11月12日(土)公開、衝撃のノンストップスリラーエンターテイメント映画「ミュージアム」
カエル男が仕掛けるアナザーストーリー
「ミュージアム -序章-」
新たなスタッフ・キャストで製作!
WOWOW他で配信&放送が決定!!
興行収入45億を突破し、大ヒットの旋風を巻き起こした映画『信長協奏曲』など、主演映画が連続ヒットを記録する最も勢いのある俳優・小栗旬と、『るろうに剣心』シリーズで累計興行収入125億円を叩き出し、日本映画に新風を巻き起こした大友啓史監督の史上最強のタッグが実現した、衝撃のノンストップスリラーエンターテイメント『ミュージアム』(11月12日劇場公開)。原作はヤングマガジンで連載されるや否やその猟奇性とスリリングな展開から話題となり、映像化権の争奪戦となった。
そしてこの度、WOWOWでは劇中に登場するシリアルキラー“カエル男”が仕掛けたもう一つの作品<殺人>をオリジナルで構成し、映画とは別の新たなスタッフ・キャストでアナザーストーリー「ミュージアム -序章-」を製作し、配信・放送することが決定。
WOWOWメンバーズオンデマンドとGYAO!では本作を全4話(各約15分)に渡って配信し、WOWOWシネマではそれらを再編集し1本化したものを放送(56分)する予定。
雨の日に決まって起きる連続猟奇殺人事件。犯人は、“私刑”という名目で雨の日のみに冷酷な殺人を行うカエルのマスクを被った“殺人アーティスト”・カエル男。彼はターゲットを緻密に観察し、計画し、準備をし、殺人を実行。そして犯行現場に謎のメモを残し、それらをアート作品として掲げ、悦に浸る。アナザーストーリーとなる本作では、映画「ミュージアム」以前に仕掛けた“私刑”を明らかにし、カエル男の猟奇性をより浮き彫りにしていく。
メガホンを取ったのは、今年公開した『貞子vs伽椰子』の大ヒットが記憶に新しい白石晃士監督。元々フェイクドキュメンタリー形式の撮影手法を得意とし、これまでにも『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』シリーズ(12~)、『ある優しき殺人者の記録』(14)などで臨場感あるスリリングな展開を体現してきており、熱狂的な支持者も多い。本作もPOV(主観映像)を取り入れておりライブ感あるカメラワークが実現した。
主演を務めるのは近年、名バイプレイヤーとして映画やTVドラマに引っ張りだこの三浦誠己。お笑いから俳優へと転向した異色の経歴だが数々の映画作品に出演し、本年も『64‐ロクヨン‐前編/後編』、『ディストラクションベイビーズ』、『秘密 THE TOP SECRET』など出演作が後を絶たない。カエル男に翻弄されるターゲット・九堂役を好演した。
ほかに川島鈴遥、森田想、細川佳央、河屋秀俊、中野英樹、奥野瑛太、宇野祥平などが出演する。
今回同時に解禁となった予告編では白石監督が得意とするPOV(主観映像)形式を取り入れた内容も明らかになる。カエル男があらゆる場所に仕掛けたカメラ、そして主人公が劇中で撮影を強いられた手持ちカメラ、様々な目線で見せる映像からはカエル男の狂気とゲーム性を帯びた臨場感が伝わる戦慄の仕上がりになっている。さらに本作だけで描かれる“私刑”「親子愛の刑」が垣間見え、カエル男のターゲットとなった親子の果てには凄惨な姿を予感させる。
アナザーストーリーの最後で残すカエル男のセリフを聞いたあなたはきっと驚愕することだろう・・・。
キャスト・スタッフコメント
三浦誠己 コメント(九堂仁役)
① 脚本を読んだ感想
まず、撮影する現場を想像できた部分と、想像できない部分がありました。色々な条件を満たしながら、生命の危機や人間味を尊重して、格好つけたり、邪念を抱いた佇まいを、俳優の演技として、存在として、排除できうる隙間があるなと。そして繊細で素晴らしい脚本だと思いました。
② 撮影時に苦労したこと、役への向き合いについて
全部です(笑)。一番苦労したのは、リアルと最低限の説明条件のサジ加減を、どの辺にするかというのは部分でした。役柄については、予定調和にならないように、少し危険で投げやりな、破壊的な匂いを残しながら愛情深い男にしたいなと努めました。最後の最期まで読めなくなってると思います。
③ カエル男という特異なキャラクターとの共演について
カエル男を理解しようとは全く思わなかったです。「どうすれば?」が常に心と体を支配してて、スピード感に付いて行けてないのが正直なキャラクターの思いだったように思います。余り探り合う隙もありませんでしたし。そういう意味では、オーソドックスなサスペンスの仕掛けや起承転結を無視できたかなと。
④ 視聴者へメッセージ
現代の我々は沢山の映像に触れています。言い方を変えれば、現代の我々は沢山の映像に侵されています。「自撮り」「盗撮」「ドキュメント」「ニュース映像」「ドラマ」「映画」etc。演技においての方向性やジャンルも多岐に渡ってきました。まず、今現在、映像作品に侵されていて、演技に侵されて暮らしている事を皆様が感じて観て頂けたら嬉しいです。コレは挑戦映像作品です。是非!
白石晃士監督 コメント
愛のために、おぞましく非情なバイオレンスを実行しなければならなくなった男の悲哀を描くと同時に、愛を伝えることの美しさを描く娯楽作品を目指しました。愛する恋人や家族を思い浮かべながら「自分だったらどうするだろう」と見ていただくと、よりハラハラして楽しめると思います。
WOWOWプロデューサー・大瀧亮 コメント
映画「ミュージアム」に登場するカエル男は、仕掛ける事件の猟奇性やゲーム性は勿論ですが、何よりも実はターゲットを追い込む為の計画と準備を緻密に行い、実は一番汗をかいていると言っても過言ではないキャラクター性が面白く、この強烈なキャラクターに特化した別のお話を作ることで、映画を観る前後問わず楽しめるドラマを目指し企画しました。このアナザーストーリーに散りばめられた情報が映画「ミュージアム」にもつながる予備知識にもなりますし、POVの鬼才・白石晃士監督が描く新たな「ミュージアム」としても楽しむことができます。少し刺激的な展開にハラハラドキドキしながら、双方向に観ていただければ幸いです。
<ストーリー>
様々な殺人事件を取材するジャーナリスト・九堂仁(三浦誠己)は、3年前の「幼女樹脂詰め殺人事件」に冤罪見解を持ち、取材に奔走する日々を過ごす。そんなある晩、取材中に突然背後から現れたカエルマスクの男にメモを渡される。そこには「事件の秘密を教える。自宅に戻れ。」の文言が。急いで帰宅すると、いるはずの娘・伊織(川島鈴遥)がいない。伊織の机上には「これをつけろ」というメモと共に見知らぬ携帯とイヤホン。訳も分からず装着し電話に出ると、画面には拘束された娘と先ほどのカエル男が…!娘を救う為にはカエル男が指示することを全て遂行し、かつその様子を撮影しなければならないという。次々に下される理不尽な指示に追い詰められていく九堂。果たして九堂は娘を無事助け出すことができるのか?そして、カエル男の真の目的とは…?
出演:三浦誠己、川島鈴遥、森田想、細川佳央、河屋秀俊、中野英樹、奥野瑛太、宇野祥平
原案:「ミュージアム」(巴亮介著 講談社「ヤングマガジン」全3巻)
脚本:高田亮(『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』)
監督・脚本:白石晃士 (『貞子vs伽椰子』『ある優しき殺人者の記録』)
製作:「ミュージアム-序章-」パートナーズ
©巴亮介/講談社 ©2016「ミュージアム-序章-」パートナーズ
公式サイト:http://www.museum-movie.jp
「ミュージアム -序章-」
10月1日(土) WOWOWメンバーズオンデマンド先行無料配信開始
10月13日(木) 夜9時からWOWOWシネマにて無料放送
10月14日(金) GYAO!配信開始