの質問に答えることに。「もし出演するとしたらどの役を演じたいか?」という問いに、津田は「それぞれが当て書きだと思う。僕は9人目を演じたい」とニッコリ。「印象的なエピソードは?」と聞かれると、揃って第2話のタクシーの場面を挙げる。中嶋が「豪華なセットのシーン。お洒落でフランス映画かと思った」と羨ましがると、窪田も「結構なお金がかかっている!審議だ!」と同調していた。

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さらに、本作をより楽しむための「一言キーワード」をそれぞれフリップに書いて発表。古舘は「第五話!!」と自身の出演回を推し、「必死にセリフを覚えた古舘寛治を見てほしい」とアピール。平原は「リアリティ」。「各話の登場人物によって琴線に触れるものがあるはず。そのリアリティを楽しんでほしい」と。中嶋は「それぞれの愛の形、それぞれの心の穴」とし、「色々な愛の形があって、不思議な話だけれどそれぞれの愛の在り方を語っている。穴も実は心の中に開いた穴だったりする」と語った。

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窪田は「和多志を取り戻す」と答え、“わたし”をあえて“和多志”という漢字に書き換えた。「人にはそれぞれ過去があるけれど、それを長い人生のどこか清算するタイミングが来る。8話のストーリーの中で人との関係や過去を見つめ直すことで、今の自分や過去の自分を回収できるのではないか」と持論を展開。津田は「不思議世界」と書き「カテゴリー的にはSFだけれど描いていることは人間ドラマ。不思議な味わいの作品です。最後まで観た方が何を思うのか・・・。感想が気になるのでエゴサします(笑)」と言い、視聴者の反応を楽しみにしていた。

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そして、翌日46歳になる平原に、サプライズで誕生日をお祝いも。劇中の“穴”をモチーフにした特製バースデーケーキが登場し、その再現度に皆驚きを隠せない。平原は「凄いけれど、美味しそうではなさそうだな。穴の気持ち悪さを忠実に再現しているので怖いよ」と喜びながらも戸惑いぎみ。それでも一口食べると「美味しいよ!」と満面の笑みを浮かべた。

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最後に津田は「他とかぶることない作品で味わい深いドラマ。最後までご覧いただき、感想もバンバン書いてください」、古舘は「3、4話を観たら、次は5話が待ってます!」、平原は「独特な世界観でカメラワークも好き。俳優仲間も面白いと絶賛している。最後まで楽しんでください」、中嶋は「色々な見方が出来て色々な感覚になるドラマ」、窪田は「仲のいいキャストとやらせてもらっています。僕も皆さんがどんな反応をしているのかエゴサします。最後まで楽しんで」と声をかけ、イベントを締めくくった。

<全体あらすじ>
日本に突如現れた、7つの巨大な穴。ビルより巨大な穴、雲を突き抜ける穴、都会の真ん中に現れた穴…。混乱し、対応に追われ、様々な調査が行われたが、穴の正体はわからないまま。やがて人々は、穴とともに暮らし始めた。穴に入る者も多く存在したが、しかし、帰ってきた者はまだ誰もいない。
そして、穴を神とする者が現れた。名は、小澤(堤真一)といった。小澤は説く。「穴の中には救済がある」
12月1日。リゾート施設に、8人の男女が集まっている。川端(中川大志)、菅谷(染谷将太)、松岡(上白石萌歌)、青山(森田想)、渡邊(古舘寛治)、真吾(平原テツ)、井口(中嶋朋子)、そして岡本(窪田正孝)。彼らは、小澤をリーダーとする団体の信者たち。小澤の説くルールでは、穴に入る前に、「なぜ入ろうと思ったか」を話し、記録しなければならないのだ。岡本が切り出す。「そろそろ、始めましょうか」。少しの緊張の中、一人目、川端が話を始める――。超常の中で打ち明けられる、8人の密やかな人生の一部分。
これはドラマなのか?演劇か?映画か?稀代の演出家×豪華俳優陣による、 前代未聞の“穴”ドラマが始まる!!

【作品情報】
出演:中川大志 染谷将太 上白石萌歌 森田想 古舘寛治 平原テツ 中嶋朋子 窪田正孝 / 堤真一
ナレーション:津田健次郎  主題歌:クリープハイプ「喉仏」
監督・脚本:加藤拓也
企画・プロデュース:上浦侑奈(MBS)   プロデューサー:戸倉亮爾(AX-ON) 林田むつみ(MEW)
制作プロダクション:AX-ON  協力プロダクション:ウインズモーメント  製作:「滅相も無い」製作委員会・MBS
放送情報
ドラマイズム「滅相も無い」(全8話) 2024年4月16日(火)初回放送スタート
MBS毎週火曜24:59~、TBS 毎週火曜25:28~他

【配信】
■Netflixにて全世界独占見放題配信
■TVer、MBS動画イズムで見逃し配信1週間あり

公式HP:https://www.mbs.jp/messoumonai/
公式SNS
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©「滅相も無い」製作委員会・MBS